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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

キャスティング 基本講座 その3

キャスティング講座、少し応用編も織り交ぜながら進んでおりますが。

ジャイロキャスト いかがだったでしょうか?

フィールドで試して頂いた方、ありがとうございます。

前回同様、このログ、キャスティング上手な人はスルーして下さいね。

前記事を読んでない人は見てね。

その1http://www.fimosw.com/u/toyosikigijielab/efemqbdshoutsh

その2http://www.fimosw.com/u/toyosikigijielab/efemqbd28569gx

さて、3回目の今回は、ング・フェザーリングのお話です。
意外と深い世界なので、あまり本気にしないで下さい(笑)

このログを読むときはミングでお願いします~


そもそも、ルアーをキャスティングをする意味を考えて行くと、ただ投げればいいという事は無くなると思う。

実はキャスティングをしなくても釣れる釣り方は幾らでもある。
わかり易く云えばジギング、足元を歩いて釣るテクトロ。

投げるじゃなく、落とすになるのです、当たり前ですけど。

必要な事は、魚に針(餌・疑似餌)を近づける事にこの行為の目的があります。100m先に居る魚に届かない95mの懇親のロングキャストよりも、10m先の魚に確実に届いている12mのヘッポコキャストの方が、釣りの目的としては正しいのです。

何を目的とするか?でその方法が変わるものであといえます。

そして、投げる場所を任意に設定した投げ方と、とにかくあらゆる方向へロングキャストを繰り返し、魚との遭遇率を上げるキャストでは、その意味合いが違うという事です。


僕のフィールドである筑後川では、シーバスに限っても、5mのショートキャストから、約100m近くになるロングキャストまで状況によっては様々な使い分けを必要とします。

ホームでは概ね、シーバスの着き場は決まっているのでそのゾーンを通す事で結果が出やすいのですが、強烈な横風、正面からの強風の日など、まったくの無風、条件は様々です、風は必要以上に糸ふけを発生させます、そして大きく孕むラインは、ルアーのトレースコースを乱したり、レンジに落としたい時に落とせなかったり、その日の釣りに悪影響を与える事もあります。

ただ、相手は自然ですから、風を止めたり、雨を降らせたり自由にできませんので、僕等がその状況に合わせて釣りをシフトする必要がある訳です、そこでラインを調整する意味でサミング・フェザーリングが大きな意味を持つ事になります。

まず、魚の居る場所に届くキャスト、その次が弛みすぎず、張りすぎずのベストなラインテンションでルアーを送り込む、活きた動きをさせる為です。ルアーは着水直後から泳ぎだす(誘い出す)のが理想です。

それと、着水音、大きすぎず、小さすぎずです。
着水地点での最終的な速度コントロールの鍵を握るのが、サミング・フェザーリングの操作になるということです。

着水音は、その日の状況でコントロールします。

まずは、ドバーン!と大きく音を立てることが有効な状況。
魚が薄いとき、活性の低いとき、遭遇率を上げたいとき、スレていない気象的な条件で風、波など荒れているフィールド。大きな音を出したいが為に、わざわざ放物線の角度を上に上げて、所謂テンプラ気味の投げをします。それと本題とは外れますが、軽いルアーを追い風の時に遠投したい時もこのキャストを使います。

その逆に、静かにポトリ。。と落としたい状況。
サイトフィッシング、シビアなボイル、ライズを狙うとき、小物釣り、群れている魚を数釣りするとき、居付きの魚を狙うとき、着水音に魚がシビアなベタ凪の状況などでは、こちらを用います。

そんな中で、速度コントロールの幅が広いのがベイトタックル。

サミング (親指)ベイトキャスティングではこちらになります。
親指で回転するスプールを押さえてブレーキを掛ける。停止させるのが全てではなく、速度調整も兼ねています。

※画像のリールが古いのと、左手なのはご愛嬌という事でお許し下さい。

あらゆる気象条件に強い、全天候型のスピニングタックル。

フェザーリング
(人差し指)スピニングはこちらです。
スピニングはルアーの飛行中に、この動作をしなくても釣りに成るので、フェザーリングをしてないなんて人もいるかもしれませんが。
是非とも覚えて頂きたい技術です、放出中のラインに触れるか触れないかギリギリのフェザータッチで行うのがコツです。
着水時は一旦この状態になることで、風に攫われる余計なライン放出を防げます。

タックルは、適材適所です、状況に合わせて使い訳が出来ることが一番良いと思います。

そしてこれらの小さな基本操作を正しく行い、道具の正しい扱い方を身に着ける事で、ミスやライントラブルが少なくなり、快適に釣りが出来るのと、結果、安全性や経済性が向上して、釣りが楽しくなるものです。

上達への近道は、まず上達を意識する事、繰り返し練習する事、今の自分の技術を疑う事、他の釣り人の投げ方を研究する事。

フィールドに出る事が一番の近道です。




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