▼ 2003/10/30 河川
- ジャンル:釣行記
- (continue (釣行記))
時計を見ながらベストな潮位をはかり、そして旧江戸へ。
まだ潮位の高いうちはちょっとしたヨブや流れの中をウロウロしている連中の反応を見るため、だだっ広いどシャローをシャローランナーで広範囲に探っていく。
しかし、バイトすらない。
次第にどシャローの水も引いてきて流れもゆるくなってきた。
そこで流れのある筋に狙いを変える。
広大などシャローの水をかき集めるかのようにして流れるチャンネルに、時折イナッコが飛び交うようになると風もプラスして流れが増してきた。
面白いのは腰丈の水深になったチャンネルへ向かうゆるやかなブレイク。
そのライン、もしくは少し沖の潮目が狙い目なはず。
が、うかつにも立ち込みすぎてしまった。
仲間の立ち込み具合を見ながら同じラインに立っていたつもりなのだがこちらの方が明らかに深い。
ボトムに若干だが大きくゆるやかな起伏があるようだ。
イナッコが自分の周りでピョンピョン飛び跳ねている。
まさに自分の立ち位置が回遊ラインと言っても過言ではない状態。
仕方ないのでそのまま自らがストラクチャーになる作戦に出る(笑)。
TJフララを沖の潮目までキャストしてラインスラッグをとったあと、出たライン全体を水面につけ、大きくU字を描きながら引いてくる。
するとしばらくして沖の潮目の中でバイトが出た。
しかし、サイズが小さいのかフッキングしない。
そしてU字を描いたあと、ほぼ流れと平行になって泳ぎ出した直後にコンッ!と小さなバイト。
フックが掛かったのを確認してからアワセると、小さなエラ洗が出る。
なんなく寄せたのは56cm。
ここでルアーをレアフォースのブルーブルーにチェンジ。
とてつもない飛距離で潮目の遥か向こうへ飛んでいった。
艶かしいアクションで何度か潮目を切ってみたものの、なかなかバイトが出ない。
しかも自分の後方10mのどシャローはスネ丈となり流れが止まる寸前だ。
だが、相変わらずチャンネルへ引きこまれる流れは変わらない。
その流れの変化のあるとこ、どちらかというと流れの中の方でバイトが出た。
さっきと同じようにルアーが流れと平行になって泳ぎはじめ、こちらに向かってルアーが泳ぎだす。
その瞬間・・
ゴフッ!!
「よし、デカイ!」
力強くもスイープにロッドを煽ると水面でバッカバッカと鰓洗い開始。
流れに乗せまいとしきりに寄せにかかるも水深が浅いため幾度となく張り手が飛んでくる。
こちらも負けじとエラ洗いを逆手にとって強引に寄せまくる。
ランディング際でさらに暴れたものの、なんとかハンドランディングが決まりキャッチ成功。
85cmの丸々太った横綱級が登場したのであった。
「使用タックル」
ロッド:
プレジール88Crazy Hunter
リール:
ステラSW4000HG
ライン:
東レ・ソルトライン シーバスPE 20lb
+ショックリーダー
東レ・ソトラルイン〈フロロショックリーダー〉30lb
ヒットルアー:
TJ"FULALA"137F
レアフォース
- 2003年10月30日
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