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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

新しい流れを生み出す事

僕等、商業アングラーがやるべき事は何か?という話を少し。

商業アングラーの多くは「メーカーの商品を宣伝すること」に夢中になりすぎている気がする。

それは勿論重要だけど、コレで釣れました、コレじゃなきゃ釣れませんよ?などと言う古典的な宣伝で果たしてどれだけの消費者の心を動かす事が出来るのだろうか?という疑問がある。

釣りを始めたばかりの素人さんなら鵜呑みにして消費してくれるかもしれないけど、何年も釣りをした人には、そんな手法は通用しないと思った方が良い。

僕もそんな釣具業界の販促に騙されてきた人の一人である。

魚の口に売りたいルアーが付いていて、大物を自慢げにブツもちする。
勿論、それが悪いとは言わないけれどそこに僕は美学を感じない。

実は本当に売れる商品に宣伝、営業や販促は要らないのだけど、初めから売れまくる商品なんてのは稀で商品が売れるようになるまでにはもちろん販促活動、営業活動は必要である。

釣具屋にはルアーは多種多様なものが置かれていて市場は飽和状態であり、ルアーは溢れている。

「ルアーは消耗品である」という考え方、それは確かに間違いじゃない。

だけど、僕は「大事に使い続ける事」で見える世界を知っている。

ごくありふれた、ルアーを大事に10年使い続けたとしたら、どんな新製品よりも釣れるルアーに成るものだと思って良い。

何故ならば、ルアーを動かしているのはアングラーであり、ルアーそのものでは無いというのが大前提だからである。
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僕は商業アングラーである前に、嘘、偽りの無い本物を使いたい。

釣れないものは釣れない、釣れるものは釣れる、本来、それだけで良いはずである。

フィールドに関しても、誰かが釣った実績ポイントなんて誰かの実績であって自分のフィールドでも何でも無い。

釣りを面白くする為には結果を急がない事が実は一番面白い。
アングラーにとって、釣りは遊びである、仕事ではない。

遊びは人から与えられるから面白いのではなくて、自分で面白い事を考えるから遊びなのである。

僕はこれからも、光の当たらない釣りに光を当てて行きたい。
日本のフィールドがどれだけ素晴らしいのかを伝えて行きたい。

もっと言えば実績ポイント一箇所に集中しているフィールドを、色々なつりを僕らが提案して、実際やって見せて、釣りの楽しさを伝え、色々なフィールドへ釣り人を分散させ、その先には釣り人を増やす事でもある。

消費を増やす為には、市場を広げないとダメって事。

楽しく無いもの、メリットの無いものに、お金を使いたいとは思わないから。

色々な意味で楽しさを広げる事が、僕等商業アングラーの役目なんじゃ無いかな?

釣具を買って頂いているユーザー様。

そのお客様が、今、何を求めているのか?

売り上げを伸ばす為に必要なのは目新しい新製品を次々に生み出す事だけじゃない。

今までに無い、新しい流れを生み出して、それを楽しんで頂く事。

僕は今、そんな事を考えている。

 

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