水温が急に下がったから釣れない。
水温が高過ぎて釣れない。
アングラーが多過ぎて釣れない。
水がクリア過ぎて釣れない。
水が濁り過ぎて釣れない。
大潮でジアイが短か過ぎて釣れない。
長潮若潮で潮が走らず釣れない。
ベイトが居なくて釣れない。
天気が良過ぎて釣れない。
天気が悪過ぎて釣れない。
凪で釣れない。
荒れ過ぎで釣れない。
ラインの銘柄を変えたら調子悪くて釣れない。
竿を新品にしたら使い慣れず釣れない。
工事が始まって釣れない。
毎日叩きまくってるアングラーがいて釣れない。
網が入って魚を全部獲られてしまって釣れない。
青潮赤潮酸素不足で釣れない。
魚が昨日で抜けてしまって釣れない。
今年は気候がおかしくて釣れない。

アングラーと言う人種は想像力が豊からしく、実に色々な理由を付けて釣れない言い訳をする。
釣り歴が長くなるほどに、決して自分が下手クソで釣れなかったとは言わないモノだ(ｸｽｸｽ)。

さて、どんな理由をコジつけようか。(笑)
2016年プライベート遠征で北海道へやってきた。
ぼくのプライベートの釣りはトラウトやタナゴ釣りが多い。
今回は3年ぶりのイトウ狙いだ。
過去には95cmを釣ったことがあり、味をしめてサイズアップを夢見て来たわけだ。
しかし到着してから日を追うごとにボイルが減り、最終日に至っては見ている限り一回も出なかった。
ルアーへの反応も乏しく、ぼくのルアーへはチェイスが二回のみ。
久々に遠征ボンズを食らってしまったのである。´д` ;
しかし、北海道の友人や遠征仲間が少ないながらもイトウを釣り上げ、フィールドでもワイワイ盛り上がる。
夜は貸し切りのバンガローで自炊をしながらビールを飲み、北海道の釣り話で盛り上がったのだった。

今回訪れた道北の河川では年々2割減でイトウの遡上量が減ってという。
確かに3年前に訪れた時より魚っ気が無いようにも感じる。
あの丸太ようないかつく力強いイトウの姿が見られなくなるのは寂しい話である。
また、北海道の原野で釣りを楽しみ、気の合う仲間と盛り上がる贅沢な時間が過ごせなくなるような時が来たら非常に残念だ。
こんなにも素晴らしい環境を次の世代が楽しむためにも残して行きたいものだと思う。