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▼ さようならを言わないと・・・
- ジャンル:釣行記
- (ショア)
「釣りたい思いが強すぎて、フィールドに感謝の気持ちを忘れた」
先日、王国に最後の挨拶をしにいったわけです。釣行回数は6回だし、今年通い始めただけなので、あまり思い入れはありません。
昨夜布団の中で、ふと・・・その事を思っていたら・・・心拍数が「ドクドクドクドク」と高まった。
しまった・・・・矢作川にきちんと挨拶をしていない。
僕はあちこちで打ってますが、やっぱり特に思い入れが強いのは矢作川。
シーバスをはじめて1ヶ月頃。大きいのを釣りたくて、ルアー釣行回数10回ほどで単独でナイトウェーディングに入った。
怖いし、何がなんだかわからなかった中、暗闇に見えるアングラーの影で立ち居地を見て、真似した記憶がある。
持っているルアーは10も無く、ラパラカウントダウン12を投げた。
いきなりヒット。今でも感触は覚えていますが、大きかった。だけど、心臓バクバク。流れに乗って何がなんだか。
わけもわからなくなって、アウトでした。2009年の秋。
僕はとにかくこの川が好きだ。
ここでしか会えない仲間は季節が終わると自然と会わなくなり、来シーズン当たり前みたいに会う。
その時期が待ち遠しい。
ここのローカルアングラーさんは、とても緩やかで和やかで自然だ。そこに惚れる。
今年の思い出は、NAOU君と最後の勝負をしたこと、濁流の中ラトリンラップでサヨナラホームランを打ったこと。お盆に都合で投げられず悔しい思いで眺めたこと。
9月中旬に来ていらい、さようならを言ってなかったよ。
ここまでで秋のプランが終わった、これからは練っていた冬のプランへ移行。
その前に、予定していた衣浦を中止し、矢作川に向かった。大潮干潮着。
狙える時間じゃないけど、それより終わりだと意識して投げたかった。
ウェーディング専用の
マズメレッドムーンジャケット
RBBネオプレーンウェーダー
GMウェーディングネットを背負う
やっぱりこの装備を付けると、鼓動が高まる。身が引きしまる。緊張する。真剣になれる。
川のウェーディングが一番好きだ。
今年は去年よりさらに、生後5年以上経ったシーバスの命を弄んで、食って自分の骨肉とした。殺めた。イート派の宿命。
色んな思い出が浮かんではキャスト。
シーバスはいるのかわからないけど、自分のに来るかはわからないけど、色々考えながら。
息子と貝拾いにきた。家族でドライブにきた。バニラさんがロッドで水面を叩いた。僕は誇らしげに魚を持ち上げた。NAOU君が最後にヒットさせ「やられた!」と思った。
色んな風景があったなぁ・・・。
3時間投げ続け、相手をしてくれたのはセイゴ。
それでも釣れてくれて嬉しかった。
今年5ヶ月間 ありがとう!楽しかった!矢作川
さようなら!矢作川
来れない皆さんの分も、お礼を言いました。
帰り際、入り口に立って振り返って眺めた。
あそこにいつも彼がいて、おじいが居て、若い兄ちゃんがいて、彼はあそこで、深く入っていて・・・・
よく見た光景が真っ暗なのに そこに居るような程 はっきりと見えた。
近づいたらキャスト音が聞こえてきて、早く投げたい!と思って釣り場へ向かった風景。
下から湧き上がるような流れの奥にいつもベイトが入っていって、時間がたったらシーバスが隠れていた。
10分で勝負が決まる、3投でヒットさせて、ばらしたら次は無い。
1投目でバイトを得て、3投目でヒットした。
ばらしては荒れて次へ続かないと、急いで取り込もうとファイトしランディング。
即座に次のキャストへ入る。
その時の緊張は胃がねじれてるような痛みが走って嘔吐しそうになった。
真っ暗な中に、最高の時間の残像が見えてしまって、ただ振り返っただけが、えらい長い時間、呆然と見入ってしまった。
あの好きだった光景が、鮮明に見えすぎて動けなかった。
一礼。
ありがとうございました!
また来年。
例えば、自分に特に思い入れの強いフィールドがあったとしたら、立ち寄って眺めるのもいいかもしれない。
今年はあと1ヶ月しか無いですから。
そして僕は1ヶ月以上続いたうやむやした日が終わり、秋を終え、冬の開幕です。
KGエボリューション902ML
銀狼LBD
PE0.8
ナイロン16lb
ショアラインシャイナーR40 SSR
先日、王国に最後の挨拶をしにいったわけです。釣行回数は6回だし、今年通い始めただけなので、あまり思い入れはありません。
昨夜布団の中で、ふと・・・その事を思っていたら・・・心拍数が「ドクドクドクドク」と高まった。
しまった・・・・矢作川にきちんと挨拶をしていない。
僕はあちこちで打ってますが、やっぱり特に思い入れが強いのは矢作川。
シーバスをはじめて1ヶ月頃。大きいのを釣りたくて、ルアー釣行回数10回ほどで単独でナイトウェーディングに入った。
怖いし、何がなんだかわからなかった中、暗闇に見えるアングラーの影で立ち居地を見て、真似した記憶がある。
持っているルアーは10も無く、ラパラカウントダウン12を投げた。
いきなりヒット。今でも感触は覚えていますが、大きかった。だけど、心臓バクバク。流れに乗って何がなんだか。
わけもわからなくなって、アウトでした。2009年の秋。
僕はとにかくこの川が好きだ。
ここでしか会えない仲間は季節が終わると自然と会わなくなり、来シーズン当たり前みたいに会う。
その時期が待ち遠しい。
ここのローカルアングラーさんは、とても緩やかで和やかで自然だ。そこに惚れる。
今年の思い出は、NAOU君と最後の勝負をしたこと、濁流の中ラトリンラップでサヨナラホームランを打ったこと。お盆に都合で投げられず悔しい思いで眺めたこと。
9月中旬に来ていらい、さようならを言ってなかったよ。
ここまでで秋のプランが終わった、これからは練っていた冬のプランへ移行。
その前に、予定していた衣浦を中止し、矢作川に向かった。大潮干潮着。
狙える時間じゃないけど、それより終わりだと意識して投げたかった。
ウェーディング専用の
マズメレッドムーンジャケット
RBBネオプレーンウェーダー
GMウェーディングネットを背負う
やっぱりこの装備を付けると、鼓動が高まる。身が引きしまる。緊張する。真剣になれる。
川のウェーディングが一番好きだ。
今年は去年よりさらに、生後5年以上経ったシーバスの命を弄んで、食って自分の骨肉とした。殺めた。イート派の宿命。
色んな思い出が浮かんではキャスト。
シーバスはいるのかわからないけど、自分のに来るかはわからないけど、色々考えながら。
息子と貝拾いにきた。家族でドライブにきた。バニラさんがロッドで水面を叩いた。僕は誇らしげに魚を持ち上げた。NAOU君が最後にヒットさせ「やられた!」と思った。
色んな風景があったなぁ・・・。
3時間投げ続け、相手をしてくれたのはセイゴ。
それでも釣れてくれて嬉しかった。
今年5ヶ月間 ありがとう!楽しかった!矢作川
さようなら!矢作川
来れない皆さんの分も、お礼を言いました。
帰り際、入り口に立って振り返って眺めた。
あそこにいつも彼がいて、おじいが居て、若い兄ちゃんがいて、彼はあそこで、深く入っていて・・・・
よく見た光景が真っ暗なのに そこに居るような程 はっきりと見えた。
近づいたらキャスト音が聞こえてきて、早く投げたい!と思って釣り場へ向かった風景。
下から湧き上がるような流れの奥にいつもベイトが入っていって、時間がたったらシーバスが隠れていた。
10分で勝負が決まる、3投でヒットさせて、ばらしたら次は無い。
1投目でバイトを得て、3投目でヒットした。
ばらしては荒れて次へ続かないと、急いで取り込もうとファイトしランディング。
即座に次のキャストへ入る。
その時の緊張は胃がねじれてるような痛みが走って嘔吐しそうになった。
真っ暗な中に、最高の時間の残像が見えてしまって、ただ振り返っただけが、えらい長い時間、呆然と見入ってしまった。
あの好きだった光景が、鮮明に見えすぎて動けなかった。
一礼。
ありがとうございました!
また来年。
例えば、自分に特に思い入れの強いフィールドがあったとしたら、立ち寄って眺めるのもいいかもしれない。
今年はあと1ヶ月しか無いですから。
そして僕は1ヶ月以上続いたうやむやした日が終わり、秋を終え、冬の開幕です。
KGエボリューション902ML
銀狼LBD
PE0.8
ナイロン16lb
ショアラインシャイナーR40 SSR
- 2011年11月26日
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登録ライター
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