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突然だった

平成22年12月

いつも元気な親父が体調を崩し
地元の診療所に行きエコー検査を受けた

隣接する職場で働いている自分がドクターに呼ばれ急いで精密検査のできる大きな病院へ行くように言われ

翌日 
札幌の勤医協中央病院を受診しMRI検査を受けた

結果は胆管癌

ステージはおそらくⅠからⅡだと言われた

治すためには手術するしかないが精密検査が必要だった  

幸い親父の場合は転移が見られないので手術が行われることに

平成23年1月18日

12時間にわたる手術が無事成功した

3センチにも満たない腫瘍部の為に根治を目指し切り取った臓器はおよそ4キロ

切除した臓器を見せてもらい改めて病気の怖さを感じた

このまま意識が戻らなければもう親父と話す事は出来ないかもしれないと覚悟もした

親父はすぐに戻ってきた

手術の翌日には歩行出来るまでに

3か月後には退院

これで治ると願っていた

退院後は自宅にて療養 

散歩や車の運転など普通に生活出来るまでになったが

9月の定期検診で再発

腹壁への局所再発だったので比較的簡単な手術で直ぐに自宅へ戻った

そして平成24年1月の定期検診でまた再発

その日 
余命宣告を受けた

親父は手術を嫌がり自宅での生活を選んだ

家族は親父の選択を尊重した

それと同時に覚悟もした

でも

こんなに早く逝くなんて

4月3日検査のため倶知安厚生病院へ入院した

食べ物が胃から腸へ流れづらくなっていた

4月17日

手術をした勤医協中央病院へ転院し処置をして自宅へ戻るはずだった

普通に会話し

足を組み

水を飲み

まだまだ大丈夫だと思っていた

まだ

まだ大丈夫だと

でも

血圧が上がらなくなった

久々に家族5人で過ごしたね

無理な延命は望まなかった

それが皆の答えだったから

最後は孫にも会えたね

待っててくれたのかな

まだまだ教えてもらいたいことは山ほどあったけど

安らかに

安らかに眠ってください


ありがとう親父


大好きだった親父


ありがとう  




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