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兎と狐、そして山女魚と私 の話

  • ジャンル:日記/一般
  • (の話)


つい先日の話であります、、、、



渓流釣りに挑戦!
にわかトラウトハンターに変〜身〜(^_^)ノ
とーさくさんは無謀にも渓流に分け入ったのでありま〜す。

とは言ったものにわか釣り師、道具も装備もいいかげんでありますから〜
やっぱり長靴では全く身動きがとれないのでありましてね、沢歩きもままならず動き回れる範囲はかなり制限されてしまいます。
右往左往しながらやっと辿り着いた良さげな所、、、

下流側の両岸が競り立つ切り通しに、淵状に成ったとろ場を見付けました。水深も有りそうだ。
こりゃ〜期待できますよって場所なんです。
右岸は傾斜のきつい雑木林の崖。
左岸は道路の護岸。と言っても高さは20m超はあります。
右岸に渡れれば水辺の際をなんとか歩けるのですけど長靴では渡る事も叶わず、、、
で、私の居る左岸は道路からスト〜ンとコンクリの壁でそのまま水辺なもんですから淵に近寄る事は出来ません( -_-)
その護岸なんでありますがね、斜面の途中に段が付いてまして、ほんの20cm程の出っ張りなんですが其処を歩けそうなんですよ。水面からは2m位の高さですから釣りが出来なくもないか?

他に選択肢も無さそうなのでコンクリートの壁に貼りつき、幅20cmをおっかなびっくり進んで行きまして、なんとか淵の端にたどり着く事が出来ました。
此所からなら静かなとろ場に放り込むことは出来そうです。
足元を覗き込むと、水が綺麗だから浅そうには見えますけど水深は多分私の背丈位はありそうですな〜

座る事は出来ず、後ろは壁ですから立ったまましゃがむ事すら出来ません。其れでもかなり広範囲を探ることが出来きそうですね。
対岸まで10mも無い位ですけど下流側はかなり広い水面が拡がっています。
期待できますよ、、、(^_^)ゞ
と、さっそく投げ込みたいのでありますが、なんせ壁に貼りつく様に立っておりますから竿を振ろうにもテイクバックが取れない。
にわかトラウトハンターでありますからキャストのテクニックなんぞありゃしません。
振りかぶれないので竿を押し出すように振ってみますけどどうにもね〜
で、案の定肩口の草に引っかけてしまいまして、ベイトリールですからグシャっとバックラッシュ!

やっちまった〜

トホホ、、、(>_< )
兎に角絡まった糸を解かないと。
立ったまま壁に寄り掛かった態勢でしょぼしょぼと糸を解く恥ずかしい姿を人には見られたくないな〜(^_^;)

解けない程のバックラではないものの糸がきつく食い込んでいてなかなか緩みません。
そうこうしている最中、水辺がパチャリ!

げっ!居る!!

足元を影がす〜っと横切っていきます。
山女魚だ、、、
居ますよヤマメ(^_^)ノ
速いとこ此奴を治さないとと焦るのですけど中々解けないないのであります。




パキッパキ(・_・;)

対岸の上手で枝の折れる音?
えっ、誰か来たのか?
いやいや、対岸に道は無いし傾斜のきつい雑木林だから人が降りて来るのは無理だろう。
幸い九州では熊に遭遇する心配はありませんけど、猪だったら嫌だな〜なんて思っておりましたら、、、

突然ガサガサっと黒い物体が雑木林から飛び出でました。
上手から下流へ向かって突進て来くるのは

兎、(^_^;)

灰色の、まだ冬毛なのかな?モコモコの大きな兎ではないですか〜
河岸を猛ダッシュ!私の前を通り過ぎ、その先の岩が迫り出している所まで来るとポーンと飛び上がってそのまま再び雑木林の中へ。
距離にして20m位、あっという間の出来事であります。
呆気にとられるとーさくさん

何だったの? 今のは?

、、、

、、、


流石は山深い沢だな〜、、、(^_^;)
おっとっと、そんな事よりバックラバックラ、魚居るんだから早く治さなくっちゃ。


なかなか解けず半ば切れ気味に悪戦苦闘しておりますと目の端に今度は茶色い物体が、、、?
ひょいと顔を上げると又何かが対岸を歩いて来ます。

犬?

長くフサフサの尻尾、

狐だ!

水に濡れているのでしょうか?痩せ細って貧素に見えますな(^_^;)
その狐、しきりと足元を気にしている様子でとぼとぼと此方に歩いて来るではないですか。


あっ、兎を追ってるんだ!
臭いを追っているのか?足跡を探しているのか?
対岸の私にはまだ気付いていない様子でゆっくりと歩いています。

それで合点がいきましたわ〜
兎は狐に追われていたんですね。
で、手練れの狩人はひたひたと獲物を追跡しておるのであります。
最初は貧相と言いましたけどそう思って見なおすとなかなか精悍な顔付きに見えてきましたな(^_^;)

対岸ではありますが川幅は10m程、壁に貼り付いて立ったままの私に気付いて然り、、、
が、、、全く気付いてない様子。
目の前をそのまま通り過ぎて行くんですよ。

私はとっさに声を掛けたい衝動にかられましてね


おい、何をしてるんだ?


はっと振り返った狐のお間抜けな顔(^_^;)
本当に気付いてなかったんだ、、、
びっくり仰天の相ですっ飛んで藪へと駆け上がって行ってしまいました。
その様が可笑しくておかしくて、、、




まるで別の世界に迷い込んでしまった様であります。

狩る者と狩られる者、彼らにとって命のやり取りは日常なのであります。
私の日常とはまるで違う彼らの日常が、川を挟んですれ違った瞬間であったのか、、、

私が声をかけたせいで狐は兎を仕留め損ねたかもしれません。なら兎は命を永らえる訳で、、、
仮に声を掛けなかったとしても兎は逃げ果せたかもしれない、、、
まんまと狐は獲物を仕留めたかもしれない、、、
彼らの日常をほんの少しだけ壊してしまった私は罪人なんだろうか?
自分のやった事に後悔しつつも、、、
あの時声を掛けてしまった私の衝動は彼らの日常とちょっとだけ接点が欲しかったのかもしれませんね。



私の日常に戻りましょう、、、

リールも復活し、釣りを再開。
私も狩人でありますよ〜(^_^)ノ
山女魚を狙う手練れのハンター
標的を定め何も知らずに泳ぎ回る奴らを仕留めてやるのであ、、、、


、、、、、


、、、、、


途方に暮れて立ち尽くすとーさくさん( ̄。 ̄;)

下流で又してもパチャン〜Σ(- -ノ)ノ
私の事なんか一切お構い無しで奴等は奴等の日常を謳歌している様であります。


兎と狐、そして山女魚と私、

1番ダメダメなのは私って事か、、、( -_-)


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