▼ 2006/3/8 港湾(江東区運河)
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6日の午後、待望の春一番が吹いた。
気温は15度を超え、強いときには南西の風が10m/s。
その甲斐あってか翌日には表層の水温はそれまでより2度前後上昇。
潮は淡い緑にササ濁りといかにも春を思わせる潮色になっていた。
ポッカリと時間の空いた昼の12時。
意を決して外へ出る。
・・・・・・・・・はぁ ・・・っくしょん!!
またしても花粉が体全体を包み込む・・・。
「す すげぇ花粉の量だ」
あっという間に目が痒くなる。
春なんてだいっ嫌いだ!
錠剤を呑んで落ち着かせるとポイントへ急ぐ。
運河沿いにある公園に到着して水面をみる。
1cmちょいのキラキラした小魚が何群れかで泳ぎ、大量のアミがシャローを埋め尽くす。
アミは昼間でもシェードに隠れたりはしない。
水温が上がれば上がるだけ沸いてくるアミ。
まずは冠水したゴロタ場のファーストブレイクをX-80でチェックしていく。
15分も投げ続けたがブレイク際でベイトを食ってる様子もなければバイトもない。
う~ん、しばし悩む。
岸際を何投かしてみたがこれも出ない。
じゃあもう少し深いところだな、ってことでミオ筋に狙いを絞る。
今日の潮は小潮最終日。
朝8時半から10時間かけて90cmしか潮が動かない。
超ダラッダラのぺっのぺの下げ。
少しでも潮に変化のあるところを探ってみる。
ルアーはレンジバイブ70ES。
一度ボトムまで落としてからゆっくりでもなく速くでもないスピードで巻いてくる。
おっ、意外とボトムの潮が動いてるじゃんか。
狙いをボトムの潮に集中する。
何度もフルキャストして運河の一番深いところへ投げて下処理をしながらボトムの着低を待つ。
そこからなるべくボトムを意識したリトリーブを開始。
着低から5巻きほどラインを巻き取ったところでゴンッ!とリールを巻いていた手が止まる。
グングングン♪
おーしキタキタキタ!
(56cm)
こいつの口の中を覗くとアミと1cmくらいの小魚らしき残骸が喉元に溢れ出ている。
いや~やっと速い動きにも反応する魚が増えてきた。
春って感じですね~。
ここでクルクルに換えてみる。
が、バイトもとれない。
またレンジバイブに戻す。
さらに同じくボトムからの巻上げでコツンッ!とバイト。
これはフックが乗り切らなかった。
細かいバイブレーションがお好みなようですな。
立て続けにもう一発。
ゴンッ!とはっきりしたバイトにも関わらずまた乗らない。
ルアーが弾かれた直後にジャークを一発かましてすぐにリトリーブへと入る。
すると案の定、一度ルアーを見切った魚が再び追ってきて今度はしっかりルアーを持っていった。
(53cm・ちょっとボディが奇形でした)
い~とこ掛かってます。
サンキューで~す。
またしばらくして掛かったけど、今度は水面に浮上した直後のエラ荒いでフックアウト。
もう一発掛けたのも足元でバラす。
サイズはみんな50台中盤~後半って感じの魚。
ここは元気なシーバスがいると解かったので有明へと移動。
水面にはイワシらしきひょろ長い5,6cmのベイトが隊列をなして大量に泳いでる。
その範囲は岸から数mまで肉眼で視力が効く範囲にはゴッソリ見える。
これでシーバスがいなかったら怒るよ。。
シャローの壁際についた魚をザブラミノー90Sで狙う。
表層速めのトゥイッチング。
(60cm)
居着き臭たっぷりのゴングロ君。
そのあとも少し粘ったが、この魚を最後に終わりにした。
「使用タックル」
ロッド:
(プロト)
リール:
セルテート3000
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン プレミアム船ハリス6号
使用ルアー:
レンジバイブ70ES
ザブラミノー90S-SR
X-80
クルクル
- 2006年3月8日
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