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▼ ジャーキング続報。
ミノーのジャーキング。
「ブローインのジャーキング」って言う方がむしろ一般的かもってくらいに、
ブローイン140Sを使ったジャーキングをやってる人が多いですよね。
季節的にも、
大型のミノーへの反応が良いこともあり、
東京湾内のあちこちでやってる、釣った話が多く出る時期。
バッシーもここのところは、
あまり使わないできたブローイン140Sを多用してるのは釣行記でもお分かりかと思いますが、
実際は、
書いていないだけで、
・タイドミノースリム175
・同フライヤー
・ハチマルマグナム
・ikジャーク
・スティーズミノー125SR・MR・DR
・リレンジ130
・ワンテンR
・ビーチウォーカー・グアド130S
・ルドラ130SP・S
・バルナ110SP
・マリンギャング140S
など、
さまざまなミノーでジャーキングローテーションを構成しています。
元々はあまり得意ではなかったジャーキング。
バス釣りでもやってはいましたが、
マッディウォーターが主戦場だったこともあり、
春以外はあまり出番がなかったのですが、
そのときのジャーキングスタイルと、
今のジャーキングスタイルは、
だいぶ変わりました。
「ハードジャーカー」
ジャーク幅等に緩急はつけるのですが、
他のジャーカーと比べてみると、
結構強めにジャーキングしている方です。
強いジャーク、
普通のジャーク、
弱いジャーク、
そのどれが一番釣れるって事ではなく、
それぞれがハマる場面、
適してるミノー、
個々の適正や好み、
使用タックルの違いによる向き・不向き、
がある訳ですし、
バッシー同様に使い分けてる人もいると思います。
ジャーキング。
以前にも書きましたが、
ジャーキングすること自体が重要な訳ではなくて、
「サカナにスイッチを入れる手段のひとつ」
として、ジャーキングを織り交ぜていると言うのが正しいと言えます。
バッシーが比較的強めのジャーキングを用いるのは、
基本ただ巻きで釣れるなら、それで通しますが、
それではアピールしきれない、
それでは反応させられない、
それではバイトまで至らせられない、
そんな時にジャーキングを入れるので、
ミノーが大きくダートするようなハードジャークが最大級の強さで、
ミノーの首を振らせる程度の弱いジャークも、
トウイッチやストップ&ゴーと同一線上で、
リトリーブに取り入れている、と言うのが実際です。
さて、
ジャーキングがこれだけ流行ってるにも関わらず、
まだやったことがない、
やったけど釣れなかった、
やり方が良く解らない、
そんな人もたぶん多いと思います。
(流行ってるからやらないって人もいるかな?(笑))
ジャーキング自体は特別なことではありません。
が、
ミノーの向き・不向きがあり、
DAIWAやSHIMANOのミノーは総じて不向き。
ウエイトが動きやすいタイプは基本向かないからです。
またウォブリングが強いタイプも不向き。
ロール強めのミノーが向きますが、
これは動かしやすさと言うよりは、
ジャーク後の慣性や惰性で動く間、
つまりダートが出やすいのかローリングタイプだからです。
ちなみに、
S字アクションといわれるルアーは、
向くものと不向きなものがあります。
S字アクションは、
ローリングアクションを変換して生まれるものなのですが、
倒れ込みが大きいビッグベイトの場合は向きます。
メガバスi-SLIDEなんかは、このタイプです。
ブローインもただ巻きではS字なので、ジャークに向くのだと思います。
脱線しましたが、
まずはブローイン140Sを買って、やってみるところから始めてください。
やったけど釣れなかった人。
たぶん、
「やってる時間が短い」
これはどんなルアー、メソッドでも同じですが、
「これで釣ってみたい」と思って、
それでやり通すくらいでないと、
なかなか結果は出ません。
それでもジャーキングは、
比較的反応を得られやすいメソッドなので、
サカナがいるであろう場所で、
少なくとも一時間、
または1日の半分くらいの時間をジャーキングしていれば、
たぶん釣れる確率はそう低くはないと思います。
特に今はハメやすい時期なので、
あまり深くない場所でやり続けてみると良いでしょう。
「やり方が良く解らない」
ロッドの長さ、アクションによってジャークのしやすさが変わるので、
みなさん同じやり方と言うことにはならないのですが、
BlueBlue松本くんの動画のような、
連続でジャークするというのは、一旦頭から忘れてください(笑)
(松本くん、ゴメン)
「ただ巻きの中にジャークを混ぜる」
ってところから始めてください。
この場合、
やりやすいルアーはブローインではなく、
タイドミノースリム145SLD-Sやハチマルマグナム。
ブローインの場合、
デイだとただ巻きの動きがショ○過ぎる。
これはジャークオンリーで使うルアー。
連続ジャークに慣れないうちは、
連続ジャークしてて、
ルアーが浮いてきたり、
水面から飛び出したり、
釣れそうな動きに見えなかったり、
堤防にティップをぶつけたり、ぶつけないか気になったり、
水面を叩きまくったり、
とにかく疲れたり、
なんか上手くできないものです。
浮いてきても釣れますし、
(むしろ浮かせてバイトさせるメソッド)
釣れなさそうで、それが正解のアクションですし、
堤防にティップぶつけるのは、「知らんがな」(笑)です。
最初の1本が釣れるまでは「?」ですが、
釣れてしまうと、実はとても簡単なのがジャーキング。
ただ、
他のルアーでもそうであるように、
一回のリトリーブに、
多くのアクションを交ぜて、
反応の良いアクションを探してハメていくのは、
ミノーゲームでも同じ。
バッシーの場合は、ですが、
ジャーキングし続けてると疲れちゃうので(笑)、
一回のリトリーブで、
・3割がただ巻き
・5割がジャーキング
・1割がトウイッチ
・1割がストップ&ゴー
これをベースに、
その日の反応で割合を変えていくようにしています。
なので反応次第では、
全くジャークしなくなる日もあれは 、
ジャークオンリーの日もあるって訳です。
で、ジャーキングですが、
一回のリトリーブ内でも、
強いジャーク~弱いジャークを織り交ぜますが、
ルアーが遠くにあるときは強いジャーク、
狙いのスポット付近では弱いジャーク、
そこを抜けたら普通のジャーク、
近づいてきたら強いジャーク。
それぞれのつなぎ部分で、
トウイッチ入れたり、一瞬止めてみたりします。
ストップ&ゴーは、
単に止めるのではなく、
リールをグリッと速く巻いてから止めるので、
実際はリトリーブジャークになってますので、
ルアーはピタッと止まらず、少し惰性でスライドします。
ちなみにジャークの強さによるミノーの動きの違いですが、
強いジャークは、
強く水圧がかかるので、ミノーは急制動してつんのめるようにストップします。
普通のジャークは、
水圧のかかり方によって、
ミノーは横か上にスライドします。
リップがあっても上から引かれているので、
ラインに従って進むって感じです。
弱いジャークは、
水中でドッグウォークさせてるイメージ。
ジャーカーが多くてプレッシャーが高いときなどは、
この割合が増えることが多いかな。
個人的な印象としては、
強いジャークの方がスイッチを入れやすく、
結構激しいバイトがドカンっと出ることが多い。
また、
足場の高い場所では下方向にジャークする事が多いのですが、
この場合はロッドを堤防にぶつけないように弱いジャークになることが多いので、
強めのジャークを入れたいときはロッドを横方向にジャークすると良いですよ。
バッシーが使ってるロッドは最近はバーサタイルデバイスの90ML。
ソリッドティップな上、
松本くんたちが使ってる10ftよりも短いので、
比較すると強めにロッドを振ってると思います。
ジャークのテンポが一番掴みにくいと思うのですが、
水が澄んでいる今の季節なら、
バッシーは強いジャークでも、弱いジャークでも、
「スコーン、スコーン、小池屋スコーン」
くらいのテンポです。
(知らない人はYouTube等で観てね)
結構速いです。
濁っていれば気持ちゆっくりになりますが、
濁りが強いと、
一瞬ルアーが止まって存在が消えてしまうジャーキングは弱い。
この場合は、
連続して波動を出し続けるただ巻きの方が釣れる。
など、
ジャーキングだけでも結構書けるもんだね(笑)
バッシーもまだ勉強、研究、練習中。
今回はデカ目のミノーだけを取り上げましたが、
X-80SWなど小型ミノーでも通用するメソッドで、
小~大型ミノー、ビッグベイト、リップレスミノーなどルアーを変えていけば、
結局、通年通用するメソッド。
まずはやってみて!
- 2019年11月11日
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