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土佐の高知の幻の・・・

香川県から高知県へ転勤して2ヶ月以上が経った。

今住んでいるのは高知市の鏡川からほど近い場所。

過去にアカメが連発したポイントからは数百メートルの距離である。

モンスターシーバスの話も枚挙に暇がないような地域のド真ん中。

一部のアングラーからすれば「いつかは行ってみたい憧れの聖地」に住んでいるのだ。

しかも自由気ままな単身赴任ライフ。

嫁の目も気にする必要ないし、もう釣りなんていつでも行き放題♪

しかしこうなってしまうと、実際には逆の現象が起きていた。

「いつでも行けるから、別に今日行かなくていいや」

「今日は風が吹いてるから、また条件のいい日に行けばいいや」

などと毎日思ってしまって、気がつけば釣行頻度は香川にいた時の半分以下。

それでも、探検気分で時々出かけて色々やってたりはするのだが、釣果はイマイチ。

いつでも行けるける=いつでも帰れるので、粘るという事が全くできなくなっていた。

こんなことではイカン!

釣りに行かなきゃ魚は釣れないのだ!という事で・・・

12月19日(木)午後8時半。

愛車(自転車)の傘ホルダーにロッドを突き刺し、前カゴに道具を積んで出撃!

目指すは前々回の1day-GPで80cmのタイリクスズキを釣ったあの橋だ。

風を切ってペダルを漕ぐこと15分。

ポイントに着いたのは潮位は満潮から30cmほど下げたタイミング。

下げ潮の流れが効いていて期待はできそうだ。

塗装が完全に剥げた愛用ののサラナ95Fを橋の下の暗部に撃ち込む。

そのままゆ~っくりと巻いて明暗に近づけると

ドフッ!

重々しいバイトの感触。

一気にリールを巻いて橋の下から魚を引っ張り出す。

明るいところでシーバスがジャンプ!

その姿を見て久々に胸が高鳴った。

で・でかい!

ひとめ見ただけでランカー確定。

もしかして、いや多分90いってるんじゃないの?

しかも太くてメチャ引きが強い。

ドラグを鳴らして反転突っ込み、そしてまた反転。

高い足場から必死でロッドを操作して魚をいなす。

そしてテールウォークに近いようなエラ洗いを1発・2発(焦)

しかしフッキングはしっかりしているようで、激しいエラ洗いも何とか凌ぐ事ができた。

暫くやりとりしてだいぶ魚は落ち着いてきたが、ここからが難しい。

持っている長さ5mの玉網が届かないのは前回釣行で分かっている。

ここから50mほど離れた階段がある。

そこまで、このデカシーバスを引っ張って行かなければならないのだ。

一旦ドラグをユルユルに緩めて、護岸の上を平均台よろしくゆっくり階段の方へ歩く。

カニ歩きで一歩一歩ゆっくりと。

シーバスはまだわずかながら余力があるようで、時々ダッシュするので油断はできない。

ロッドの角度とラインテンションを保ちつつ、一歩ずつ進む。

10mが長い・・・

やっと半分ぐらいきたか?

階段まであと20mチョイ。

頼むよ~バレるなよ~(祈)

途中で障害物なんかあったりしないでくれよ~(祈)

心臓の鼓動も、息づかいも早くなってきた。

階段まであと10m・・・

あと5m

あと10歩

やった、無事に階段まで到着。

リールを巻きながら階段を降りる。

よしここならタモも余裕で届くぞ。

リールのドラグを締め直してポンピングでシーバスを寄せる。

重い! すごい重量感だ。

そしてまだ首を振ってのたうつように抵抗している。

やがてその姿が目の前にユラリと浮いてきた。

近くで見るとやっぱりデカイ!

タモに手を伸ばす。

と、ここで反転してダッシュ!

まだそんな力を残していたか。

ロッドで溜めると向こうむきに大きくエラ洗い!

その瞬間、ルアーだけがこちらに飛んできた。

え~っ!

(ハァハァ)

嘘~ん

(ハァハァ)

ここまで来て・・・そんな・・・

(ハァハァ)

回収したサラナ95Fを見てみると、フックが伸びたりはしていない。

しかし激しいファイトを物語るように、ザラザラになったリーダーがルアーに巻きついたような状態になっていた。

チクショウ・・・めっちゃ悔しい(>_<)

傷んだリーダーをカットした結び直し、再び橋のところに戻って再開。

しかし小場所ゆえに2度のバイトが出ることはなかった。

今日はチョイ釣りのつもりだったが、悔しすぎてこのままでは帰れない。

そこで自転車で上流側のポイントへ行って見ることにした。

フットワークよく細かいランガンができるのも自転車釣行のメリットなのだ。

2ヶ所目は低い足場からポイントを狙える場所だ。

水深はないので、ルアーはあまり潜らないゴリアテ(シマノ)を選んでアップクロスにキャスト。

流速に合わせてリールを巻いていると、コツンとショートバイト。

居る!

そのままゆっくり巻いていくと、押さえ込むような吸い込みバイトが出た。

出前の段差にラインが擦れないようにロッドを立ててゴリ巻き。

先ほどのデカシーバスに比べれば引きは大した事はない。

1投目で釣れたという事は、このポイントで数が出るかもしれないので、ゴリ巻きで一気に寄せる。

ライトを点けるとポイントを潰してしまうかも知れないので、わずかな月明かりを頼りにタモ入れ。

今度は無事にタモ入れ成功。

そして引き上げた魚体をライトで照らして見たその時、

魚の瞳が赤く光った!

ち・違う

シーバスじゃない!

131219a.jpg
全身を覆う固くて大きな鱗

そして何より

131219b.jpg
赤く光る怪しい瞳


ゴリアテのフロントフックをしっかり咥えたコイツは

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以前はキビレの目を赤く塗って「アカメです」とかいうネタもあった当サイトだが、


今回の写真は加工なし!

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当サイトでは久々の登場!

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131219.jpg
アカメです(断言)


え?違うの?( ゚д゚)

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