▼ 2007/6/2 TSST第2戦
- ジャンル:釣行記
- (challenge (トーナメント))
2007 T.S.S.T 1st stage 中止 3/31
2007 T.S.S.T 2nd stage 2 6/2
2007 T.S.S.T 3rd stage 7 7/28
2007 T.S.S.T 4th stage 14 9/29
2007 T.S.S.T Classic 11 11/10
2007 T.S.S.T TotalRanking 2
TSSTの2戦目。
前回の1戦目は天候悪化で中止になってしまったが今回は大丈夫。
肝心のシーバスはとにかく嫌なほどいる。
夜でも昼間でもアミを食って反転しまくってるのが幾らでも見られるし大体どこいってもそんな感じ。
2日前に降った雨の影響はあると言えばあるし、ないと言えばあんまりない。
それなりの量の雨が降ったものの、暴風がなかっただけ運河や川の真水の濁り自体の回復は早いようで
昼間に大きく動く潮も上手く循環させてくれていたようだ。
雨前も雨後も特に魚の居場所は変わらずだったが、日に日に変わる潮の動きと干満の時間、流れの強さで食わせやすい場所や
食わせやすい時間の幅がコロコロ変わるのでそのポイントの癖を見ながら当日の様子をなんとなくイメージしていた。
あるポイントでは大量のイワシの群れが入っていて口をパクパクさせながら水面下1mあたりを大群でいったりきたり。
その下でブワン・・・!!とシーバスが大きく口を開けて突き上げてきたのを見てイワシ食ってんのか?!
とも思ったが、イワシはそれほど同様することもなく実はイワシではなくアミに夢中になっていた。
それも真昼間に堂々と。
70cmクラスが悠々と出てきては繰り返してるありさま。
ただ、ポイントと時間帯によってはイワシが捕食対象の多くを占めることもあるかもしれないと、少なからず頭の片隅に置いてはいた。
当日、スタート開始から下げ残りで食わせれる魚を取りにいく。
会場からほど近い運河筋。
この日、上げより遥かに動く下げは外せなかった。
まずは運河の岸壁。
潮どまりまではしばらくあるので、とりあえずの魚を拾ってく。
岸壁でも反転した潮が集まり当たるほんの20mの区間。
ベイトはアミかそれとも小魚か。
もうハゼの子もカレイの子もイナっ子もたくさんいるしなんとかミノーでも食わせれる魚が何パーセントかはいるはず。
そんななるべくいい条件の壁をX-80 BEATで撃っていく。
着水後80より良い立ち上がりで壁際を擦るように引いてくる。
果たしてここに何匹のシーバスが着いているのか。
そしてそのうちの何パーセントが口を使ってくれるかは定かではない。
でも相当な数の魚がいるはず。
最近は巻きでもリアクションでも早いスピードで追ってきてくれる魚が増えてきたのでしつこく探って食わせにいける。
何度か引いたところでグッ!と押さえ込むようなバイトが出た。
まずヒットしたのはだいぶ軽い魚。
とはいっても最初の一本はホッとするし嬉しい一本。
ここだなって面を何度も何度も通すうちにまたバイトが出る。
グンッ!と乗ったところをしっかりアワセてフックを詰めていく。
が、しっかり乗せきれていなかったのか2発目のジャンプでBEATがシーバスの口からすっ飛んでいった。
また十分後。
ただ巻きとジャークを繰り返しながら引いてくると足元でガツッ!と反転食い。
慌ててロッドを立て、すぐに寝かしてアワセを入れる。
ガバガバと暴れまくるが今度は外れない。
これも似たようなサイズ。
また一発バラシてルアーをマーゲイにかえる。
BEATのレンジとアクション、スピードで取れなかった魚に見せていく。
色々と試してみるが一向にバイトがない。
すぐにBEATへと戻すも何も起きない。
スレきっちまったか・・・?
時計を見てこの場を諦める。
車で5分ほど。
最後の下げが聞いてる運河筋。
雨前にはかなり赤茶けた潮が充満し、夜は食わせにくそうだったポイントだが、後のお陰で赤茶色と雨にごりが合体したような潮。
夜光虫でビカビカ光ることもない。
さあどうする?
その中でも潮通しのいいストラクチャーにポイントを絞る。
手前のストラクチャーではなくより潮の通った先のストラクチャー。
なるべく上をゆっくり引きたかったもあるが確実な飛距離がほしいのでヨレヨレをセットする。
シーバスPE F0で確実に届く範囲内にヨレヨレをフルキャスト。
風の影響を受けつつもストラクチャーの潮上3m地点に着水。
そこから流れに乗せ沈まないスピードでゆっくりと引いてくる。
どうせなら一発目で食わせたい。
流し込みながら軌道か変わった直後、2連続で乗らないバイトを弾いたあと狙いすましたような深いバイトが出る。
ラインスラッグをとる様な大きなアワセ。
深く乗ったところで一気にポイントから引き離す。
(68cm)
一発目にまぁまぁサイズ。
ということはポイントのキャパからしてこれ以上のサイズを出すことはなかなか難しい。
それじゃあ下の2本を入れ替えよう。
乗らなかった2発のバイト。
何かが合ってない。
ルアーを軽めのワンダー80にかえる。
引きしろを入れてもギリギリ届くか届かないか。
風が弱まった瞬間を狙ってフルキャストしていく。
何投かして理想のところへ落ちた。
そこからラインを水面に全部つけて流し込んでいく。
さっきショートバイトが出たライン。
そこでラインスラッグが張るようなバイトが出る。
大きなアワセ、直後のエラ荒いも強引に引き寄せあっさりとランディング。
(54cm)
このサイズたちが一番多い感じ。
立て続けにヒットするがこれまでのサイズより小さかったので目ジャー判断でリリースする。
そしてもう一発。
完全に口を使わせる要素にハマったのか連続してバイトが出る。
(53cm)
これでバイトが出なくなる。
言わば潮止まり。
上は軽く流れているが、下は完全に止まってる。
手前ではバチが抜けててマルタらしきライズが頻発しているがすべて無視。
これをシーバスかと思ってやってたら時間がもったいない。
そして上げ。
少し休憩してかろうじて上げが入り始めたかなって程度の隅田川へと移動する。
数日前に来たときは60~70cmくらいのが必ず何本か混じってたポイント。
ポイントは広いので誰にでもチャンスのある隅田。
しばらく水面を覗いているとバチがちらほら出始める。
今日という潮のタイミング的に上げ隅田のバチはほとんど期待してなかった。
自分のやりたいポイントはまともに利いてくるのが夜明けの3,40分前。
バチの出も縮小気味なこともあり、運よく入れ替えできればいいな程度。
すごい単発でライズが出る中やっとニョロニョロで掛けたのは50cm。
しかも見る見るうちにバチもいなくなりライズも出なくなってくる。
流芯でかろうじてやってるがヨレヨレでなんとか届く範囲、 話にならない。
それ以降、反応を取れないまま空は白け、芝浦を寄り道して会場方面へ移動する。
イワシがモリモリいたエリア。
朝マズメの微妙な時間帯。
まだアミを食っている時間帯だが、ある程度日が出るとアミの80%くらいが下に落ちる。
つられてシーバスもレンジを下げるがそれでも上に残っているシーバスを狙っていく。
いわゆる居着き。
岸際で小魚やエビ、カニなんかを食ってるドス黒いシーバスだ。
こいつならいくら明るくなってもアクションで食わせられる。
そしてちょうどいい濁り。
潮が利く時間まで粘りたいが終了時間に間に合わない。
コンビニ弁当を食べてから早めにポイントへと入る。
だいぶ明るくなったものの、分厚い雲に阻まれ光が弱い。
影ったままの水面。
まだアミが寄っている。
仕方なく予定どおりのパターンで撃っていくがやはり何も起きない。
終了時刻に近づいてもアミが落ちない。
結局なすすべなく終了時刻。
会場へともどる。
なんと44名中、一本でも持ってきたのは13名。
大会エリアは東京湾内&流入河川と広いながらも渋い展開に。
リミットをそろえたのは4名。
優勝は川崎で釣ったという常連の菊池さん。
で、自分は2位。
自分的にはこの狭い移動範囲でとれた魚に満足。
そんでもって最後は恒例の仲間たちとの釣り話。
永遠2時間と続き、ロッドやルアーを持ち出して振り比べ引き比べが始まった(笑)
そして今回も無事大会終了。
ポイント:江東区運河・隅田川
「使用タックル」
ロッド:
ブランジーノ87LML・URBAN SIDE CUSTOM
リール:
ブランジーノ3000
ライン:
東レ・シーバスPE エフゼロ 20lb 1,2号
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーL‐EX 6号
使用ルアー:
X-80 BEAT SW
ヨレヨレ
ワンダー80 CV
マーゲイSW
にょろにょろ8,5cm
ヤルキスティック78
TKLM9/11
ライト:
PETZL(ペツル)・ティカXP
- 2007年6月2日
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