プロフィール

関根崇暁

福岡県

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:12
  • 昨日のアクセス:66
  • 総アクセス数:1089360

QRコード

BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

夏の渓、渇水の流れを訪ねて

8月に入り一気に気温は上昇して、真夏の日差しがやってきた。

この時期の渓流ルアー釣りは早朝が勝負なのはわかっているけれど。

結局、目が覚めるのは何時もの時間。
3ud5mgggic8amefgewrc_480_480-a108c482.jpg
夏の山、そして深い森。

渓に到着した頃には蝉の声が猛烈に湧き上がっていた。

しかし暑い。

梅雨の間は増水ばりで釣りにならない事も多かったけれど。
明けると一気に渇水方向へ向かう。

ついこの間まで好調だった流れにもヤマメ達の姿は無くなっていた。

夏山女魚、一里一尾とは良く言ったもので、足で稼いで魚を求めなければそう簡単に魚は答えてくれない。

3iy5kpgew3maunf4hnbc_480_480-d88d2585.jpg
それでも、木立の中を流れる渓に降り立つと、ひんやりとした風が心地よい。
agddvaxpkzo7fbxv3wke_480_480-d2d9f934.jpg
渇水の流れにはスピナーの釣りが適している。
今シーズンは、スピナーを徹底的に使い込んでいる。

ヤマメという魚は不思議なもので僅か20番のフライを見切る事もあれば、こんな似ても似つかないスピナーなどを活発に追ったりする。

それは釣るために必要な要素は、ルアーの色や形ではない事を改めて教えてくれる。リアルなルアーを否定する気は無いけれど、全く違う角度で考える良い切欠になる。
9hgywd54uy5i6ymc5iav_480_480-2d65e48a.jpg
何時もと別水系のヤマメ達、明るい川底の色に合わせて色彩が穏やかな個体が多く見られた。
cmp9g9c3raiiumgizywb_480_480-dc06b3bc.jpg
まるで宝石の様に輝くヤマメ達。
魚は大きさが全てではない。美しいという事も魅力の一つである。
pxegp5gd8czcovdx5zc7_480_480-417112f8.jpg
どの魚も幅も広くコンディションも良い。
73suu3aaxbr79o5axp2b_480_480-fb7619b1.jpg
魚は居るところには居るという言葉が一番当たっていると思う。
srxeaw5rtaijgtff9gd5_480_480-4ca57945.jpg
暑さを忘れるほど夢中になりながら釣ることを楽しむ。
スピナーだけで充分に釣れる、それとスピナーにはシンプルな中にある奥深さがあるものだ。
kmsi25r6fin5wam4p738_480_480-71eb0f13.jpg
フナやコイが泳ぐ平野部で育った子供の頃、山に棲む渓流魚を釣るのが僕の夢だった。

そう、あの時は釣ることが夢だった。

そして今は、釣ることで夢を見ている。


夢を叶えた先に見えたことは、この魚を釣ることで夢のような楽しい時間を、何度も味わう事が出来る。釣りに行けない時間を過ごせば過ごすほど、釣りに行ける時間っていうものは特別なものになって行く。
vieywww33a6nik2wkk2r_480_480-ea32c29b.jpg
まるでジャングルの中を歩く様な感覚で、そこには少し冒険があって。

それがまた楽しい。

あの頃、夏休みに見ていた終わらない夏の空は。
kpmzuhzx24o6pbc4vihu_480_480-2f4f4faa.jpg
きっとこの空なのだろう。

水遊び、山歩き、魚釣り。

それが今でも出来るという事は、とても幸せな事に違い無い。







 

コメントを見る