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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

江川ダム釣行 2月 釣師に降る春の雨。

2月下旬、春、公魚の接岸を待ちきれない僕は、雨の湖岸へ降りた。
以前から気に入ってるフィールドの一つ「江川ダム」である。


 福岡県内の渓流の解禁は3月であるから、まだヤマメ達に逢いに行くわけには行かない。

そんな中、九州の地へ来てから一度も触ってない道具達が部屋の片隅で今日を待ち侘びていてくれた。8番タックルにインターミディエイトのシューティングヘッド、同じく8番タイプⅡのシンキングラインをセットした。

そして今日も結論から言えば釣れなかった。

ストリーマーをキャストして各レンジを探って行くが当然の如く、今回も幻の鱒達が姿を見せる事は皆無だった。

実は今回はスプーンの師匠から譲り受けた竿の中に、ラミグラス社製のMADE IN USA カーボングラファイトロッドと呼ばれる時代の竿が何故かあったのだ。師匠がフライを殆どしているのを見た事が無かっただけに不思議な存在の竿ではあったのだが、薄汚れたアルミケースに収められたまま数十年は経過している状態で僕のところへやってきた竿である。



ところが、この十年、色々と理由はあるにせよ、一度も振った事が無かったのである。
嘗てこの湖が賑わっていた時代の竿では?との想いから今回の為に手入れをした。

アクションはドロンとした、もさっとした?ゆったりパラボリックアクションでラインスピードをそこそこに力まずキャストするのに向いている様である。サムオントップに構えた手の中でブランクの挙動も伝わりやすくフルラインも楽々伸びて行く様なロッドだった。これで30~40cmでも良いからレインボーでも掛かれば最高なのであるが・・・


湖岸に下りる踏み跡にこんなものが落ちていた。ガラス瓶である。ペットボトルなど存在しない時代にアングラーに飲まれたものなのだろうか?僕には持ち主が拾いに来るその日を待ち続けている様に見えた。
ぐしゃぐしゃに濡れた肩を落とし、希望を失い、息切れを起こし、熱くなった心臓を破裂させる為の帰り道。

上り坂を上がる事には大いに後悔をしたのだが、春の雨に釣が再開出来た事に感謝出来る満たされた時間だった。
何時か釣れると信じてまた来よう。

※追記
皆様、お待たせ致しました。ボチボチのペースですがようやく釣りに行く時間が出来ました。今後とも宜しくお願い致します。


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