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アカメチャレンジ2014 その4

昨年初めて高知県にアカメを狙いに行ってから11ヶ月。

今年も行きますアカメ釣行!もちろん今年も現地ガイドは一切なし!現地で得た情報で見た景色で戦略を立て、思いっきり冒険してきました!!


アカメチャレンジ2014 その1はコチラ                     

アカメチャレンジ2013 昨年の模様はコチラ

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アカメチャレンジ2014 その4
【高知第2夜 発想の転換の鍵】


さて高知入りした最初の夜はムロが謎の1尾をバラしただけで終了でした。午前中は車中で寝て過ごし、再び活動再開をしたのは昼を過ぎた頃から。
昨年回りきれなかった場所を次々と下見していきます。


ちょうど昼間がど干潮なので下見をするには好都合♪
どこまで立ち込めるのか地形の調査も含めて2時間ほど回ってみたのですが、何人かの餌釣り師に会いアカメの目撃情報なども仕入れることができました。

その中で僕たちと同じ神奈川からの遠征組みに出会い、彼らは餌釣りだけどメーターオーバーのアカメを上げることが出来たようで、その貴重な体験談を聞くことが出来たのは大収穫となった。




まだ夕マズメには時間があったので高知市内のルアーショップ『ランカー』さんにも足を運んだ。

せっかく地元ショップに来ているので『最近浦戸湾ではアカメは釣れていますか?』と尋ねてみたところ『釣れていますよ』との回答。

これは勇気の持てるお答えだ!!


昨年からの僕とムロのアカメ旅はガイドを頼んだりはせずに現地での見聞き、ネットでの調べ物のみで夢のアカメを追おうとチャレンジしている。ムロと相談した結果、現地のショップでどういう場所をアカメが好むか聞いてみる程度なら興をそがれることもないだろうと、ショップの店員さんに聞いてみた。


『アカメはどんなところで釣れてます?』と聞いてみたのですが質問の仕方が悪かった。



『色んなチームの方がいるので場所の詳細はトラブルの元になるから言えないの。ごめんね』いやいや詳細はこちらも望んでいない(^^;)
でもこういう対応のショップってお客さんからの信用度も高く良いショップですよね♪



そういう事を聞きたいんじゃなくアカメの傾向などを聞きたいのだという趣旨を伝えたところ、流石良質のショップ!絶妙な加減の回答をくれた。




『黒鯛狙っていてアカメに黒鯛食われたって話はよく聞くよ』





そういえば昨年出会ったクロダイ狙いのルアーマンもそんな事を言っていたし、先ほど出会った餌師の二人組みもクロダイの話はしていた。

んん~~アカメはクロダイが好きなのか?? パーン!という猛烈な破裂音を響かせボラを捕食するイメージが強かっただけにボラをメインベイトに据えて作戦を練っていたのだけど、ここまでクロダイというキーワードが出てくるので作戦変更した方がいいのだろうか??







よし!今夜はクロダイが居そうなシャローで狙ってみよう!!

(この時の僕らはまだこの程度の考えだったのだけど、この点と点が全て繋がり始めるのはもう少し時間が経過してからだった。)




ショップを出て夕飯の食料調達を済ませ、PM18:00には昼間下見をした場所にエントリーをした。

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(高知のスーパーでは鯖が刺身で売られていることにビックリ)

ブレイクより沖は砂地、所々に根が点在し手前は岩礁のような地形が続いている。
下げが効けばいかにも流れが走りそうな立地。




関東の人が分かりやすく例えるのなら小櫃川のような地質。
クロダイアングラーならこんな場所を選ぶよねって雰囲気の場所。



ボラの姿もチラホラ見える。


これで流れが出ればアカメも回ってきて捕食スイッチが入るのでは・・・・



(ん? 何か思考の違和感のようなものが頭の中をよぎったのだけど、もう夕マズメなので目の前のポイントに集中していった)


空も暗くなったころ流れが効き始めた。
驚いたことに僕が想像していた方向とは違う流れの向き。その補正をする為に立ち位置を探しているとムロが最高の立ち位置に立っていた。


流れ、ヨレ、ベイトの通り道、地形、全てが揃っている『ここしかない!』という最高の立ち位置。



僕は少し離れた位置にポジションを取り流れを重点的に攻める。




ドバシュ!!!





何かがムロの傍でベイトを捕食した!!

『何か分からないけど背びれが見えた!!』


これはきっとムロのルアーに食ってくる!
昨年と今年を通じて最もアカメとの距離が近づいている気がする!!



食った~~~!!!




ムロの声が響くのと同時に高速で逆回転するドラグ音が聞こえる!!


よっしゃ!でかした!!

とムロの傍に駆け寄りフィッシュグリップとギャフをスタンバイする。


事前に2人で約束していた。どんなに頑張ろうが恐らく一人ではランディングできない。どちらがサポートに回りその結果失敗に終わっても恨みっこは無しだと。

とは言え心臓が高鳴る!もしここで僕がランディングをミスってしまったら・・・恐らく自分がヒットさせてバラした以上に後悔する。


最悪抱き付いてでもランディングを成功させなくては!!!






ム『あれ??』




僕『どうした?それほどのサイズでもない?』





ム『・・・なんか引きが変なような・・・気が・・・する』





僕『え?バレた??どうした!?』




ム『いや・・・なんちゅうか・・馴染みのある引きっていうか・・・』





僕『シーバス?シーバスでもいいじゃん!慎重にいこうぜ!!』




ム『・・・・・・・』





ズザザザ~とそのままズリ上げランディング!!!

万が一フックが外れても絶対に受け止める!!

僕はまるでPKの時のゴールキーパーのような構えをとった!!






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ファ~~~ック!!!
ボラ!!!! 高知にまで来てこのパターンかよ!!





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おい!練習するから口開けろ!!(笑)




結局潮止まりまでその場所で打っていたが反応も水面の変化も訪れなかった。

上げも打つか悩んだところだけど、まだ一か所で粘れるほど的が絞れていないので移動をすることに。





帰りがけに死骸ではあるけど面白いものを見た。



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カイズ(クロダイの幼魚ね)を食おうとして引っ掛かり共倒れしたシーバスの死骸。
(誰かが死骸でイタズラしたのかもしれないけど)
熱帯魚でアロワナとレッドテールキャットを同一水槽で飼っているとよくある事故。





なかなか反応の得られない中、少々彷徨気味で立ち寄った護岸。
やたらとイナッコの溜まる護岸で時折シーバスがボイルしている。

シーバス狙っちゃう?なんて心の悪魔が囁く。その声を断ち切るように護岸の岸壁をライトで照らしてみる。




まるで僕らをあざ笑うかのように岸壁に頭を向けた50cmほどのアカメが居た。
ライトで照らした後の魚。流石に狙う気にはなれないし狙ったところで食ってはこないだろう。




岸壁のエビやカニでも狙っているのかな?







・・・・・





・・・・







・・・







あ!!


この光景を見た瞬間に僕らの中で点と点が一気に繋がり始めた!!まさに覚醒の瞬間だった!







最終話へと続く。

 

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