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関根崇暁

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BlueBlue.jpg 「背中に背負う蒼色は鳥から見た海の色」 「お腹に抱く蒼色は魚から見た空の色」 「BlueBlue 海を愛する人へ―」 「Where's your Blue?」 ima_banner.gif 株式会社アムズデザイン運営のima公式web site。シーバスルアーkomomo,sasuke等の紹介。ルアーテスターの釣行記、コラム等も掲載。

筑後川 釣戦(挑戦)は終わらない。

  • ジャンル:日記/一般

僕のフィールドである筑後川もうっすらと川霧の出る季節になってきた。水温と外気温の差が霧を発生させるということである。
頭上にはオリオン座が輝き、季節は晩秋というよりも初冬という感じさえする。そして外気温は8℃であり、この秋のシーズンで一番低い気温である。

ポイントに到着したときは既に干潮の潮止まりであり、地合を外しているのもいいところである。しばしポイントを観察していると深夜に仕事を終えた「筑紫次郎」氏から携帯に連絡が入る。

「どう?」と聞かれるが「干潮で入る場所無い(笑)」と話して、今の場所を告げると今夜のプランを報告する。
「今夜は結果が出るか出ないかわからないから、新地開拓で心中します」僕は既にこの時、決断をしていた。

今夜は、実績0の場所に突入する。

全ては0から始まる。0は何もしなければ0のまま終わる。
0を1に変えたければ、今までの確実な1を捨てる事から始まる。
実績ポイントで釣るのは容易いことである、そして他人が上げた実績を頼るのは更に容易いことだ。1という実績、その何かを求めるのなら、しがみ付いている確約された釣りを捨てる他は無い。

やがて潮は徐々に上げてきた。

ここで釣らなければ、今期も終わりかもしれない。
さあ、終わりにするのも、0を1に変えるのも自分次第だ。

今回は8.6Fの竿で来た、正直、セイゴでもいいと思っていた。
普段は使わないシンペンをセットしてフルキャスト、L字にラインを修正すると、ルアー先行でのドリフトを仕掛ける。

直後、「コツッ」という信号が僕の右手に伝わった。

居る、居る、此処にも居ると喜んだ瞬間、水中深くで魚は頭を振った。

「よし!」とファイティングに入る。

重い??寄らない??

徐々に距離を詰めて、水面を割ったのは、銀色の弾丸だった。
しばらくサイドプレッシャーをかけて暴れない程度に消耗させる。
足元に誘導して、リーダーを掴むと、手馴れた「テールハンドランディング」でキャッチした。

有明鱸、80cm 今期一番の太さである。

この体高がこの有明鱸の特徴である。
11月の夜空は高く澄んで、心に染み渡る感動を与えてくれた。

シーズンを終わりにするのも、しないのも。

0を1にするのもしないのも、自分次第。

さあ、釣に行け!投げて巻け!

僕等の釣戦はまだ終わらない。
 

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