例年バチ抜けも最盛期へと突入する２月上旬の湾奥河川。




この時期にもなればバチの総量は格段に増え、これまでミドルレンジ～ボトムが主体となっていた遊泳層も次第に水面直下へと変わり、目視できる範囲でバチを確認できる機会が増えてくるシーズン。





しかし、例年よりも一潮程遅れてスタートした事もあってか、満月の大潮周りと絶好のバチ日和のはずが状況的にはパッとせず、水面直下で確認できるようにはなったもののチラホラ程度。





そして、雨後というコンディションではありましたが、後中潮の最終日に状況が良くなっている事を期待して満潮を迎えるタイミングで仲間とポイントへ。





雨の濁りも気にならず、北寄りの風が良い感じに水面を波立たせる中、上げの流れが辛うじて残っており、バチの残像を追いかけている魚がいないかシャロー～ミドルレンジを中心に広範囲をサーチ。





少ししたところでようやく上げの流れも完全に止まり、徐々に下げの流れが効き始めると手前の淀みにはバチの姿もチラホラあり、その姿も水面直下で確認できた事からシャローレンジを中心にＢＭＣ１００Ｆ→フラッタースティック７→プレックスとローテーションしていくも魚からのコンタクトは得られず・・・





それでも、流速差が生じるラインには良い感じのヨレが入っており、魚が入っていればしっかりと反応が出せるタイミングだった事から流芯ではバチが少し下のレンジに流れていると判断し、ＢＴバイブにシフトしてミドルレンジをチェック。






いつも通り、流速差の生じるヨレに着水点を合わせてアップクロスからのドリフトで探っていくと早々にヒット♪





無事にキャッチできたもののアベレージよりも圧倒的に小さい４０ｃｍクラスと今後の展開が不安になるサイズ・・・


（ＢＴバイブ７８Ｓ　color:GR）



同じタイミングに潮下のブレイク絡みを探っていた仲間も１本キャッチするも、サイズは変わらず。





そして、案の定不安は的中し、下げが効き始めたタイミングにチラホラと確認できていたバチの姿も２０分程が経過して流れが馴染んでしまうと確認できなくなり、ワンチャンスにて時合終了。





その後、１時間程粘ってはみたものの状況が好転する気配はなく、反応も得られなかった為に納竿としました。





本来であれば数・サイズともに期待でき、毎年良い釣りをしている１月下旬～２月頭にかけての潮回りでしたが、今年はバチの総量も少ない事もあってかパターンにハメる事ができず・・・





期待していた今回の潮回りも雨・雪と重なる事もあって不安要素は多数ですが、なんとかシーズン本格化してくれる事に期待ですね♪








ＲＯＤ：風神ＡＤ８９ＭＬ

ＲＥＥＬ：１０’ステラＣ３０００

ＬＩＮＥ：ＲＡＰＩＮＯＶＡ-Ｘ ＭＵＬＴＩ-ＧＡＭＥ １号（以上 ラパラジャパン）

ＬＥＡＤＥＲ：トヨフロン スーパーＬ ＥＸ６号

ＩＴＥＭ：
ティップガード、サックサック、Ｐｕｌｌ Ｂｏｙ（以上 ＥＲ巣山技研)

ＬＵＲＥ：
ＣＤＳＲ８（以上 ラパラジャパン）
プレミアムシリーズプロト、フラッタースティック７（以上 ストーム）
プレックス（以上 ロンジン）
ＢＴバイブ７８Ｓ、ＢＭＣ１００Ｆ（以上 ノースクラフト）

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ｆｉｍｏ内コミュニティー『Rapala Style』が主催するラパラカップ