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工藤昇龍
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▼ あなたの風になって
- ジャンル:釣行記
- (シーバス)
激しい腹痛に出鼻をくじかれたが、朝マズメに間に合わすべく急いで家を飛び出した深夜。
今年もシーズン残りわずか。
腹痛ごときで大事な釣行を無駄にするわけにはいかない。
コンビニを数件ハシゴし、かなり落ち着いたものの一応助手席にティッシュをスタンバイ。
不安を抱えながら街中を抜け出し真っ暗な道中を進むと今度は激しい耳鳴りが襲う。
腹以外はピンピンしている。
体調不良などではない。
感じる人なら分かってくれるはず...。
暗い車内でビクビクしながら目的地へ向かう。
今日は何か起こりそうな気がする。
目的地に到着した頃には既に空が明るくなりかけていた。
特に薄暗いうちから入るつもりは無いので丁度いい。
ゆっくりと準備をして心地よいサラシの音を聞きながらポイントへ向かう。
安全な位置に立ち、濃いサラシにブローウィン140Sをぶち込んでいくが反応がない。
ふと画像右上、ワンドからの離岸流的な流れだけサラシが無いことに気がついた。
磯初心者な自分でも分かる美味しそうな流れ。
下に何個か岩も点在しているようで如何にもなピン。
答えはすぐ一投目から現れた。
明確なバイトに合わせを2発、水面を巨大な顔が割る。
明らかにデカイ...、しかし前回のほどは走らない。
焦らず頭をこちらに向けてひたすら巻き続ける。
近くに寄せれば寄せるほどその存在感に圧倒された。
ドラグを締め、寄せ波と同時にズリ揚げ。
が、想像以上に重すぎて頭から上しか揚がらない。
そのまま引き波でドラグが出ずにバチン!
思わず体が後ろによろめく。
んなろー!と吠えたくなる。
去年聞いた話が目の前で起こっている現実。
ノットを組む手の震えが止まらない。
頭の中のBGMはゴスペラーズで永遠に。
この場面と全く関係がない。
それだけ無念か驚愕だろうか、はたまた困惑か恐怖か。
興奮しすぎてよく分からない感情が脳内を渦巻いていた。
一旦気持ちを落ち着かせるために後ろに下がり深呼吸。
道中の事もあり何が起こるか分からない。
危険を冒して命を落とすことだって有りかねない。
気持ちのリセットを済ませ、再度同じピンを巻くと再びヒット。
エラ洗いからサイズは先程では無いもののランカーは余裕でありそうだ。
岩が張り出した左方面へ走ろうとするのを思いっ切り止めようとした瞬間、突如ブローウィンがこちらへ飛んでくる。
お前にはまだこのフィールドは早い。
そういうことなのだろう。
認めざるを得るしかない自分が情けなく、でも後ろを見てても山は越えられない。
フックを交換する暇を与えず、カラー違いをキャスト。
やはりヒットするのは同じピン。
水面滑走のフッコサイズ。
今の自分にはこのサイズが似合っているのだろう。
それから魚の反応は途絶え、飴と鞭な朝マズメは終わりを迎えた。
あとはひたすら磯歩き。
時々起こる波のメラガイアーに注意しながら、美味しそうなサラシを撃っていく。
人間など自然の前ではどれだけ無力か。
岩に当たり砕け泡立つ光景や音が身に染みる。
一面サラシでもその中に流れがあって。
着き場、誘い方、ファイト。
至らぬ点ばかりだけど、機嫌の良い魚にたくさん勉強させられた。
久しぶりにメジャーを出して測ってみると70を超えた辺り。
サイズ感が狂っている...。
朝の出来事が悔やまれる。
青物はたくさん、そして優しい。
あともう少し行きたかったけれど夕方から用事があったので足早に引き返した。
ロッド...風神R 110H
リール...16セルテートHD 3500H
ライン...ソルティガセンサー+si 1.5号+フロロ30lb
ルアー...ブローウィン140S
iPhoneからの投稿
今年もシーズン残りわずか。
腹痛ごときで大事な釣行を無駄にするわけにはいかない。
コンビニを数件ハシゴし、かなり落ち着いたものの一応助手席にティッシュをスタンバイ。
不安を抱えながら街中を抜け出し真っ暗な道中を進むと今度は激しい耳鳴りが襲う。
腹以外はピンピンしている。
体調不良などではない。
感じる人なら分かってくれるはず...。
暗い車内でビクビクしながら目的地へ向かう。
今日は何か起こりそうな気がする。
目的地に到着した頃には既に空が明るくなりかけていた。
特に薄暗いうちから入るつもりは無いので丁度いい。
ゆっくりと準備をして心地よいサラシの音を聞きながらポイントへ向かう。
安全な位置に立ち、濃いサラシにブローウィン140Sをぶち込んでいくが反応がない。
ふと画像右上、ワンドからの離岸流的な流れだけサラシが無いことに気がついた。
磯初心者な自分でも分かる美味しそうな流れ。
下に何個か岩も点在しているようで如何にもなピン。
答えはすぐ一投目から現れた。
明確なバイトに合わせを2発、水面を巨大な顔が割る。
明らかにデカイ...、しかし前回のほどは走らない。
焦らず頭をこちらに向けてひたすら巻き続ける。
近くに寄せれば寄せるほどその存在感に圧倒された。
ドラグを締め、寄せ波と同時にズリ揚げ。
が、想像以上に重すぎて頭から上しか揚がらない。
そのまま引き波でドラグが出ずにバチン!
思わず体が後ろによろめく。
んなろー!と吠えたくなる。
去年聞いた話が目の前で起こっている現実。
ノットを組む手の震えが止まらない。
頭の中のBGMはゴスペラーズで永遠に。
この場面と全く関係がない。
それだけ無念か驚愕だろうか、はたまた困惑か恐怖か。
興奮しすぎてよく分からない感情が脳内を渦巻いていた。
一旦気持ちを落ち着かせるために後ろに下がり深呼吸。
道中の事もあり何が起こるか分からない。
危険を冒して命を落とすことだって有りかねない。
気持ちのリセットを済ませ、再度同じピンを巻くと再びヒット。
エラ洗いからサイズは先程では無いもののランカーは余裕でありそうだ。
岩が張り出した左方面へ走ろうとするのを思いっ切り止めようとした瞬間、突如ブローウィンがこちらへ飛んでくる。
お前にはまだこのフィールドは早い。
そういうことなのだろう。
認めざるを得るしかない自分が情けなく、でも後ろを見てても山は越えられない。
フックを交換する暇を与えず、カラー違いをキャスト。
やはりヒットするのは同じピン。
水面滑走のフッコサイズ。
今の自分にはこのサイズが似合っているのだろう。
それから魚の反応は途絶え、飴と鞭な朝マズメは終わりを迎えた。
あとはひたすら磯歩き。
時々起こる波のメラガイアーに注意しながら、美味しそうなサラシを撃っていく。
人間など自然の前ではどれだけ無力か。
岩に当たり砕け泡立つ光景や音が身に染みる。
一面サラシでもその中に流れがあって。
着き場、誘い方、ファイト。
至らぬ点ばかりだけど、機嫌の良い魚にたくさん勉強させられた。
久しぶりにメジャーを出して測ってみると70を超えた辺り。
サイズ感が狂っている...。
朝の出来事が悔やまれる。
青物はたくさん、そして優しい。
あともう少し行きたかったけれど夕方から用事があったので足早に引き返した。
ロッド...風神R 110H
リール...16セルテートHD 3500H
ライン...ソルティガセンサー+si 1.5号+フロロ30lb
ルアー...ブローウィン140S
iPhoneからの投稿
- 2016年11月8日
- コメント(14)
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登録ライター
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