プロフィール

びんたーん

山形県

プロフィール詳細

      ☆選手名簿☆

【選手名】びんたーん
【出身地】酒田市
【ポジション】港内か河川、ちょくちょく県外
【特徴】2013年8月まではシーバスをメインに多魚種を狙うスタイルでしたが、2013年9月に高知にてアカメとの衝撃の出会いがあり変更する事に。現在はアカメをメインに多魚種を狙うスタイルで活動中です♪
ちなみにアカメはまだ1匹も釣ってません(笑)遠いのでアカメ釣りは年2回から3回を予定しています(^_^;)

もしもですが、さらに詳しく知りた~い!という方は上部のプロフィールもご覧ください( ^^) _旦~~

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秘境

普段ならば、もうすでに寝入っている深夜。こそこそと家を抜け出しひんやりとした車内に1人乗り込む。

そして、車は静まり返った漆黒の闇の中に消えていった・・・。











それから遡る事2日前、仕事先に宅配便が届く。

「荷物が届いています・・・」

見慣れた配達員ではない。その不敵な笑みに何か底知れない恐怖感を覚える。

品名は・・・アダル・・!




なぜ仕事先に頼んでもいない物が?

いや、中身はきっと違う・・・。なんだかそんな予感がした。

タオルで口を守り、毒ガスに備えてゆっくりと中身を確認する・・・。


ガサ・・・



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どうやら、毒ガスは仕掛けられてはいない。
なにやら白い物が見え、その下にブツがあるようだ。慎重に開けてみると、白いのはクッション材。その下には黒い布に包まれたブツ。
中を確認すると、どうやら地球の鉄に近いような物質でできているような黒い物体。
一見しては思い出せなかったが、しばらくするとどこかで見たような記憶が脳裏をよぎる・・・。

さらに奥まで見ると、ダンボールの底に傷んだ紙があるのに気が付く。

そこには見慣れた地名と指定の時間が記されており、その他の情報は無かった。


「危険だ・・・」

つい、ぽつりとつぶやく。



しかし、気持ちはすでにそこに向いていた。

そんな危険な場所に普通は行こうと思わないのだろう。しかし、脳裏をよぎった不確かな記憶と、うっすらと湧き上がる好奇心を打ち消す事ができなかった。









そして、2日後の深夜についに行動を起こしたのだ。

深夜の車内から見える景色がすこし怖い。

あの電柱の裏・・・あの壁の裏・・・曲がり角・・・。

おかしな行動を取らないようにと、監視を依頼されているのであろうか・・・。

確実に視線を感じる。






そして、1時間半ほど慎重に運転し無事到着。


到着すると、すでにS氏と後輩のHの姿がある。



なぜ?



疑問はすぐに解決する。

同じ手口でこの場所に導かれていたのだ。

さらに、S氏の手元には違う地図が握られている。



「行こう・・・」



誰からともなく声が漏れる・・・。




そしてさらにそこから1時間以上ものドライブとなった。

辺りはまだ薄暗いが、雪の白さで明るく見える。それが、かえって恐怖感をあおる・・・。




さらによく見ると、そこは見慣れた酒田港。




しかし、いつもの漁船に加えて見慣れない小船が停泊している。



「まさか・・・」



小さく発したその声が聞こえたのだろうか。突然どこからともなく男が現れる。

やや驚き、身構えたが、その姿からどうやらこの船の船頭である事が覗える。

その船頭は、何も発せずに手で乗れと合図を送ってくる。一同、目を合わせて一瞬相談しかけたが、決断し、乗り込む。

そして船はゆっくりと堤防の方へと進む。

ここまでは、いたって普通の酒田港の風景だった。



しかし、その堤防の角を曲がるとそこには・・・。












庄内に生まれて、庄内で育った私でさえ見たことも無いような風景が広がる!


「まさか!こんな場所が酒田港に!」



信じられないが、どうやら現実。冬の寒さが肌に突き刺さり、それを確信させる。



驚くのもつかの間、やがて行く先に小さな小屋が見えてくる。


どうやら、あの小屋が最終目的地のようだ。


到着し何も言われていないが、皆息を合わせた様に降り始めている。


中に入ると、少し変わった造りに驚く。


床に切れ目があり、そこから海面が覗いている。
そして、皆そこに仕掛けを投入している。遠くから見る限りどうやらサビキ仕掛けのようだ。
私も、周囲に急かされて真似をして釣りをしてみる。







しばらくすると、なにやら穂先に微細なアタリがある。アワセてみると、アジにしてはヒかないヒキ・・・。

カタクチかな?と思って抜き上げると・・・







「なんだこの魚は!!?」






酒田港で、見たことも釣った事もない魚に驚く!

しかし、どこかで・・・。















そして、そのあとも釣れ続き、気が付けば53匹。
S氏は105匹。Hは129匹。


かなりの釣果があったが、その場の誰もがその魚についてはついに最後まで語る事は無かった。





楽しめた・・・。





しかし、何か納得がいかない。






そんな想いを抱きながら来た道を引き返す。



その道中、急激な睡魔が襲ってくるが、気を抜けばやつらが狙ってくる・・・。


気を張り詰めて走る。


そして途中で2人と別れ、1人で来た道を引き返す。


その道中も、今日釣った正体不明の魚が気になってずっと考え込んでいた・・・。



そして、雪の道のパーキングに停車し、休憩をしようと車を降りたその時。

突然、強烈な頭痛と共に記憶が蘇る!



「そうか!思い出したぞ!」

「あの魚は!ワ・・・・・」



その魚を思い出し、声に出そうとしたその時!何者かが背後から襲いかかってきた!


そして・・・徐々に意識が薄れゆく中・・・・


心の中で叫んだ。
























ワカサギ!!!!














※注  桧原湖へワカサギ釣りにS氏、Hと行ったという事以外はまったくのフィクションです!




釣れたタックルデータ

ロッド ワカサギマチック 02 ×2
リール ワカサギマチックDDM ×2
ライン 感度得 0.2号・電動リール専用ライン0.4号
仕掛け ファイバーの鬼・渋鬼etc
エサ 赤虫・紅サシ




今回利用の屋形、ゴールドハウス目黒さん(川口組長も居ましたよ!)
↓↓
http://ameblo.jp/g-meguro/





休日満足度  82%

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