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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

楽しく釣る為の模範

僕は今まで「釣は自由である」と唱えてきた。

もちろん自由に釣る為に注力してきたし、これからも方向性を変えるつもりは無い。
そもそも、釣は何かに拘束されるものではないから自由なのであるが。

釣ることを選ぶことも、釣らない事を選ぶことも、自由。
そんな自由を手にするには、まず、釣れるようになることである。
釣れる様になるには、釣れている人をコピーすればいい、日本人は民族的にそこは得意だ。

そこから先はどうすべきかを考えたいと思う。

それに、自由に釣るといっても、釣にはルール・マナーがある、一番は自己責任の範囲で他者に迷惑を掛けないということ。なりふり構わず、法規や良識を無視して、相手の迷惑を考えず、自分勝手に釣るのは自由に釣るという事に反する。

 

相手の迷惑を考えること、それが大切なのだけど、釣りたいが為に周囲が見えなくなってしまうこともある。若いころは、特に十代前半、僕もこの部分は出来てなかったから、よくベテランの釣師に怒られた。


怒られて、反抗して口喧嘩したりしたけど、やっぱり僕が悪かったと怒られたことで気付き反省して学び、繰り返す事は無くやってこれた。

とにかく釣りたい、大物を釣りたい、早く釣れるようになりたい。
その向上心は素敵な事。

しかし、そればかりになってしまうと見失ってしまうものも多くなる。
相手の邪魔をしないのもマナーである。

現代の社会的な現象なのかもしれないが、「相手を叱れる大人」が少なくなった気がする。
相手を正すには、自分が正しくなければならない。

そして自分の発言に確たる自信と責任が無ければ、相手を正しい方向へ導く事が出来ないだろう。



「釣り場にごみを捨てた人を注意して殴られた」何て事も、起こるかもしれない。

商業アングラーである、プロやテスターの使命は、今の現状をきちんと把握して未来の釣り、そのフィールドを守る事だと思っている。

他の釣師の模範に成る行動を誰よりも早く気付き、行動に移す事、率先垂範が求められている。

釣ること、魅せること、それはもちろん重要な部分だし、最大限の努力はするべき。

もちろん、自由な正しいやり方で。


 

ただ大物を釣るだけの時代は、そろそろ終わると思うのだが。

僕の中では10年前には、その時代は終わっている。

釣りたい時に釣ることが出来る自由。

釣りたい時に釣れない不自由。

釣に行くのも、行かないのも自由だ。

釣らない自由、より長く釣をす為に、大切な情熱を失わない為に。

釣に行けなくなること、釣をする場を失うこと、釣そのものが存続できなくなること。

もしかしたら、そういう時代が来ることを、想像してほしい。

この山、fimoから離れて行く人もいる。
これから入山してくれる人もいる。

それは僕達次第。

模範になる釣師が求められる時代がくるという事実。

そろそろ気付きませんか?

自分を正して、何かに怒れる、誰かを叱れる釣師になろう~

僕も努力します、もし間違ってたら、どうぞその時は叱ってください。

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