年齢を重ねたこともあって老眼です。

ベイトリールの場合は状況に応じて「ブレーキ設定」が必要なんですがシマノの遠心ダイヤルもDaiwaのマグダイヤルも老眼で良く見えないのでDCブレーキに御世話になっているんですけどね。

まぁややこしいスキッピングとか波のある海ではマグネットブレーキに頼るしか無いけれど、適当に投げる時や遠投なんて時はAutoモードや1モード(最弱)で投げるだけ良く5段階の両端でブレーキ設定が済むので老眼でもダイヤルを右か左の両端に回して設定出来るDCブレーキは例え軽いルアーや低軌道キャストが出来なくても便利で特にi-DC5を搭載しているスコーピオンDCは楽チンです。

まぁ色々試しましたけどスキッピングはスキッピングし易いワームを選べばi-DC5でもメカニカルブレーキを調整しなくても出来ることは理解しましたがシーバス相手になるとそんなfatなワームは無いので諦めましたが、シマノについては猿でも出来るスキッピングモードを作ってくれれば私的には完璧なんですけどね…

遠投性能については同じロッドで19アンタレスとジリオンSVTWとほぼ同等の飛距離を出すので17スコーピオンDCの飛距離は素晴らしく、D滑走路の遠投が必需な釣りでも問題無かったしね。

それぞれ約1時間色んなルアーや投げ方で試投した所では最もバックラッシュが無かったのが17スコーピオンDC。

最も高額だった19アンタレスをフォローするとしたら中距離キャストでの飛距離で狙ったスポットの先にルアーを落とせるので狙ったスポットにトレース出来ますが、遠投性能は大して変わらないのが私の感想です。

SVスプールについてはスキッピング等のややこしいキャストから遠投まで幅の広さでは文句は全くありませんがマグダイヤルの数字が読めないし、ダイヤル数が多いので細かい設定で快適なキャストが出来る反面で老眼にはダイヤル調整が厳しくてトータルバランスとしてi-DC5を登載し、実売25000円で買えちゃう17スコーピオンDCは今の私には最高のリールで2機目を買ってしまおうかと思うくらい…

でも残念なのはXGが無く、部品を色々と調べてますが14クロナークの部品の流用が多く100サイズですがボディーサイズは200サイズのまま無理やりスプール幅を22mmにしてまして、14スコーピオン200にも14クロナークにもXGが無いので簡単にはXG化が出来そうに無く、ググりましたけど前例はなくて19スコーピオン150のギヤ移植で人柱になる勇気もなくて躊躇してます。
XG化が出来れば完璧。

後は最近のシマノのマイクロモジュールギヤってやつは巻き心地がヌメヌメなので確かに巻き心地が滑らかではありますが実釣の於いて欲しい感度としてヌメヌメでは無いので普通のX-SHIPギヤの17スコーピオンDCは実釣向き、HAGANEボディーでS3Dスプールを登載していてコストパフォーマンスは完璧じゃないかと。

ここ数年はシマノリールが良いと思うことはありませんでしたが17スコーピオンDCはもっと評価されるリールじゃないかなぁ？

スキッピング以外の釣りは17スコーピオンDCのブレーキ設定はAutoモードと1モード(最弱)の2モードだけで困ることは無いと思う。

シマノが19アンタレスで低慣性スプールにこだわるならば2gを投げれるコンクエストDCで登載したスプールを進化させてDCでも低慣性なスプールを積極的に搭載してくれると最高なんだけどなぁ…





17スコーピオンDC HG

ブラックボディーは殆どのロッドに合うかと。