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▼ 渓流ギア
- ジャンル:日記/一般
- (渓流)
昨日、久々に釣りの夢を見た。
釣り場に着くなり、釣り竿を忘れたことに気付くという
現実にありがちな悪夢である。
夢でよかったと思った次第だ。
それにしてもここまで釣りに行っていないと
もうそれが自然のことのように思えてくる。
自分は随分と恵まれた生活をしていたのだと気付かされる思いだ。
(早くこんな渓魚に会いたい)
釣行ネタが無いので
今回は特別に私が使用している渓流ギアについて
少しインプレをしてみたいと思う。
まずはロッド。
小渓流を意識して今年から導入した、エゲリア・テレスコ。
Kガイド仕様のテレスコモデルとしては
おそらく国内最短の4.1フィート。
かなり短いのだが
今風のヘヴィシンキングミノーをキャスト出来るだけのキャパを持つ。
逆の見方をすれば、
短いわりには固いのでルアーの重みをロッドに乗せにくいとも言える。
ヘヴィシンキングならともかく、私は軽量スピナーを多用するので
投げるのに多少コツがいる。
ハードな釣行を重ねた結果、ガイドを一つ破損してしまい
更に投げにくいロッドと化してしまった…。
ラインがガイドを通る際に変なテンションが掛かり、まともに飛ばないことも数多ある。
さらにテレスコの宿命とも言うべきか、
雨が降ると竿が固着し、収納できなくなることがある。
強引に畳んだ結果、元ガイドが微妙に湾曲してしまった…
修理に出すか、新しいのに替えるか。
頭が痛い。
次にリールである。
シマノ・カーディフ2000HGS
これも今年から導入し、今では管釣りでも使っている。
「管釣りにハイギア?」
と思われるかもしれないが、全然問題なく使える。
むしろ、
「ノーマルとの違いがよく分からん」
というのが個人的な感想だ。
まあ、シビアなトーナメントを勝ち抜きたい、
という人にはオススメしないが。
カーディフにはリジットサポートドラグという
優秀なドラグが付いている。
ベアリングで抑えこむような構造になっているらしく、
通常のブッシュよりもラインの放出が滑らかになるそうだ。
渓流では、ドラグを駆使してファイトするような大物は滅多に掛からないため、
このドラグ性能の恩恵を受けることは無かったが、
管釣りでは明らかにバラシと唐突なラインブレイクが減った気がする。
管釣りにおいてはドラグ性能をいかんなく発揮できているが、
私がよく行く小渓流では若干もてあまし気味である。
次にルアーである。
まずはプラグから。
上から、
スミス・AR-HDミノー(ヘヴィウェイトモデル)、
ジャクソン・アスリートミノーHW、
アンレーズ・ベアトリス 2.9g
AR-HDはリップレス形状のため、重さのわりに意外と潜らない。
Dコン等とローテすると良いかもしれない。
このルアーはアピール力がとにかく強烈で
源流域のイワナ達には大人気である。
ちなみにシングルフックとの相性はイマイチである。
アスリートミノーは
もともとシーバス等のソルトウォーターで実績があったミノーで
これをトラウトチューンにしたものである。
良いミノーであることは疑いの余地が無いのだが
まだこのミノーでそれほど釣果を上げていない。
ちなみにシングルフックとの相性はイマイチである。
ベアトリスはセパレートボディを持つ個性派トウィッチングミノーである。
同社の代表的ミノー・アレキサンドラと同じぐらいの極薄ボディがヤル気を感じさせる。
そのアクションはアレキサンドラよりも派手にバタバタとスライドする。
キレが良すぎてフックとラインがよく絡むのが泣き所である。
純正フックがシングルバーブレスであり、
シングルフックありきでの設計がされているところが素晴らしい。
こういうルアーがもっと増えると良いのだが。
あるいは自作するか…
そして最後に私の大好きなスピナーを紹介したい。
上から
スミス・AR-S
アンレーズ・スピンウォーク
スミス・ニアキス
AR-Sはブレイドがシャフトに対して貫通式になっている、
所謂、インラインブレイド構造になっている、個性的なスピナーである。
着水と同時にブレイドが回り出すため、
より長い時間、魚に対してアピールすることが出来る。
源流域など、ルアーを流す距離が短いフィールドでは
ミノーを投げてもトウィッチを入れるタイミングがほとんど無い。
そんなとき、このAR-Sの独壇場となる。
私と友人はAR-Sしか投げれないような細い沢を
「AR-S地獄」と呼んでいる。
スピンウォークは同じグラム数でもAR-Sほど潜らない。
より上のレンジを引きたいときに使っている。
今シーズン終盤に導入したため、まだこのミノーでそれほど釣果を上げていない。
ちなみにインラインブレイドタイプの「スピンウォークQR」というモデルも存在する。
アンレーズらしく、このルアーも純正フックはシングルバーブレスである。
ニアキスは4gのものを使っている。
AR-Sもたしか4g台のモデルがあったと思うが、
いずれにせよ、流れが複雑なポイントではシャフトにラインが絡まりやすい。
そんなとき、このニアキスを使っている。
インラインブレイドでは無いが、
ブレイドのアピール力は強烈でAR-Sにも引けをとらない。
シーズン終盤に本流アマゴを仕留めたのも、このニアキスだった。
予想外に長文になった。
次回こそ釣行ネタを書けるといいのだが…。
- 2014年12月2日
- コメント(3)
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