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水の中のお話  追う編


デイボートシーバスやっているとシーズンにもよりますが、浅いレンジで喰ってくる時は結構頻繁にルアーを追うシーバスの姿を見ることができます。

早く巻いていようが遅く巻いていようがルアーの後ろをピッタリとついてきます。

1m後ろをついてくるヤツもいれば、10cmほど後ろをピッタリとついてくるやつもいて様々です。

ルアーの観察でもしてるんでしょうかね~(^^)
この後ろにピッタリついてくるシーバス、ロッドに伝わる感触で感じることはできるのか?
 

残念ながら僕はルアーと魚の距離が10cmでも離れていると感知できません。何となくついて来てそうな気配がするって時はありますが、ロッドを通じての感触としては分かりません(^^;)

 

ところがこういうシーバスの追尾行動、中にはルアーのテールフックを口先でチョン・・チョン・・・と触ってくるやつもいます。

こういう仕草はロッドに感触として表れます。ルアーの『ブルブルブル』という感触が『ブルブルブブル』とノイズが混じるような振動に変わります。
このようなシーバスの追尾を感じたからといって何をどうすれば喰って来るのかはその時の運次第にも思いますが、感触として手元に伝わるバイト以外にも、僕達釣り人が見えないだけで意外と多くのシーバスがルアーを追っているんじゃないかなと僕は考えてます。
 

同距離を保ちチェイスしてくるシーバスに対して絶対コレだ!って必殺技はなかなか見つかりませんが、お気に入りのテクとしては・・

ルアーを速めにリトリーブしているときにリールハンドル10回転のうちの2,3回転は少しスピードを落としてやる手法。
クルクルクルクルクルクルクルクルク~ルク~ルク~ルクルクルクルクル・・・
みたいな感じ。

後ろを付いてきたシーバスが『あら?追いついた』と思うかどうかは別としてもパクっとバイト♪
これボートシーバス時代のチームのキャプテンに教えてもらった技でバイブレーションゲームやミノーのタダ巻きの時には多用しています(^^)



さて、シーバスが食事にありつく為には多かれ少なかれ餌を追いかけてパクッ!とやる訳なんですが、彼らスズキ君は本気で泳ぐと結構速い。

MAXスピードで1秒間に自分の体長の8~12倍ほどと言われています。50cmのシーバスだと1秒間に5mほど泳ぐらしい。
釣り人が全力でリール巻いた時にルアーが出る速度よりだいぶ速い訳です。

その身体能力のピークは60~70cmくらいの成魚ではないかと思います。
 

・・・でも
 

彼らは基本的に怠け者なのでそんなに全力で泳いで餌追っかけ回したりなんてこと滅多にしません。
っていうか、『怠け者』って思っていたほうが居場所も特定しやすいし釣り易いと僕は思っています。

 

いかに体力を使わずに楽に食事にありつけるか?に特化した魚だと思います。
 


1匹の小魚を一生懸命追いかけ回して、追いかけ回して、追いかけてバクッ!なんてことは極々稀です。
小魚が自分で勝手にバランスを崩してくれるような場所のそばに潜んで、バランスを崩した瞬間にバク!

相手に逃げられることなく絶対喰えるその瞬間を狙っています。

 

ダッシュするその距離が短ければ短いほどエネルギー効率は良く、大きな体になればなるほど効率よく栄養を摂取しなくてはその身体を維持することができません。



ちなみに・・・
エネルギー効率に近いお話でエネルギー変換率。餌100g食べてどれくらいが栄養として魚体に吸収されるかの割合なんですが、
オキアミって90%を超える変換率なんですって!
だから海の魚はオキアミを喰わない魚はいないだろうって。
オキアミルアーとかあったらもっと釣れるのかも(^^) あ、でもアピール力なくてだめか?



話を戻しましょう。
この『追う』という行動。群れを形成するシーバスの個体数でその積極性が変わります。
1つの群れを構成する個体数が増えれば増えるほど『追う』という行動が積極的に見られるようになります。
これは単純に対象物を追うほどの興味を示す個体が多いだけではなく、個体間の競争が働く為でもあると考えられます。

 

『他のヤツが喰う前に俺が!』『いや俺が先だ!』 なんてイメージなんでしょうかね。
 

群れを構成する個体数が少なければ少ないほど警戒心が勝り、『追い』に対して消極的になります。
 

実際にフィールドに立ってルアーをキャストする時に『群れを相手にしているのか』『個に近い状態を相手にしているのか』を意識するとルアーローテーションのチョイスや釣り方、ポイントの見切りのタイミングにも大きな差になってくるかもしれませんね。
 

大型の老成魚になればなるほど警戒心も強く『追い』の距離も短く楽に確実に餌を喰える状況を好むのかな?と僕は考えています。

フィールドを見渡して 大きな魚体を潜ませることが出来、ベイトフィッシュがバランスを崩し、追いの距離が短く、逃げられにくい場所。
そんなところをイメージして場所を選び、警戒心を上げさせないように水辺に近づく・・・

この辺を意識すると釣れるシーバスのサイズが大きくなると思います(^^)



まあそんなことよりランカーの群れの季節行動をキチンと把握するほうが効率的では?って話なんですが、それはエリアごとに違うでしょうしね。




今回のお話で想像やイメージを膨らませる一助になったら幸いです♪

 

 

 

 


 

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