▼ 2007/7/19 港湾(湾奥港湾部)
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ほどほどに濁りをもたらしてくれた台風。
東京は風も大したことなく、ほとんどといっていいほど雨意外の影響はなかった。
川の激増水もなく、ハゼも死ぬことなく元気いっぱい。
岸際に群れるイナっ子に、河口、港湾部には大量のサッパとイワシ。
そしてまだまだいるアミ。
シーバスがごっそりいる条件は揃ってる。
あとはどんな環境の場所で釣るか。
最もは釣り易いところで釣るのが一番。
釣り易いというのは少ない引き出しで簡単に釣れるということ。
でもこれだけは気に留めておいてほしい。
バイトがないからといってシーバスがいないわけではないこと。
そして必ずしも(シーバスがいる場所=釣れる場所)ではないこと。
ルアー、ロッド、ライン、・・・etc という数々の制限の中で釣りをしているということ忘れちゃいけない。
でも、その中でこの自分にどこまでできるか。
どこまで自然を理解でき合わせれるか。
それが面白いんである。
________________
雨あとの港湾部。
その回復はいつもながらに早い。
この日はベイトを確認する意味もあって午後明るいうちに出撃。
比較的濁りの強いところへいって見た。
上げのストラクチャーエリア。
一見動いていないように見える潮も深いところではしっかりと流れてる。
この流れが当たるストラクチャーの面でボトムからユラユラと縦の動きで潮が動いてる。
濁りもあることだし少なからず浮いてるヤツがいるだろうとX-80をタイトにキャスト。
トゥイッチを混ぜながらその際を引いてくる。
一番潜らせたとこから軌道を上げながらイレギュラーダートさせてくると濁りで見えないラインから黒い物体が勢いよく浮いてくる。
足元でギラン!と反転。
一旦咥えたが、もののあっという間にフックアウト。
惜しくももう一発同じことをしてしまいここで移動。
次は壁。
いればすぐに反応がわかるポイント。
その壁際へつけっぱなしのX-80をキャストしてかなりハードにジャークを入れまくる。
この辺で口を使うだろうなって軌道のラインで食わせの間を混ぜながらひたすらジャークすると
下から突き上げてきて反転。
ガッ!!とティップが入った。
そのまま引きずるようにアワセ、短いやり取りで抜き上げる。
(60cm)
流れのない壁、単発、壁、この食い方・・・。
もしやと思って口の中をのぞいてみるとカニらしき骨格の破片と少量のアミ。
そうかまだアミ食べたいか。。
そこから離れること別の面。
同じようにジャークでその面を引いていくるが反応がない。
いるとすれば一度ルアーを見られてる。
肉眼で見えるラインまで追ってきてないと判断すれば次の一投で反応するはず。
またジャークで食わせにいくか迷ったがちょっと速めのただ巻きで同じところを引いてみた。
すると案の定、一度鋭いバイトを弾いた直後にゴフッ!と深いバイトが出た。
かなりグッドコンディション。
(65cm)
ウェイトもしっかり乗ってるだけにブッコ抜きが辛くなってくるサイズ。
ここでまた少し移動して流れの変化ポイント。
水面をよく見てるとサッパが群れ、時々飛び跳ねる。
水深は5,6mほど。
ちょっとキャストしてクルクルを落としゆっくりと引いてみる。
1投目、
2投目、
3投目・・・
ゆっくりボトムから引き上げてくる。
が、
何も起きない。。
ルアーをビーフラップにチェンジ。
ちょっと広範囲に探ってみる。
ボトム~ミドルレンジ。
徹底的にボトムをなめるように引いてきたところでカツンッ!とバイトが出たが乗らなかった。
そろそろ夕暮れ。
いい時間帯だが、満潮過ぎまで休憩して次のポイントへと移動する。
下げより上げで川水が入り込むシャローエリア。
といっても今は下げ。
下げが利きすぎるとたぶん釣りづらくなる今日のこのポイント。
満潮から3時間が勝負である。
ロッドをブランジーノ95MLに持ち替えて適度に濁りが残ってるシャローへ。
キープ、アスリートととりあえず系ルアーを引いてみるが反応がない。
すでにジワジワと潮は利いていて魚はいるはずなんだが。
そこで少しレンジを落とす。
ビーフリーズ。
着水直後しっかり水をかませてシャローを引いてくる。
イワシ、かイナっ子か、サッパか、何かしらのベイトがシャローの上からハイスピードで逃げ惑うのが見える。
絶対にいる。
しばらくしてやっとヒットしたが40cmくらいのが抜き上げでバレる。
しかしその後が続かない。
X-80のデッドスローで同サイズが掛かるもこれも抜き上げでバレる。
これだけいるベイト。
ならば緩い系か。
ルアーをワンダーにチェンジする。
その1投目。
かなり浅いところでバイト。
う~ん、しかしこれも小さい。
またしばらく引いてみてると突然ひったくるようなバイト。
これはまともなサイズ。
65cmほど。
これを強引に手前へ寄せ抜き上げるがテール一本掛かってたが伸びて残念ボチャン。。
次にソバットへとパターンを徐々にずらして口を使う幅をチェックしていく。
(40台)
これもハマるまではいかなかったのでまたミノーに戻す。
ちょっとサイズを上げてスロー域でのピッチを遅くする。
ルアーはカレントマスター。
これがこのタイミングで一番ハマった。
キャストして少し下のレンジをゆっくり引いてくる。
なだらかなカケ上がりをボトムに当たらないようスローに。
すると深いところから追っかけてきたヤツがこれ以上無理だというところで必ず口を使う。
(58cm)
なるほどこれか。
浅いところに乗ってるヤツもいるので結構手前まで気が抜けないが、大体食ってくるラインの幅がわかってしまえばそこを集中てきに通す。
その10投目くらい。
ロッドを少し立て気味にスローに引っ張ってくると軟らかい95MLのティップがかなりの勢いで入った。
ごふっ!
引きが重い。
特に走らせて危ないところはないのでゆっくりファイトして抜き上げる。
が、やっぱ重い。。
も一度気合を入れて
意を決して抜き上げる!!
よいしょ~っと!
(71cm)
グッドサイズ。
この時期はいよいよ弱りやすいので早めにリリースして次を狙う。
そこそこの群れが入っているのか。
バイトが頻発するのはチビばかり。
次のヒットもチビだった。
(40くらい)
まぁ、今日はここまででいいか。
と帰りがけに仲間に電話して情報交換。
さて、来週には梅雨明け。
今年の夏はどうだろうか。
「使用タックル」
ロッド:
ダイワ・morethan ブランジーノ87LML・URBAN SIDE CUSTOM
ダイワ・morethan ブランジーノ95ML
リール:
ダイワ・ブランジーノ3000
ライン:
東レ・シーバスPE エフゼロ 20lb 1,2号
+ショックリーダー
東レ・トヨフロン スーパーL‐EX 6号
使用ルアー:
X-80SW
ビーフラップ24g
クルクルカウンターアタック22g
アスリート9S
ビーフリーズ78S
ワンダー80
ソバット80
カレントマスター9S
ライト:
PETZL(ペツル)・ティカXP
- 2007年7月19日
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