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aventura!

  • ジャンル:釣行記
「来年は、もう一人連れて来まっセ~」

そう言って別れた昨年。

秋晴れの空の元、年に一度訪れる「西」の 仲間が秋田の地に降り立った。


今回は約束通り、crazy&coolな仲間を連れ て来た。

ここまで、crazyな連中が集まると、釣りは 確実にcrazyなものへとなって行く。

「普通じゃない。」

そんな釣りがとても好きな私達は、全員サ ラシを好む。 釣れても釣れなくてもサラシが有るだけで 興奮するし、その中にルアーを通している だけでも、楽しいのだ。

そんな我等は、キャンプ場に本拠地を置き 、磯を歩く事にしていた。


その前に、私の隊長に会わせなくてはと、 皆で飯を食った。 変わり果てた隊長の姿に、ビックリしてい たようだが、元気な姿に胸を撫で下ろして いた。

地元の人に会って地元の釣りを感じる事も 遠征での一つの楽しみだと思う。

到着直後、楽しい時間を過ごしたが、あっ という間に夕方になってしまった。

テントを急いで張る。


明日は強風の天気予報。 ペグをしっかり打たなければ、飛ばされて しまう。

そう。

今回、天候が不安定で、いつまで釣りが出 来るか分からない情況ではあった。

テントを張り、軽くナイトシーバスへ向か う。

ノーバイトだったが、明日へのいい準備体 操。


激安のきりたんぽ鍋を食べ就寝。 翌日に備えた。

翌朝。

天気予報は、2m→5m。

確実にどこかのタイミングで急激に天候が 変わるような予報。

早い段階で結果を出さなくてはいけない。

サラシのエキスパートである彼らは、良い 場所へ導かれるように進んでいた。

すると、いきなりロッドが曲がる。

いきなりやってくれた。


こちらの磯鱸は、ヒラ鱸に近い動きをして いる。

そう彼は言っていた。


この魚を釣った後、反応が無くなった。


天候がみるみる変わり、非常に釣りにくい 状況となっていた。

波も高くなり、表ではもう釣りにならない 状況。

裏側のサラシ。

私の思うコースに投げ入れトレースしてみ る。 巻き返しの波が落ち着いている所だ。

応答は早かった。


ラインスラッグが張り、、バイトだと確信 した。

高い磯をかわしランディンング体制に入る ・・・・・・・・・・・が・・・・・・・ ・・・・・・・・

後はご想像にお任せします。


そうこうしている内に、ドンドン波は高く なる。

防波堤を越える波しぶき。

立ち位置を飲み込むウネリ。

そんな中見えた一筋の光。

「ラストチャンスや!」

そう言って磯を駆け抜け、生命の渦にルア ーを放つ。


大きく曲がるロッド。 「遂にやった!!」

そう言って、僕ら二人は自分の事のように 喜び、ガッツポーズ。

魚が吸い寄せられるような感覚を覚えるや り取り。

あんなにきかん坊な、ワラサをコントロー ルして、スリットやハエ根をを交わす、流 石のやり取り。


見事な魚だった。

暫く経つと、またチャンスが訪れた。 一撃。

暴風の中のキャスト精度と、魚を反応させ るアクション。 そして、流れるように寄ってくる魚。

見とれてしまっていた。


この日は、この魚が最後。

キャンプ場に戻り、有り難く頂く事とした 。



刺身、鍋と、秋田の海の幸を堪能した。

楽しい夜。

しかし、長く続かないのが、自然の中の旅 。

風が回り込み、突風が吹き荒れ、キャンプ 場の管理棟に避難しなければいけない状況 になってしまったのである。

この日は、管理棟で一夜を明かした…

続く。




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