【Tight　Line!!】ウネリの無い日のヒラスズキ

しからば、と、第二候補の岩の先に向かうと、、、2人の大荷物な釣り人が居た。
うん、磯の餌師の様ですね。
トキとして、狙いが違うとゆー理由で、朝イチのサラシを打たせてくれるコトがある。
ので、早速声を掛けてみる♪♪
「いや、だめだ！！朝ルアーからの～エサ釣りだし！」と、
ナルホドです。
コレは了解するしかありません。

出来れば、優しくお話して下さい(＞人＜;)

がんばってください、、、、

さて、困りましたね。
早起きして来ましたけれど、どうしましょうか、、、

何処行こうかね、

何が困ったかって、、、今週の太平洋には台風の“た”の字も無く
風もあんまり無いと来たもんだ。
そんでもって、潮通しの良い岩の先には先行者が居るので、行くことが出来ない。
はて、、、、、どうしたもんか。

浅く、小さな引き出しを全部開けて悩む、、、

たぶん、この凪、

ヒラのバイト取るならシモリにスゲェタイトに流さないとムリぢゃね？

にも拘らず、ローライトでないと見切られちゃって、日が昇ったら釣りにはならんだろな、、、

でも、、
明るくないとギリギリのキャストは難しい（僕クォリティだと明るくても難しい）
でも、明るくなるとナーバスになって釣りにくくなるだろうなぁ、やっぱり凪、、、
つまり、それを許してくれるのは夜と朝の境目に有る超一瞬の隙間だけということになるよね！！（滝汗）

僕は、夜磯のヒラスズキはやらないんです。

ラインが見えないと、ロクなコトが無い。

焦って見切りで投げれば、岩に掛かる、又はつまらん場所にボチャン!

からのブリブリ、と、場を荒らして終了する。

たとえ掛かっても、取り込みで周りが良く見えないとつまんない痛手を負うことが多い。だから、自分ルールを決めた。
ま、この日みたいにサラシの恩恵があまり使えない状況でのムダ打ちは自爆行為だし、やっぱりやりたくない。
しか〜し、ご存知の通り、いざ明るくなってから、前置き無くいきなり一発でピンに落とせるほど手練れではないorz

どーすんぢゃ、

仕方なくもじっくり、ゆっくり海を観察する。
暗いけど見えている、潮が見える。

ララァ！見えるよ！
サスガにキャストの軌跡、ラインはまだまだ見えないけれど、潮は見える。
目を凝らして美味しそうなシモリを探す、、、あそこ、かなぁ、あそこ、、、、あそこ、、、、かなぁ、、
時間が無い。
腹をくくる。

本番をソコと決めて、全く関係ない、より明るい東側の面にムダ打ちしに行く。
キャスト感を取り戻す的な、ウォームアップ的な、、

見えているストラクチャーに寄せてみる、
状況がシビアすぎて、ココはやっぱりカゲロウ100に頼るかなぁ、最近当たってるし
フォローは、ほぼナミノハナのフルメッキナレージかなぁ、、

練習終り、

、、、、いざ！

潮を見る、
見てるのは一瞬の盛り上がり、一番大きいヤツを待つ。
その頂点の向こうに置いて、迫る潮にルアーを載せて、自然な感じにシモリを超えるのか狙い！
超えた先に一瞬出来る、小さな滝壺の様な流れと白泡、、、

イメージするのはそこに潮ごと流し込む！

ヤバい、明るくなりすぎる、
焦る、
でも、良い波が来ない、
焦る、
待つ、、、1分でも長い、、、
一つ大きく引く、
待つ、

もう一つくる波のリズムはもうわかった。
その次はもう少し大きく引いた、

！今でしょ！