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関根崇暁

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清流鱸考察 現場百回

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刑事ドラマなどに良く出てくる言葉に「現場百回」というのがある。

今回は釣りにもそれは当て嵌まるという話。

此処最近、実は筑後川にて落ち鮎のタイミングを計っている。

もちろん鮎を釣る為ではなく、鮎を捕食するであろう鱸のタイミングを狙っているのである。

僕が慣れ親しんだ北関東の大河では10月上旬がそれにあたるのだが、筑後川ではどうだろう?

鮎釣りをすればわかるのだろうけど、しなくてもわかる方法がある。

それは聞き込み調査だ。

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今朝は赤竿がカッコイイ、このベテランに話を伺うことにした。

もちろん名前も知らない、初対面のご老輩である。

そして、この瀬での鮎釣りウン十年という大先生である。

僕が挨拶をすると、愛想良く話してくれた。

「今年はダメたい、鮎のおらん、ハミ痕すらなかもん・・」

「昨年の大雨(北部九州豪雨)で流れの変わってしまったもんね・・」

「だいたい大堰の出来てから、魚の減ったったい。」

そうして、筑後大堰により海からの遡上魚を止められてしまう前の事、熱く語って頂いた、朝から晩まで転がしの仕掛けを引けば尺鮎が2~300匹も珍しくなかったという、そしてボラも鱸も沢山いたのだと。

当然、鱸の存在を知っていて、下流のポイントで51cmを釣ったという。

「もう、随分昔のことやけどね・・・」と、話を終えた。

毎日の様に見慣れた川でも、まだ話した事の無い人が沢山いる。

常に新鮮な気持ちで、川を見詰めて、色々な発見と出逢いを重ねて行きたい。

「現場百回」という捜査の基本があるように、釣りもまた「現場百回」というフィールドリサーチの基本があると思う。

年間で100回見たとしたら、概ね3日に1回は釣場を見ている事になる、すればベストシーズンを逃す事なんか無いはずであると、そう思う。

釣師は竿を持つと色々なものが見えなくなるもの。

時には、釣竿をカメラに持ち替えて、釣り場を歩くと良い。

それも釣りなのだから。

そうして、落ち鮎のシーズンはもう少し先、このコロガシ釣師さんが賑わう頃にピークを迎えるのだろう。






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