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澄み潮。

本日5本目のアップ。
(今日はこれで打ち止めますが)


冬。

水温低下や日照時間短縮など、
いろいろな要因で、
「潮が澄み」やすいシーズン。


「潮が澄む」って言うと、

ボトムまで見えるようなスッケスケの状況をイメージするかもしれないけど、

実は基本的に濁ってる状況で、
表層だけが澄んでいる状況の方が多く、

また、実はその影響が大きい。



「レンズ効果」


解りやすく説明すれば、

表層に出来ている澄んだ水の層をレンズとして考えると、

水深10mのところで、

透明度が、
「水面から1m」なのと、
「水面から2m」では、

レンズの厚みが「10%」と「20%」の違いとなる。


じゃあ、
「上から1mくらいまで光がさす、良く見える」
「上から2mくらいまで光がさす、良く見える」

ってことなのかと言えば、
それは違います。


光の強さにもよりますが、

レンズの厚みの3倍近くまで光が届くようになる。


つまり、
濁り始めるレンジを通り越して、

濁りの中まで光が差し込むってことになるわけです。


よく言われるのは、

「濁りはじめのレンジを狙え」

つまりそれぞれ、
「1.5mくらい」「2.5mくらい」
と理論上はなる訳ですが、

透明度が1mと2mの場合では、

1mのときに比べて、

2mのときの方が経験上、
もっと深いレンジでないと反応が得られにくい。


これは単に、

「より光が深く届く」ためで、

完全に濁ってるレンジでも明るくなるので、

場合によっては、
10mのボトムでもルアーを視認できるくらいの明るさになるって訳です。


バッシーは結構このレンズ効果を気にしているのですが、

それはシーバスにとってのレンズ効果の影響ではなく、

「ベイトにとってのレンズ効果」
を意識しているんです。


理由は簡単で、

潮が澄むってことは、
海上の鳥類から見える水深が深くなるってことであり、

水中から見上げるフィッシュイーターが見える水深も深くなるってことなので、

ベイトのポジショニングが総じて深くなるけど、
あまり下まで沈むとそこも喰われやすいレンジが近くなるってことになるので、

冬でも意外と中層くらいがホットレンジになることが多いからなんです。


ただ、
シーバスも視認できる範囲が拡がることに対してはナーバスになるのか、
中層にいたとしても、決して釣りやすいシーバスって訳ではないので、
結構厄介な状況を強いられる事が多いですね。


冬でも表層でシーバスが釣れることがありますが、

この要因のひとつには、

深いレンジにいたベイトを、
スイッチが入ったり、回遊してきたシーバスが下からつついて、

ベイトのレンジが上がることで、
表層がホットレンジになるからではないかと考えています。

深い川崎新堤の6番あたりでも、
冬に鳥山が立ったりすることもありましたよ。

今回は冬を例にとってレンズ効果に触れていますが、

これは濁りの強くなりやすい夏場の方が実はその影響が大きい。


夏場は表層が澄むってことは少ないのですが、

東京湾だと季節外れの北風が吹いたとか、
低い水温の水が河川などから急に大量に流れ込んだなんて時、
表層だけが澄むことがあります。


澄む理由には貧酸素水域の水が流れ込んだ(青潮)の場合もあるのですが、

総じて澄んでしまった場合は、
季節的に濁っていて、比較的上のレンジにベイトもシーバスもいることが多かったところで、

一気に澄むと言う大きな変化が起きるので、

変化の大きさと突如できた大きなレンズによって、

ベイトもシーバスも一気に沈んだりして、

「夏なのに、冬みたいな釣り方」でないと、
バイトを引き出せないなんてことがしばしば起こります。

これは近年、浄水技術や排水技術が進んだりしたことで、

以前より起こりやすくなってる現象でもあります。


潮が澄んだ、濁ったとか割りと
「現象そのもの」
にフォーカスしがちではありますが、

それによる影響がどう及ぶのかってところに意識を向けてみると、

意外なポイント、スポット、レンジとかを見つけるきっかけにもなりますので、

釣り場でちょっと考えてみると、奥が深いですよ!

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