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狙撃炸裂

  • ジャンル:釣行記

今年もシーバスフィッシングの最盛期がやってきた。


どんなに疲れていようが眠かろうが、寝る間を惜しんでフィールドに立つ。

そんな疲れすらも凌駕するヤツ等が、流れの中で待ち受けているからだ。



キーとなるのはやはり降雨、台風。

この時期は一雨ごとに気温が下がる為、ベイトとなる鮎もそれに合わせて落ちる。
例え“落ち鮎”と言われるまで成熟していなくとも、流れに負けて魚は必ず上流より落ちて来る。

そいつを労せずして食らうシーバス。
それを労して狙うアングラー。

これがこの時期のお決まりパターンだ。



そろそろ秋の気配が漂い始めた9月13日。

盟友ごっさんとナイトゲームに立った。

翌日からの連休は、早朝よりこちらも毎年恒例の秋の家族キャンプが控えていた。

「明日のおかずを絶対釣って帰るぞ!」

そう息巻くごっさん。


しかし、この日は生憎の向かい風。
狙いのピンにルアーを送り込むのが、中々至難の風模様。


二時間程竿を振るも、アタリすらなし。


「やっぱりまだ早いな・・・。」

TOMMYが狙う時合いまでは、まだ一時間程あるだけに、ここで帰る訳にはいかない。

と、後方で竿を振っていたごっさんが、「朋君まだやる~?俺そろそろ帰るわ~」と(笑)。


(おいおい!おかずの話はどこへいった?(笑))


仕方なく、TOMMYは一人居残り釣行。


来るべき時合いに備え、散々撃ちまくったポイントをしばし休ませる。

30分程、辺りの草木に同化していると、急にぴたりと風が止んだ。

途端に張り詰める空気。

ボラが飛び始め、いよいよその時が来た。


TOMMYは先日、yohechiさんに貰ったばかりの“ごっつぁんミノー89F”(ドラゴンカラー)を結んだ。

その一投目。

流れのピンにルアーを送り込み、流れを掴ませてからU字を描く。
そして、その先の更にピンに入ったのを確認し、リトリーブにトゥイッチを入れる。


「ゴゴン!」


「よし!食った!」


『ジジジジッ!ドバババ!』



(おっ!?ナイスサイズじゃねーか!)


しっかり追い合わせも決めた所で、ウェアラブルカメラ“コンツァー”の録画ボタンをスライドさせた。


良型とのナイトファイトを納めた闘画がこちら。




み、見にくい・・・(笑)。

普段は使わないライトもしっかり照らして撮ったのに・・・。

臨場感を出す為、音声もそのままにしようと思っていたのだが、これが何とも不快(笑)。

ガサガサと音量レベルを突き破る程の、ライジャケが擦れる音に混じって、「んふ~!」だとか「くっ!」だの気持ちの悪いTOMMYのファイト音声が入っていやがる始末(笑)。

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釣れたのは73cmの良型。

この日はこれで満足し、とっとと家に帰ってキャンプの用意。


翌日からのキャンプは春に続き、和歌山からyohechiさんも参加。


ほとんど釣りはしなかったが、それでもアマゴと岩魚が数本遊んでくれた。

春に続き天候にも恵まれ、いつもの如く最高だった石徹白キャンプ。

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たくさんの写真に思い出を写し、渓流はまた春までお預け・・・。

寂しいなぁ・・・。



そんな寂しさを吹き飛ばすかの様に、翌週には台風16号が発生。

この雨こそが本格的な秋シーズンの到来、“落ち鮎”を運ぶ引き金になるだろうと踏んだTOMMY。


東海地方上陸直前に温帯低気圧なったものの、この辺りにはかなりの降雨量をもたらしてくれた。


その二日後。


一年振りに入ったとあるポイント。

普通に歩けば10分の道程を、30分程掛けて闇をストーキングし、川面に一切の気配を絶って立つ。


目の前には最高の流れ。


(出るぞ・・・)


狙いは80cmを超えるランカーサイズ!
ここなら狙える。


ルアーはこの時期まで封印していたサイズ、“ごっつあんミノー125F”(ブラッシュスター)。


闇に目を凝らし、辺りの状況を徹底的に捉える。


そして一投目。

流れが思ったより速く、ルアーがピンよりやや下を通過してしまった。


二投目。

着水点を微調整し、狙いのコースを通して足元まで引く。


『ググッ!』

押さえ込む様なアタリを捕らえたが、惜しくも針掛かりせず・・・。


しかし針に触った感覚ではなかった為、すぐさま三投目。


同じコースを通してやると、『ゴゴン!バシャ!』

水面直下で食い上げる様にバイト!

瞬殺ファイトでブッコ抜いたのはまたもや70UP・・・。

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しばらく場を休めながら、数投。


同じルアーではおもしろくないので、ここで落ち鮎を模したトップルアーに変更。

先程よりも沖目のラインを流してやると、『ドパァン!』

闇夜をつんざく捕食音と共に、ルアーが視界から消えた。

しっかり重みが伝わった所で、合わせを入れると、凄まじいエラ洗い!


(いったか!)


数度の突っ込みをかわし、ズリ上げ。

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ストリンガーに括ると、先程の魚と同サイズ。


ランカーには遠く及ばず・・・。

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しかし、この日は三投目と十投目で二本の70UP。

ランカーは出なかったものの、しっかり狙撃が炸裂したので大満足。


鱸が生息していない北海道の友に送ってやろうと考えたが、送るには少々荷が重いサイズ・・・。

これじゃあ鱸だけで箱一杯になっちまう(笑)。


今回は二本共しっかり回復させ、そっと流れの中へ帰してやった。



(また闘ろうぜ。)



さぁ、いよいよ今年もヘロヘロの季節の到来だ!(笑)。

突っ走るぜぃ!



 

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