【とーさくの釣りあれこれ】失われた20年の話前編

万年ビギナーのとうさくさん、ルアー歴は短いですが、釣り歴は結構あります。

魚釣りをした記憶で一番古いものは幼稚園に入る前ですから。

うちのオヤジはバカがつくほどの釣り好きで、小さな頃から随分引っ張り回されました。
（このオヤジ、しまいには魚釣りを商売にしてしまうのですが、その話はまたの機会に）

小学生の頃はハエ釣りです
寒バエから盛夏の毛針釣りまで年中無休。
瀬にはいる時、オヤジはちゃっかりウエーダーですが私はいつも海パンですよ。
まだグラスロッドが主流で、やたら重たくて、一日中振っていると腕パンパンです。

小学校の高学年からは波戸でアジ釣りです
当時はイワシがうじゃうじゃいて、アジだけクーラーにいれてイワシは全部ほかしてました。（今思うと勿体ないね！あんなに旨いのに）

中学年になるとキス釣りや、テトラでクロやらイサキやらのふかせのまねごとなど初めて、
高校の時は地磯通いです。

オヤジはなぜか地磯にこだわってまして、

鶴見や蒲江の海岸沿いの道路から急勾配の斜面を真下に降りて行きます。だから釣り道具一式登山用のリュックに詰めてて、釣りに行くのに山登りをするような格好ですよ。
帰りは釣れても釣れなくても辛い(T.T)
（大漁だとクーラーが重い、ボーズだと心が重い、、、てか！）

主に地グロ（今風に言うとクチブトですかね）狙いのふかせ釣りです。
今みたいなナンチャラ釣法（スミマセン最近のふかせはよくわからないです）
なんか無くて、浮き下ヒトヒロ半からフタヒロで、4連の固定ウキ。

沖へ払う潮に乗せてサラシの泡が消える辺りでウキが一つまた一つと入っていく。
「最後の一つが入るまでまたんか！」と
オヤジによく怒られてました。

高校を出て、短い期間ですがヘラブナ釣りもかじりましたね。

この頃バス釣りのブームはすでに始まっていましたが、（こん時やっときゃ良かったなって）
なぜか私、バス釣りには何の関心もなく、当然知識もありません。

カブに乗って乙津川へせっせとフナ釣りに通ってましたね。（今でこそ乙津と言えばバスですけど、当時は、ヘラブナ釣りの隠れた名所でした。タナゴも居たんですよ！）

とにかく、あのままキャリアを重ねていれば今頃は大層なクチをたたける身分になっていたのでしょうけど。

それが、、、

二十歳過ぎてからは、どっぷりバイクにハマっちゃいまして、、、（その頃は、バイクショップの店員さんやってました）
モーターサイクルスポーツは一通りかじりました。週末はサーキット通いです（メカニックとしてですけど）

それで魚釣りはパッタリやらなくなっちゃったんですよ。

三十代はカメラです。作品の出来はイマイチ（いや、イマ二か）ですが、クラブに入って、定年退職したおじいちゃんたちと休みの度に撮影にあっちこっちしてました。（ヌード撮影会もあっちゃったりして(^o^)）

そうして20年間、釣りとは全く縁のない生活を送ってしまいました。

失われた20年です。

つづく、

Android携帯からの投稿