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▼ 雨のち晴れ

  • ジャンル:釣行記

やっと雨上がったな…
そう言いながら、待ち合わせ場所に車を止めた。
夜明け前やって来たのは、2年ぶりに一緒に竿を振るとあるお方。

久々に会うと話も弾む。
その方は、オフシャアにハマり私も、オフショアのアドバイスをちょくちょく受けていた。釣りはよく会う仲間でも、久しぶりに戻ってきた仲間でも分け隔てなく楽しい時間を共有できる、数少ない趣味だと思っている。

ポイントに着くと、昨夜の雨で川は濁り軽く増水していた。

増水が少なく、濁りの濃い条件は普通の人ならば厳しいと感じるのだろう。
人気のポイントでも誰一人居なかった。

私たちだけのフィールドでゆっくり竿を振る。
ファーストヒットは仲間だった。


80センチを有に越える魚体は、久々に戻ってきた仲間を歓迎しているようだった。私も凄く嬉しくて、まるで自分が釣ったような感覚だった。二人とも高揚した気分のままポイントを回った。


すると、みるみる天候は回復し暑いくらいになった。活性が上がったのは、魚ではなく…人だった。あちこちにアングラー。合間を縫ってやっとポイントに入った。


写真の魚は、流芯で掛け長いファイトの末上がってきたナイスフィッシュ。私も数は少ないながらいい魚に出会うことが出来た。


デカイルアーで、デカイ魚。
仲間は釣り上げたときは唖然としていた。

仲間とガッチリ握手を交わすと、お互い興奮が沸き上がり、笑っていた。
もう二人ともお腹一杯。

笑ながらポイントを後にするのだった。



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