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▼ ひょうたんからコマ。
先般アップしていたログで、一連の騒動(祭り、が正しいか)に関して述べました。
何気~に業界関係者もご覧になられてたようで。
「真摯に耳を傾けるべきコメントもある」
なんて事を書きました。
そうした、主に批判や避難が多いコメントの中に、実はユーザーやカスタマーの求める、業界の1つのカタチみたいなものを見つけてしまったり。
メーカー云々とかではなくて、
メディアの在り方について、なんですけどね。
ざっと雑誌なんかを眺めてみると、
当たり前ですがメーカーなどの広告が並ぶ。
以前の仕事で数年間、
広告主の出稿担当者をやっており、
メーカーと似たような立場で媒体に関わっていた事がある。
自分が関わっていた媒体は、高校生向けのファッション誌や音楽、アニメ雑誌とか。
広告出稿する際の「広告費」は、その雑誌の総発行部数などで決まる。
平たく言えば、
発行部数の多い雑誌は高く、また値引き交渉なんかも強気で値段を下げない。
掲載したい企業がたくさんあるから、
「あとがつかえてますから」
と、より高い条件の広告主を待ってれば良い。
(交渉は大抵広告代理店がやりますが)
が、そんな雑誌は今や稀有。
出版社は広告代理店の担当者に何度も足を運び、酒を飲ませ、頭を下げ、頑張って広告スペースを埋められるようにお願いするのが、むしろ一般的。
広告代理店でみんな働きたがる理由、解るでしょ?
(「日本はDTとSGが動かしてる」が持論です)
自分が関わっていた時期でも、既に多くの雑誌ではそうした状況だった。
すると、広告を出す「代わりに」、
「タイアップ、載せてよ」とか
「企画もの、ウチ取り上げてよ」
など、
広告以外の部分でオプションを求めるようになる。
つまり出版社が探して取材し、記事を作ったような「体(てい)」で、
実際は広告主を取材して記事を作っている訳です。
「渋谷のショップでお洒落さん発見!」
「○○体験してきました!」
みたいなのは、大抵そういう類いになります。
或いは、偶然見つけた「体」のジョシが、普通に事務所所属の仕込みモデルなんてのは日常茶飯事です。
(オスカー、多いよね)
悪い、と言うことではなく、そうした構造で成り立っていると言うことです。
で、本題。
釣り業界は、今もまだ雑誌が中心になってる感じです。
しかしながら発行部数は
「釣りの中の、ソルトルアーの中の、1つの雑誌」
ともなれば発行部数はもちろん、「実売部数」ともなれば、推して知るべしです。
他の分野の雑誌で良く見受けられますが、
「広告、読モと仕込みモデルしか出ていない」
なんてものもあります。
一部にはカタログとして部数を伸ばしているものもありますが、一般読者からしてみれば
「マニュアルとしては良いけれど、実感の湧かないモノ」
として受け止められ、多くの雑誌では、そうした状態は長くは続かず、飽きられて廃刊に追いやられるのがオチです。
釣り雑誌でも、特にルアーの分野では似たような構図が見受けられます。
多くの方が感じておられると思いますが、
一部のプロアングラーが、メーカーのバックアップで誌面を埋め、サポートメーカーのタックルを「何気なく」宣伝している。
釣り方などと合わせて紹介していて、そうした内容でほとんどの誌面が構成されています。
(参考にしますけどね)
ファッション誌で言うところの、
「○○ブランドの服や小物で初夏のコーディネート」
「読モ○○さんの一日に密着しちゃいました」
的なモノが、釣りに置き換わっている感じですね。
でも、ファッション誌がまだ受け入れられているのは、
「一般の読者が登場する機会は多い」点。
一般人のコーディネートを参考にするかどうかは別にして、
自分が出れるチャンスの期待も含めて、「入り込んで」いきやすいので、実体として身近に感じられるのです。
釣りでも最近はプロアングラーも身近な方も多いので、別世界の人感は少なくなりましたが、それでも雑誌に出てる人などは一目置いてしまいます。
長々と書いてきましたが、
「一般のアングラーが参加しやすい企画」なんていかが?
単純なもので、投稿したハガキの僅かな文章が掲載されただけでも、その雑誌に親しみを持って、ファンになってしまうものです。
「夕マズメGP」とかの読者参加型もありますが、あれは「セミプロ」位の方々、ほぼ凄腕の方たちで競ってるようなものなので、親近感は持てません。
自分はポイントの参考に「磯・投げ・堤防」とかも読むのですが、理想はあんなイメージです。
エサ釣りの方が誌面デビューはしやすい?
全てをそれで埋めたらモノ足りないですし、
ソルトでは特にポイントを明かす明かさないで揉める事も多いので、簡単ではないかも知れませんが。
例えば、
大野さんとか村岡さんとか荻野さんとかを引き連れないで、カメラマンとライターだけで隅田川水系を歩きまわって一般アングラーを取材、とか出来そうだけどなぁ。
海釣り公園とか、詳細の場所の説明や背景の解る写真を載せない前提で都市型河川とか、年にたった12回なら場所は十分あると思うけど。
昔、ソルトルアー雑誌がなかった頃は良くあったような記憶があるのですが。
「仲間内の凄腕さん」とか紹介しても良いような。
と、
こんなアイディア、と言うか「戯れ言」を思い立ったのは、みなさんの書き込みを眺めてて、
ルアー業界の、数少ないプロ偏重の構図に憧れつつも
「なんか可笑しくない?」
と言うフラストレーションに似たモノを抱えているのが根底にあって、
さらに本当に深い部分で強~い「健康的でない」不満因子を抱えている人もいて、一気に爆発したと考えてますが。
(個人的には、そこまでネガティブな方向でアツくならず、釣りしよっ、釣り!って意見ですが)
雑誌がなくなることはないでしょうが、
オファーを待たないでも「自分プロデュース」で即時にメディアに露出出来ちゃうのが、インターネットやSNS。
雑誌が衰退しているのは、そうした背景もありますが、
「広告主やプロ、業界のためのモノ」
みたいになってしまってるのが大きな理由ではないでしょうか。
それでも雑誌に出れたら嬉しいもの。
自分も「たまに」引き続き、つりニュースに記事を書いていますが、初めて掲載された時の喜びは今でも覚えています。
それなら、メディアならではの「チカラ」をうまく使ってファンを作っていけば、
雑誌はもちろん、業界もアングラーも盛り上がれる流れを作るきっかけになるんじゃないかな~。
あのコメントや書き込みの一つ一つを「市場の声」と捉えたら、実は貴重なマーケティングデータみたいなものだったり。
(普通、プレゼントとかつけてもここまでの辛辣な意見は集められません)
それをビジネスに活かされるのは、書かれてる側は堪ったもんじゃないですが、1つのきっかけを作ったのなら「着地する方向」としては健全なのかなと。
なんて「久々に」食卓に登場した大トロで一杯やりながら、こんなことを思いついたり(笑)
出版社さん、企画料は別に要りません、なんて。
また長いログを書いてしまった...
何気~に業界関係者もご覧になられてたようで。
「真摯に耳を傾けるべきコメントもある」
なんて事を書きました。
そうした、主に批判や避難が多いコメントの中に、実はユーザーやカスタマーの求める、業界の1つのカタチみたいなものを見つけてしまったり。
メーカー云々とかではなくて、
メディアの在り方について、なんですけどね。
ざっと雑誌なんかを眺めてみると、
当たり前ですがメーカーなどの広告が並ぶ。
以前の仕事で数年間、
広告主の出稿担当者をやっており、
メーカーと似たような立場で媒体に関わっていた事がある。
自分が関わっていた媒体は、高校生向けのファッション誌や音楽、アニメ雑誌とか。
広告出稿する際の「広告費」は、その雑誌の総発行部数などで決まる。
平たく言えば、
発行部数の多い雑誌は高く、また値引き交渉なんかも強気で値段を下げない。
掲載したい企業がたくさんあるから、
「あとがつかえてますから」
と、より高い条件の広告主を待ってれば良い。
(交渉は大抵広告代理店がやりますが)
が、そんな雑誌は今や稀有。
出版社は広告代理店の担当者に何度も足を運び、酒を飲ませ、頭を下げ、頑張って広告スペースを埋められるようにお願いするのが、むしろ一般的。
広告代理店でみんな働きたがる理由、解るでしょ?
(「日本はDTとSGが動かしてる」が持論です)
自分が関わっていた時期でも、既に多くの雑誌ではそうした状況だった。
すると、広告を出す「代わりに」、
「タイアップ、載せてよ」とか
「企画もの、ウチ取り上げてよ」
など、
広告以外の部分でオプションを求めるようになる。
つまり出版社が探して取材し、記事を作ったような「体(てい)」で、
実際は広告主を取材して記事を作っている訳です。
「渋谷のショップでお洒落さん発見!」
「○○体験してきました!」
みたいなのは、大抵そういう類いになります。
或いは、偶然見つけた「体」のジョシが、普通に事務所所属の仕込みモデルなんてのは日常茶飯事です。
(オスカー、多いよね)
悪い、と言うことではなく、そうした構造で成り立っていると言うことです。
で、本題。
釣り業界は、今もまだ雑誌が中心になってる感じです。
しかしながら発行部数は
「釣りの中の、ソルトルアーの中の、1つの雑誌」
ともなれば発行部数はもちろん、「実売部数」ともなれば、推して知るべしです。
他の分野の雑誌で良く見受けられますが、
「広告、読モと仕込みモデルしか出ていない」
なんてものもあります。
一部にはカタログとして部数を伸ばしているものもありますが、一般読者からしてみれば
「マニュアルとしては良いけれど、実感の湧かないモノ」
として受け止められ、多くの雑誌では、そうした状態は長くは続かず、飽きられて廃刊に追いやられるのがオチです。
釣り雑誌でも、特にルアーの分野では似たような構図が見受けられます。
多くの方が感じておられると思いますが、
一部のプロアングラーが、メーカーのバックアップで誌面を埋め、サポートメーカーのタックルを「何気なく」宣伝している。
釣り方などと合わせて紹介していて、そうした内容でほとんどの誌面が構成されています。
(参考にしますけどね)
ファッション誌で言うところの、
「○○ブランドの服や小物で初夏のコーディネート」
「読モ○○さんの一日に密着しちゃいました」
的なモノが、釣りに置き換わっている感じですね。
でも、ファッション誌がまだ受け入れられているのは、
「一般の読者が登場する機会は多い」点。
一般人のコーディネートを参考にするかどうかは別にして、
自分が出れるチャンスの期待も含めて、「入り込んで」いきやすいので、実体として身近に感じられるのです。
釣りでも最近はプロアングラーも身近な方も多いので、別世界の人感は少なくなりましたが、それでも雑誌に出てる人などは一目置いてしまいます。
長々と書いてきましたが、
「一般のアングラーが参加しやすい企画」なんていかが?
単純なもので、投稿したハガキの僅かな文章が掲載されただけでも、その雑誌に親しみを持って、ファンになってしまうものです。
「夕マズメGP」とかの読者参加型もありますが、あれは「セミプロ」位の方々、ほぼ凄腕の方たちで競ってるようなものなので、親近感は持てません。
自分はポイントの参考に「磯・投げ・堤防」とかも読むのですが、理想はあんなイメージです。
エサ釣りの方が誌面デビューはしやすい?
全てをそれで埋めたらモノ足りないですし、
ソルトでは特にポイントを明かす明かさないで揉める事も多いので、簡単ではないかも知れませんが。
例えば、
大野さんとか村岡さんとか荻野さんとかを引き連れないで、カメラマンとライターだけで隅田川水系を歩きまわって一般アングラーを取材、とか出来そうだけどなぁ。
海釣り公園とか、詳細の場所の説明や背景の解る写真を載せない前提で都市型河川とか、年にたった12回なら場所は十分あると思うけど。
昔、ソルトルアー雑誌がなかった頃は良くあったような記憶があるのですが。
「仲間内の凄腕さん」とか紹介しても良いような。
と、
こんなアイディア、と言うか「戯れ言」を思い立ったのは、みなさんの書き込みを眺めてて、
ルアー業界の、数少ないプロ偏重の構図に憧れつつも
「なんか可笑しくない?」
と言うフラストレーションに似たモノを抱えているのが根底にあって、
さらに本当に深い部分で強~い「健康的でない」不満因子を抱えている人もいて、一気に爆発したと考えてますが。
(個人的には、そこまでネガティブな方向でアツくならず、釣りしよっ、釣り!って意見ですが)
雑誌がなくなることはないでしょうが、
オファーを待たないでも「自分プロデュース」で即時にメディアに露出出来ちゃうのが、インターネットやSNS。
雑誌が衰退しているのは、そうした背景もありますが、
「広告主やプロ、業界のためのモノ」
みたいになってしまってるのが大きな理由ではないでしょうか。
それでも雑誌に出れたら嬉しいもの。
自分も「たまに」引き続き、つりニュースに記事を書いていますが、初めて掲載された時の喜びは今でも覚えています。
それなら、メディアならではの「チカラ」をうまく使ってファンを作っていけば、
雑誌はもちろん、業界もアングラーも盛り上がれる流れを作るきっかけになるんじゃないかな~。
あのコメントや書き込みの一つ一つを「市場の声」と捉えたら、実は貴重なマーケティングデータみたいなものだったり。
(普通、プレゼントとかつけてもここまでの辛辣な意見は集められません)
それをビジネスに活かされるのは、書かれてる側は堪ったもんじゃないですが、1つのきっかけを作ったのなら「着地する方向」としては健全なのかなと。
なんて「久々に」食卓に登場した大トロで一杯やりながら、こんなことを思いついたり(笑)
出版社さん、企画料は別に要りません、なんて。
また長いログを書いてしまった...
- 2014年5月15日
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