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▼ 雨後のアマゴ
- ジャンル:釣行記
- (渓流)
雨後ということで、アマゴ狙いで某渓流へ行ってきた。
ぱっと見た目にはイワナが釣れそうな山岳渓流だが
かなり奥までアマゴが入っていることで知られている川である。
ここ数日の雨でほどほどに増水しており、いわゆるアマゴ水といった様相を呈していた。
これはイージーに釣れるのでは?と最初は思っていたが甘くはなかった。
まず計算外だったのが林道から川までの高低差が想像以上にあり、
入渓ポイントを探すのに時間を掛けてしまったことだ。
記憶ではクルマを降りてすぐのところに入渓ポイントがあった気がしたのだが。
あくまでアマゴ狙いなので、そこまで上流へ行くつもりはなかったのだが
けっきょく歩く羽目になってしまった。
数キロ歩いてようやく入渓したのだが、
予想外に水が冷たい。これも計算外だった。
前回釣行から約一ヶ月が経過しており、もうウェットウェーディングでも余裕だと踏んでいたのだが。
山頂のほうに目をやると、
なるほど、残雪がまだまだたくさん見受けられた。
雨の影響で川の流れは太く、強い。
ウェットスタイルにしたのは間違いではなかった。
(通常のウェーダーでこの流れを譲渡するのは危険だと思う)
で、魚はというと一応いることはいる。
観た感じ、20センチに満たないアマゴちゃんだ。
相変わらず釣り人を冷やかすのが上手だ。
彼らはギリギリまでルアーを追ってくるが決してバイトすることはない。
チビアマゴに弄ばれる私。
イワナらしいチェイスも何回かあったが、
増水を嫌い、長距離を追いかけてくることはなかった。
食わせの間があと一歩足りない感じだった。
(際をタイトに攻めた結果、アレキサンドラが無残な姿に)
遡行するうちに譲渡が困難なぐらい、川の流れが強くなってきた。
これ以上は危険なので一度退渓することに。
正直もうお手上げ状態だったので帰ってもよかったのだが、
時間があったので少し上流に位置する支流を覗いてみた。
そこは沢登りをする人に人気があるらしいのだが、
思ったよりも小ぢんまりとしていて水流もそこまでではなかった。
イワナのチェイスが一度あっただけ。
時間も時間だったので、これにてロッドオフ。
今シーズン、初のボウズ。
今回は出だしからして中途半端な釣りになってしまった。
やはり増水時にアマゴを狙うなら、里川で大場所巡りをしたほうが賢明なのかもしれない。
- 2016年5月12日
- コメント(2)
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