釣旅第13弾「釣りたいけれど、釣りたくない」 川内川 1日目

初めに九州熊本地震にて亡くなられた方にお悔やみ申し上げます。また被災された方にお見舞い申し上げます。一刻も早く日常が戻るよう願っております。



去年も何度か釣旅には行けたのだが、魚が釣れない、ほぼ釣れない(笑)
 
釣果を最優先していないのは毎回のことなのだけれど、身近な人に馬鹿にされてばかり・・・。

何しに行ってるの?(笑)

的な会話にも疲れてきた。

そろそろ釣らなければ。ということで釣れない理由を考えたのだけれども、狙っている魚種に問題がある可能性に気がついた。

ヒラスズキ、ヒラマサ、ジャイアントトレバリー(笑)

タイミングを合わせられない釣旅で平鱸や平政の好状況に遭遇することは稀なんだと。

GTに関しては沖磯を含まないショアから釣り上げることを目的としているし。

釣りを止めなければ何時かは釣れるのだろうけれど釣れる可能性が低い釣りを選択している。

それなら河川の鱸釣りであれば出合える可能性が先に述べた魚種よりも高いと考えた。

それに河川の鱸釣りはそれなりの経験がある。

なので、今回の釣旅に選んだ場所は・・・。



鹿児島県川内川



ジェットスター航空のセールチケットを購入し、格安レンタカーを予約して準備は整っていた。

出発までのルーティンは同じで、直前まで荷物を整理して成田ガレージへ車を預ける。







成田空港第3ターミナルも慣れたもんだ。









約1時間40分ほどのフライトで鹿児島空港へと到着した。
 
とても便利な世の中だ。
 
先ずはレンタカーを借りて薩摩川内市方面へ。





途中、ドラッグストアで飲料を買おうと寄ってみたら熊本地震の影響で水が売り切れていた。
 
今回、起きてしまった震災を目の当たりにする。
 
震源地の状況が思い浮かんだ。
 
私も東日本大震災では被災者となった経験がある。
 
蛇口から水が出ない不便さ。
 
配給に並ぶのも長時間であった。
 
そしてガソリンの困窮は記憶に根強く残っている。
 
今は気持ちを強く持って各々ができることを続けていくしかない。

姶良市を抜けて薩摩川内市へ。
 
通りすがりの山道や里に流れる河川などを眺めながら川内川を想像していた。
 
支流が続々と合流する川内川の状況は?
 
本当は磯場へ直行する予定だったが、どうにもこうにも川が気になってしまって、少しだけ簡単に入れそうなポイントだけチェックすることにした。











すると、どうだろうか。
 
如何にも釣れそうな流れじゃないか。
 
少しだけのつもりが完全に気持ちが川へとシフトしている…。
 
干潮に合わせて数ヶ所の磯場を確認するはずだったのに見回る時間がなくなってしまった。

それでも波の状況だけ確認するべく沿岸部へ向かった。

川内川の狙っていたポイント周辺からは少々の時間を要した。

この移動時間が釣旅では重要で、これを考慮しないと意外に時間を費やしてしまい実釣時間が減ってしまうのだ。

ルアーを投げてないと魚が釣れないので、下手に移動するなら粘ってルアーを投げ続けたほうが良い場合も多々ある。







海辺に立ってみると予想以上に波がなかった。
 
低気圧が抜けて早々に波も落ち着いてしまったようだ。





先端付近まで出てみると若干のサラシが広がっている。
 
磯のタイドプールにはベイトがいたので可能性はあるかもしれない。
 
これから準備をして釣りができても30分ぐらい。
 
潮が上がってくれば手前の磯に波が当たらなくなってサラシが無くなるだろう。
 
河川の状況が良さそうだったので、今日は平鱸を狙わずに川鱸を狙うことにした。
 
ここに来る前に気持ちは決まっていたのかもしれないが。





それでも少しだけ違う磯場も(笑)
 
沿岸部に来るだけでも時間が掛かるのでね。
 
今回の釣旅中に波が上がるかもしれないから。
 
クロダイ釣れるんだろうなってポイントと周辺の磯場を見てから河川に戻ることにした。









数ヶ所のポイントを回って気がついた。
 
急に回りすぎて、どこがどこのポイントだったか覚えていない(笑)
 
この辺が良さそうだ。
 
あれ?磯場に行く前に見たな…。
 
みたいな(笑)
 
アウェイの洗礼か何かで村岡昌憲氏がプリントアウトしたマップに手書きで情報を書き込んでいたのを思い出した。
 
あれを見たときは古典的な方法だなって思ったけど、あれはあれで着実な記録方法なんだって考える…。
 
分かったところで紙のマップは用意してないので記憶を振り絞って記録に落としていく。





日が沈んでから約30分間の照度変化が時合い。
 
この好機を逃さぬようにポイントを選択した。
 
河川には多くの鱸が遡上してるが易々と釣れるわけではない。
 
鱸はルアーを見ている。
 
そして異物だと見切っている。
 
見切らせなければ釣れるのだろう。
 
可能性を最大限まで高めていく。
 
無駄にルアーを投げない。
 
投げなければ釣れない。
 
でも投げない。
 
投げてみなければ分からないのが釣り。
 
でも投げない。

この時間はグッと我慢…。







出来なかった(笑)
 
呆気ないけれど釣れてしまった。

やはり投げなければ分からないね。
 
今回の釣旅の目的が早々に達成されてしまった。





まだ丸々3日間も残ってるぞ …。

達成感を凌駕する勢いでモチベーションが低下していった。

何か釣りを続ける理由を考えなければ。

とりあえず時合いだから釣りをしよう。

こりゃ何匹か簡単に釣れるのかな?なんて思ったけど、そんなことはなかった(笑)





ベイトが追われたところを通したらナマズが釣れた。

混在してる?

否、もう近くに鱸が居ないのだろう。
 
さて、どうしたものか?
 
帰りたくても予定通りにしか飛行機は飛ばない。
 
これが釣旅だ(笑)
 
せっかくなので川内川をじっくりと回ってみることにした。

今宵は満月なので動きやすい。
 
しかし、何ヵ所か回ってアタリらしき反応があったのは1回だけ。
 
日中の下見が足りないから深い藪に被われて川縁まで辿り着けない場所もあったし。

歩き疲れたので食事を取るため町まで戻る。







ニュース番組で新メニューが追加されたと観ていたので食べてみたが無難な仕上がりなのでパンチが効いていないな。
 
魚も釣れたし、食欲も満たされた。
 
日付が変わる頃に行動を終えて車内で夜明けを待つことにした。
 
朝マズメは釣れるのだろうか?



2日目に続く・・・。



タックルデータ
ロッド:スタッカート89
リール:シマノ4000番
ライン:PE1号
ルアー:komomoSF-110