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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

釣れない季節、始まりました~

今日は少し疲れている。

釣れなかったのもあるけど、走りきった時のあの感じに似ている。

清流鱸、淡水域の季節は終盤であることは間違い無いが。

まだ、詰め切れない部分を残したまま冬を迎える事になりそうだ。

筑後川フィールドの秋は急ぎ足で過ぎ去って行く。
シーバスシーズンの終盤を迎える時期は他の地域に比べると幾分早めである。

フィールド毎に季節折々の釣り方があり、4~5年も通えば、ある程度のシーズナルパターンとして戦略を組み立てる事も可能になる。

実は、そこには落とし穴があり、経験に裏付けされた、既成概念という邪魔者が自分の意識を支配してしまう。

そしてその事に気が付かないのが一番の問題。

アングラーの知ったつもり。

この時期は、この地合でコレ、ダメならあそこでコレ、それでもダメならその日はダメ?などという決め付けである。

釣れない時は、その支配を信じるのも一つ。

料理で言えば、伝統の味なのか?斬新な創作なのか?という部分であるのだろうが。

釣り人は釣果に対して、執着しがめつい一面を持っている。
当然、確約されている釣果が欲しいという気持ちはわからなくは無いけど、それを求めるが故に、毎年、同じ場所で同じ時期に、同じ魚を釣り続け、それが経験の蓄積だと信じてはいないだろうか。

何度も経験して知ったつもり。

それは時に覆される場面に遭遇するものであり、そんな意外な発見から次の新しい釣に繋がって行くものであったりもする。

僕にとっての釣果、魚との出逢いや接点は、到達点では無く。
釣りの世界ではよくある通過点、そのひとつに過ぎない。

ベストシーズンは終わったのは理解しているが。

それでも深夜に独りハンドルを握り筑後川へ向かう。

厳しい季節なのは百も承知の上で、探しているのは意外性である。

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僕は釣れない釣りを好む傾向がある、もちろん釣れる事は良いことだけど、釣れる、また釣れる、またまた釣れると繰り返す事の虚しさを知っているつもりである。これも覆される事も有り得るけれど。

雨後の晴れ、外気温は12度、大潮下げ、干潮3時半。

筑後川下流域において、この条件で釣りになる場所は限定される。
広範囲に釣りの出来る、清流域は渇水の激澄み常態で、生命感は薄く冬の川の様になっている。

今夜はどこに入ろうか?

途中、釣り具保管庫にしている、借りているトランクルームへ立ちより、冬用のジャケットとフリース、それと昔のK-TEN類を少し追加して。

再び走る。時計を見れば深夜1時、干潮まで時間が無い。

満潮は約530cm~0cmまで変動する、500cm以上の潮汐があるときは、一般的に言う下げ3部などは激流過ぎて釣りにならないことが多い。

干潮間際が勝負か?と思いながら。
ポイントに到着して、フィールドに立つが、やはり鱸の気配は無い。

ベストなピンに付いていたのはこの魚。
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引っ掛けちゃってごめんなさい、良型のマブナ、鮒釣りだったら大物の尺越えなんだけどね。

そして午前3時、うーん、帰ろう。

帰りは明け方の清流域で〆るはずだったが、車を止めた瞬間に強烈な睡魔と寒気でダウン、このところの睡眠不足がここで牙を向く結果となる。

ダメだ。

ポイントを目の前にしているのに、車のドアを開けられないくらい。

眠い。

そのまま、睡魔に負けて落ちてしまった。

そして朝7時、嫁からの激怒プンプン丸な電話で起きる、ダメな釣師で終わる。

「ちょっと川へ行くって、何処までいってんのよー!!」


えっと、家の前の筑後川なんですけど・・・・(苦笑)


今夜はフナに終わる、という話でした。




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