【緩々なボートシーバスライフ】 2018　上半期。記憶と数字のすり合わせ

人間の記憶って結構曖昧と言いますが。特に僕の場合、曖昧な上に自分にとって都合のいいことがより強く残る癖があるようで。

去年の夏、夏のジギングが初めてすごく嵌って7月8月は相当釣ったと思っていたら...

8月は3桁越えで印象通りだったものの、実は7月の釣果は5月6月に続いて

大苦戦

してたり。5月6月は苦戦するのは毎年のことで仕方ないと思っていたら、

6月については一昨年は3桁はいかなかったものの、充分な釣果を得ていたり。

思えば去年は初めて4桁キャッチを目標に設定して、1～4月までは目論見以上の釣果を得られて

これならイケる！？

と思った途端、5～7月が絶不調で。メンタルがちょっとおかしくなっていたのかな（笑）。

6月はこの時期は釣果が落ちるのも仕方ないと、自分で自分を慰めた挙句、前年の好釣果をすっかり忘れたんでしょうね（笑）。

8月は数年掛けて絞り込んだことが釣果に繋がったことの喜びが大き過ぎて、すっかり7月も釣れていたと思い込んでいたんすね。

このような記憶というか印象と実際の釣果のズレを過去ログの手直しがてら、修正するようにしてるのですが。

じゃあ、数字が全てを表すかというとそうでもないようで。例えば水揚げだけで言えば去年の釣果は一昨年の

5割増

そこまでいい釣りを展開出来ていたのかというと、やっぱりそうでもない（笑）。

ざくっとした結果は月まとめを見て掴む。月まとめを見て掴めるのは5割増の部分だけ。

ですが、毎回の釣行記録を見るとまた違う面が見えてきます。簡単な例を挙げれば

乗船回数

とか。自分のことですから、水増しとまでは言いませんけど（笑）。去年はジギングがホントに面白くてよく乗ってましたからね。

ただ、面白いからだけではなく、年初に目標に掲げた4桁キャッチに辿り着くために釣果を積み上げたくて乗ることもあったのは正直な話。

結果に拘り過ぎると得てしてこういうこともありますが、拘ることで見えてくることもあるので、その辺は

バランス

ですよね。去年はホント水揚げにこだわっていたから。そんなことも意識しながら去年と一昨年の分を読み比べると、状況の違いなんかもわかりますし、水揚げが

5割増す

ほどの違いはなかった。釣果ほど釣りが進歩していたわけではなかったことが見て取れます。

ちなみ今年は数えてみたところ、いつの間にか去年の釣果を僅かですか超えてました。

去年の1～4月の印象が強かったし、去年ほど回数は乗ってないので全然届いてないと思ってましたが。

今年の去年越えについては素直に喜んでいいんじゃないかと。村岡さんのログにも書かれてましたが、東京湾のシーバスの資源量が減ってるのは

誰もが感じてること

去年は漁師が一回の水揚げ量の減少を補うために操業回数を増やしたのと感覚的には一緒。

今年はジギングが不調なこともあって夜の釣りに力を入れたことで釣行回数は減りました。夜の釣りに

おか割

とかないですからね（笑）。力を入れた分、これまでやらなかったところを開拓したり、以前からやってたとこもメソッド的に深掘りしたり。

ルアーも新しくはありませんが、これまで使わなかったものを取り入れたり。それでも

もっと上手くやれた

と、反省材料山積みです。回数を減らしたのに去年並みの釣果が出てるということは

東京湾のシーバスは減ってるけど、僕が触れる魚は増えてる

と思えないこともないでしょ（笑）。おまけの反省材料山積みってことは

伸びしろ

も充分ってことですからね。