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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

夏の終わりに。

  • ジャンル:釣行記
今夜は雨が止まない夜だった。
筑後川へ向うフロントガラスへ大粒の雨が止め処なく降り続いている。
こんな夜は釣りも億劫になるものだがそれでも少しだけ無茶したい時もある。車外はレインを着るほど気温が低い訳ではなく、タックルを準備すると速乾性のTシャツだけで豪雨の中飛び出した。

まるでシャワーを浴びながら釣りをしている状態。でも、色々なものを洗い流したい気分の今の自分には丁度良い。

開始早々、ヒットとなるがこの時期の有明鱸のスタミナ、ウエイト、パワーはMAX状態。

じわりじわりと残り10mまできた所で、激しい鰓荒いと最後の暴走、爆発的に走る。ガッガッ?!と頭を振るとあっという間にフックを伸ばされバレてしまった。

こんな状況でそんな残念な終り方をしたくない。
バレるのは何時もの事だが此処で諦めればずぶ濡れの身体も楽になれるがきっと精神的には楽にはなれない。

投げ続ける事、2時間。

チャンス到来。81cm 4.5kg
背中の盛り上がりは筑後川名物、秋の有明鱸だった。

この時期の有明鱸はこのゴミだらけの泥濁りでもファーストリトリーブでルアーを捕える事の出来る身体能力を備える。

リリース後、流れに帰る後ろ姿が好きだ。
あと約2ヶ月でこの川鱸の最盛期を終える。

さて、今年はどんな秋になるだろうか。

雨の夜に釣りに行くも行かぬも自由。

されど行ったものだけが味わえる感動がそこにある。

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