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藪漕ぎ

  • ジャンル:日記/一般

『PerfectJourney 宮城県北上川編』が公開されました。



ってのは先日のブログで書きましたが、今日は『藪漕ぎ』について書いていきます。

 
藪漕ぎは必要なのか?


先ずは『PerfectJourney』は初場所ノーガイドで撮影を行っていますが・・初場所開拓=藪漕ぎということではないと初めに言っておきましょう。



ではなぜ藪漕ぎしているのか?


取材などで地方に行くと感じるのですが(もちろん地元でも)、有名ポイントや人気のあるポイントって『エントリーがしやすい』『駐車ポイントが近い』とかいうことも多いです。


良いポイントだから人の往来が多くて踏み痕で道が出来上がってる場合も勿論多いです。




でもその場所が『自分が感じた良い条件の場所』に当てはまるとは限らない。


どんなフィールドでも時合いがありタイミングがあります。


入り易い道が出来たその場所で偶然そのタイミングに重なるのか?


誰しもが入れるその場所で来るかも分からぬ時合いをひたすら待ち続けるのか?





否!!


待ちの釣りなんて俺には似合わねえ!!


『誰かが出入りしていて道が出来上がった場所』から選択して釣行するのではなく『自分が感じた良い条件の場所』に己で道を作るのだ!!


あの藪を超えれば誰も見たことのない大物が居るかもしれない!!


パラダイスが待っているかもしれない!!!




と夢見がちな釣り人が擦り傷を沢山作ってヒ~ヒ~言いながら藪の中で蠢いているのが『藪漕ぎ』です。




突入しても水辺まで到達できないこともざら。

突入した先にパラダイスなんて滅多にありません。




ではなぜ藪漕ぎをするのか?


自然VS自分の知恵比べをしたいんです。

『自分が感じた良い場所』でやってみたいんです。





その為の手段の一つが『藪漕ぎ』です。


決して未踏の地を目指す蛮勇が開拓ではありません。




 
藪漕ぎの注意点



高低差に注意

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当然ですが水面までなだらかな斜面とは限らないので足元がいきなり無くなることも。
水面までの高さがあまりにもあるような藪には入らない方が賢明です。

マップの衛星写真を見て、行き着いた先が川のカーブのアウト側で本流筋がぶち当たる所では絶対に藪漕ぎしちゃだめです。
流れが当たりドン深になっているので藪を抜けた瞬間にドボン・・・ってことも。

昨今の河川の場合そういう所は浸食防止でテトラや護岸化されている場所がほとんどなのでいきなり落ちるような地形は少ないかな。
またそういう場所は地形的に山からの急斜面のエントリーになるのでエントリー不可能な場合が多いです。




藪漕ぎで目指す場所はそんな急な流れが当たる場所ではなく、その対岸のシャロー帯に隣接する陸地などが狙い目です。





ちなみに・・・
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↑今回の北上川編で収録されている藪漕ぎシーン。
かなり早い速度で移動していますが・・・

このシーンの藪漕ぎのシチュエーションはこんな感じ。

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水辺に沿うように進んでいます。
ウェーディングしながらでも進めましたがカメラマンがカメラや撮影機材を水から守りながら進むにはちょっと怖いかな?という水位。(カメラマンはバッテリーやSDカードなどを肩掛けバッグに入れて持ち歩いています)


そこで陸地の藪を突き進んだ方が安心だろうということで道を切り開いている藪漕ぎです。





危険生物に注意

僕のように熊や猪に突進されるという経験をする事は珍しいと思いますが、それでも相手は自然。

危険生物のテリトリーに踏み込んでいるという意識はしっかり持ちましょう。


ハチ・蛇・マダニ・ヤケドムシ・ヒルなどなど。

遭遇率はウェーディングでのエイの方が高いけど、一度攻撃を受けるとエイ同様大ダメージです。

半袖・短パンを避け、皮膚の露出を極力避けることでリスクは軽減できます。



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(藪漕ぎ中に遭遇したヤマカガシの黒色体・・か、マムシ。両者とも猛毒)

僕はアオダイショウにしか噛まれたことはないので毒蛇の体験はありませんが、ネットで調べると噛まれた場合は即救急車を呼んだ方がいいみたいですね。





イバラに注意

前者2つのリスクに比べれば屁でもない。

でも気付かずに引っ掛けるとウェーダーに穴が開き、経済的に痛い。

サポートを受けているので宣伝的になりますが、過去に使った事のあるウェーダーの中ではコレが藪漕ぎでは最強でした。

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AnglersDesign トライアルブーツフットウェーダー

丈夫で比較的イバラが刺さりにくく滑るような感じで逃がせます。





藪漕ぎで進める距離は10m以内

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藪の濃さにもよりますが、見知らぬ土地では背丈より高い藪を進む場合どんなに長くとも10mが限界です。


また背丈より高い藪に突入する前には必ず周囲100mを散策しましょう。苦労して水辺に辿りついたけど振り返ったら他に道があったなんて事も。

藪漕ぎの距離が長くなればなるほど比例して危険生物との遭遇率は高まります。








上記のような危険がないとは言えない藪漕ぎ。

釣りにまつわるどんな事でも言えることですが『ココは怖い』と思ったら即撤退です。




リスクに対してどこで線を引くのかを決めるのは自分自身です。


『藪漕ぎ』必要以上に怖がることもないけどリスクを考えず気軽に入っていくものでもありません。



でも『藪に入る事も厭(いと)わない』そんな気持ちで挑めば自分で魚を探すってのはそんなに難しい事ではないのかなと思います(^^)





 

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