ログの更新が滞ってしまっている間にラパラジャパンさんから期待の新製品が続々とリーリスされておりますので、何度かに分けてご紹介させて頂きたいと思います。





まずはこの時期大活躍間違いなしのソーランブレードから。



昨年秋に発売させて頂き、現在ご好評頂いているソーランシリーズ（リップレスミノー、フローティングミノー、シンキングペンシル）の３アイテムとほぼ同時期にテストがスタートしていたブレードベイト。




ブレード形状や新システムの採用等で細かい修正が続いておりましたが、ようやくリリースを迎えることができました。




既に多くのメーカーから発売されており、競争率が非常に高いジャンルだけに誰が使用してもストレスフリーとなる扱いやすさを徹底的に追求。




その１つが圧倒的なリーリングの軽快さ。



デイゲームの早巻き、流れの強いリバーゲーム、ルアー回収時に生じる巻き重り感はアングラーに負担を掛ける他、ルアーをバタつかせないようシーバスが反応してくれるアクションをキープさせる為にはリーリングスピードの幅が限られてきます。



そこでソーランブレードは強い流れの中でもアクションが波状せず、幅広いリーリングスピードにてトレースが可能なようボディデザイン、ブレード形状を設計。



これにより、リバーゲームはもちろん、回収時の早巻きにおいてもルアーはバタつくことなく魚が反応してくれるアクションを常にキープしてくれるので、着水時からピックアップの瞬間までバイトチャンスが広がります。





更にシーバスフィッシングをする上で重要な要素の１つである感度にも徹底的に拘り、しっかりとブレードの回転がブルブルと手元に伝わり、その振動数で流速の変化が手に取るように分かる感度を兼ね備えております。





そして、このルアーのもう１つの特徴が糸絡みの少なさ。




これまでのブレードベイトには切っても切り離せなかった着水時やアクションを加えた際の糸絡みというトラブル。



当然、飛距離を稼げるブレードベイトが着水直後にラインを拾ってしまえばアングラーにとってかなりのストレスとなり、魚の定位しているラインが把握でき、ここぞというところでアクションを加えた際にラインを拾ってしまえばせっかくのバイトチャンスを逃すことにもなります。




そんなストレスをストームはゴムチューブをボディ本体にはめ込んでフックを固定するといった方法で解消しました。









これにより２フックタイプでフッキング率は抜群でありながら後方のフックの自由度をなくすことによって劇的に糸絡みが少なくなり、着水時はもちろん、テンポの早いリフト＆フォールやトゥイッチを入れても安心してご使用頂けます。




また、魚がフッキングした際、フックに負担が掛かれば本体に差し込んでいたゴムチューブが自動的に外れてフックの自由度が増すのでバラシも激減。







以上のようにアングラーのストレスとなる要素を可能な限り排除し完成したソーランシリーズ第四弾となる




ソーランブレード（ＳＲＢ２１・ＳＲＢ２９）





サイズは２１ｇと２９ｇの２モデルご用意させて頂きました。





テスト開始当初、まずはプロトタイプが送られてくる度にフィールドでキャストを繰り返しながらスイムチェック、レスポンスの確認作業の繰り返し。





そして、ある程度ルアーが形になってきたところでようやく実釣テスト。





ここで今度は魚を狙う、魚を釣るということによって見えてきた修正点を再び改善。











そんな作業を何度も経て、激戦区のデイゲーム、ナイトゲームともにバイブレーションでは反応させられなかったコンディションの低い魚相手にも大活躍してくれ着々と実績を積み上げていきました。





そんな間にも新システムの耐久性を確認する為にも入れ食い状態のボートゲームでひたすら同じルアーを使用して忍耐の釣りも何度か。





















こんな感じでようやく仕上がったソーランブレード。





既に店頭に並んでいるかと思いますので、夏のシーバスフィッシングをソーランブレードで楽しんで頂ければ嬉しいです。