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  • カテゴリー:釣行記
雨の日も風の日も・・・


はたまた、ヒラスズキを狙う上では忌み嫌われる、晴天ベタ凪の日にも・・・


その男は何度も磯に立ち、挑戦し続けて来た。


およそ二年。

散々辛酸を舐め、苦汁を呑まされて来た男のロッドが、遂に・・・遂に曲がった!






6月21日。

後輩の結婚式に出席した後、TOMMYとごっさんは南紀へと車を走らせた。

時期的に考えてもラストチャンス。

いや、もしかすると既に厳しいかもしれない。


それでも一時間に10mmを超える土砂降りの雨と、波高3mの予報が期待を膨らませ、磯へと足を向けさせた。



串本市内の居酒屋で腹ごしらえを済ませ、予報通りの雨の中ポイントへ。


到着時の潮位時刻は、上げ6分といったところ。

この日は満潮から下げの時間に的を絞ったゲームプランを組んでいた為、ここでしばしの仮眠を取る事にした。




助手席ですぐに寝息を立てていたごっさんをよそに、TOMMYは中々寝付けずにいた。

濡れたフロントガラス越しに見える白波は、少しずつ高さとパワーを増していった。


(もう少しの辛抱だ。)





6月22日、AM1:00。

とてつもなく長い三時間がやっと過ぎた。
モソモソと準備を済ませ、いざ出撃!


風速10mの向かい風と、そいつに乗って顔面を叩く大粒の雨。

そしてとめどなく押し寄せる太い白波。


こんな状況にも関わらず、にやけてしまうのは、よほどのバカかヒラ師だけである。


ふとごっさんの顔に目をやると、やっぱり同じ顔をしていた。


加えて、「荒れろ荒れろ~!」とまで。

たくましくなったものだ(笑)。





AM3:00。

寒い。

ガタガタと自然と震えが起こるくらいにびしょ濡れ。
レインジャケットなど、何の役にも立たない。


実釣開始から二時間。
魚はおろか、バイトすら得られない。


(やはり魚は抜けてしまったのだろうか・・・。)

いればすぐに食って来る様な状況であっただけに、期待が次第に不安へと変わっていく。


とりあえず明るくなるまでは、あの手この手で反応を探す事にした。




AM4:30。

よくよく海況を見てみると、まとまりのない波によって、上っ面のみの“ガチャ波”に覆われているのが確認できた。

所々に切れ藻も流れている。
こいつは良くない。


波向きは西から。

ここで思い切って移動する事にした。




AM5:30。

移動した磯は風もなく、まとまりのある波が押し寄せており、素晴らしい海況に恵まれていた。


「出るぞこれは!」



右と左に別れて磯に立つ。

実績の高い右のスリットには、今にも出そうな雰囲気が漂っていた。



TOMMYは、左側にしばしルアーを放ってみるが反応はない。


「出ない?」


右のスリットを狙っていたごっさんに聞く。

「出ないね・・・。」


この状況で出なければ、魚はいない!と思える程の好条件。


(いないのか・・・?)




「ちょっと代わって」


と放ったTOMMYの一投。


『ガツン!』


「よっしゃ!いたぞコノヤロー!」


素晴らしいファイトの末に釣れたのは68cmのナイスサイズ!

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興奮冷めやらぬTOMMYにごっさんが呟いた。


『また朋君が釣っちゃったじゃん・・・』


「いや待て待て!魚はいたじゃねーか!(笑) 釣れるから!まだ必ずいるから!」

もう必死(笑)。


魚をストリンガーに括りながら思う。


(やべぇ・・・ありゃマジだな(笑))


このまま終わっちまったら寝付きも悪い。

TOMMYはここで竿を置き、ごっさんのセコンドに付く事にした。


「右は荒れちゃっただろうから、今度は左を攻めてみよ!」




AM6:30。

下げ8分。
あまり時間はない。


「狙いはあそこ。ルアーを落とす場所はあの辺り。流れを掴ませてゆっくりロッドを引いてみて。」



正直そいつを伝えるまでごっさんは、リーリングのみに頼っていた感がしていた。

ロッドを有効に使い始めてから、途端に雰囲気が変わった。


「タイミングはごっさん次第で。」

そう言い放った次の一投。


「あっ!」

と声を発したごっさんのロッドティップに目を向けると、『グン!』と大きく引き込まれた!


「来たっ!!」


「おっしゃあ!バラすなよ!」


必死にファイトするごっさん!

すぐさま体を出してのエラ洗いを、二度魅せるヒラスズキ!


「おおっ!でけぇぞ!焦るな!」

ごっさんの右手に握られているのは、TOMMYの元相棒「BUCCANEER 120M」。

TOMMYに数々のヒラスズキを連れて来てくれた名竿だ!


「大丈夫だ!落ち着け!」



次の瞬間、引き波によって一気に引き込まれるライン!


「ごっさん!ドラグ!ドラグ!」


ラインが磯際でこすれて悲鳴を上げる度に、TOMMYも凍り付く。


「波は俺が見てるから、ファイトに集中して!」


「どうしたらいい!?どうしたらいい!?」

テンパるごっさん!(笑)


ザーッと引き波の中、顔だけ磯に乗った状態のヒラスズキ!


(ひえぇぇぇ~!)


最早一時の猶予もない!

「次だっ!この波でズリ上げろ!」


ザーーーッ!


オーシャングリップを片手にダッシュで魚に駆け寄るTOMMY!



「よっしゃ!穫ったぁ!」



「やった!やったぁ!」


「やったなぁ!」

肩をポンと叩いてやると、目に涙を浮かべ、クシャクシャの顔で抱き付いて来るごっさん(笑)


(やめろくっつくな・・・(笑))


早朝の磯で抱き合う、37才おっさん二人。


AM6:45。
ごっさん、人生初ヒラスズキGET!

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数年前にTOMMYが人生初のヒラスズキを釣り上げた、思い出の磯での出来事であった。


計測の結果、仲良く68cm(笑)。

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若干、ごっさんの方が太かったかな・・・。
まぁそういう事にしといてやるよ(笑)。

なぁヒーロー!



おめでとう!ごっさん!


 

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