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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

むかしのかわすずき


ほんの少し昔、こんなルアーでスズキを釣ってた時代がありました。


リバーシーバスなんて言葉もなく、シンペンなんてものも無く。

ルアーはミノー各種、概ね、固定重心、下手すりゃバルサウッド。

正直、飛ばない。


ラインシステム?なんですかそれは?ここは内陸大河ですよ?

そんなので釣れたのか?

釣れましたよ、年間5本くらいは(笑)



当時は、インターネットも無いし、携帯電話もありません。

あるのは、噂と嘘に埋もれた僅かな真実。

そんな河口数キロならいざしらず、そんな上流にスズキはいない。

それが常識だった時代。


魚が釣れるか釣れないかもわからない。

実績の無いフィールド。

果てしなく広がる荒野から、小さな小さな宝石の原石を探すような釣り。


またそういう釣りがしたいと願っているから、今でも釣れない釣りばかりしてる。

ただでさえ、釣行日数が少ないのに確実な釣りを選ばないとどうなるか?

もちろん、それは知ってはいるけれど、今、大物1尾釣ったところで、きっと、僕の心は満たされない。


あの頃、夢中に追いかけてた気持ちで、もう一度、川のスズキが釣りたい。

やっと釣ったとしても、そこで海の魚が釣れたなんて、誰も信じてくれない様な場所で釣りたい。

それは贅沢な釣りなのかもしれないけれど。

我侭な釣なのかもしれないけれど。

ほんの少し昔、サクラマスよりも釣れないスズキが泳いでた時代があったこと。


忘れちゃいけない気がする。

もう一度、あの夕日の中の衝撃に逢いたい。





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