【life like liquid】暗闇のオープンエリア

サッパに着いた群れを打てば数釣り展開が約束さてれ居る今日この頃。

とは言っても、時間帯やタイミング次第では、ルアーサイズとレンジをちゃんと合わせないと連発する事はなく、それはそれで楽しいのですが、サッパが絡んでいるポイントはどこも大混雑でおかっぱりから気持ちよく釣りが出来る時間帯がどうしても限られる。

かと言って浸かる気分でもなく、河口域で回遊待ちする程時間のゆとりが無い夜。

狙うは淡水系ベイトや通過するイナッコやサッパを捕食している流の変化と共に動いている魚。

ストラクチャーや明暗を叩く場合は先行者の有無で攻め方が大きく変わってしまいますが、流に着いた魚はハイシーズンでも叩かれている事が極めて少ないなので、魚さえ居れば反応が早いのが特徴。

その魚に対して入れたいレンジは水面直下。

狙いの筋へとデュオのテリフDC-9バレットをアップクロスで入れて行く。

ピンの釣りではないので、なるべく狙いの流れを長く探りたい。

そこでラインスラッグを北寄りの風に乗せ、ルアーを極力流れから離さず『流す』のではなく『泳がせる』。

と、言っても、リトリーブすると言うより、風に煽られたラインでルアーを引っ張らせるイメージ。

ウッドルアーのドリフトが得意な方はご存じであろう技。

それはルアーがフラつく程度の泳ぎなのですが、それでもアップの釣りではルアーが流れる棒にならない事が重要。

その一投目。

ズズズズズ～　とラインが引きずられるような独特な感触と同時に沖ではエラ洗いが出て、合わせると言うよりリールとバットで乗せる感じで～

ドンっ。

サイズなんて関係なく、気持ちの良い丸呑みヒット。

ルアー：デュオ　テリフDC-9バレット

引き続き同じ流にテリフ、TKLM、メケメケ（ウッド）と入れて全てにヒットするが、ファイト直後のバラシを連発した所でバイトが消える。

そこで立ち位置を変え、コモモカウンターをクロスからのU字で入れて追加を狙うとフッキングに至らないバイトが出て、

ルアーをグースに回した１投目。

ガンっ。

大成功。

ルアー：ハンプコーポレーション　グース125Fアワビ張りウェィトチューン

連発

ルアー：ハンプコーポレーション　グース125Fアワビ張りウェィトチューン

その後数発バラシた所で更に流が走り、ルアーをコモスリカウンターへ回し～

ゴンっ。

ようやくキャッチ。

ルアー：アイマ　コモモスリム130　トマホーク

その後流が消滅し、大満足でこの夜を終えました。

これがあるから川が好き。

何てこと無いオープンエリアから魚を複数引き出せた時の喜び。

もちろんその喜びの数倍、落胆する日があるんですけどね（笑）