フォローベイトに飽きる(爆)

(このログは少し前に書いてあったので、話が前後してしまう旨ご了承下さい)



いよいよ秋の本格シーズンに突入してきました。

会社の移転も無事終わり、落ち着いてきたのでやっと本腰入れて釣りしようかと。

しかしながら、昨年建てた家が隅田川本流から離れてしまった為、もっぱら一番近い支流(水路?)で細々とやってます(泣)

ただ、基本同じ水系の為、やる事は変わらず…


トップゲーム


ええ、ひたすらトップゲームを堪能しております。

が、バチ時期とは違い、この時期は沈めるのもアリ(笑)

なので、徹底的にトップで叩きまくった後、幾つかフォローでレンジ刻んで根こそぎ刈って終了。


ただ


ここにきて問題になったのが、私の性格(爆)

生粋のトッパーなので、トップゲームはいくらやっても楽しい。

問題はその後。

この状況ならコイツ、次はコイツ、んで〆はコイツで終了という流れが読めてしまい


飽きた(爆)


それ以外のルアーじゃ(散々試した結果)反応が出ないのも読めるので、尚更。

そのマンネリ感を打破する為の方法としては2つ。

・トップ以外やらない
・新しいルアーの投入

ホントは前者希望なのだが、トップ時合いは短いので、この時期には勿体ない。

かといって、見ただけで「使えねーなー」と判るルアーに野口英世という大枚をはたく気にならん。

そんな矢先、とある謳い文句が目に留まる。


移動重心式ジグヘッド


「はぁ?」と。


ジグヘッドの中に空洞作って、そこに移動重心を入れるのか?

んな事したら、重心の移動距離は短いし体積だけ無駄に上がるから、むしろ飛距離は落ちるだろ、と。

んで、現物写真を見たら、尚更「はぁ?」と。

ジグヘッドのアイが縦長になっただけ。

まさかこれが移動重心とでも…?

この構造のジグヘッドは、幾つか見た事がある。


「ユーザー舐めてんのか!」(怒)


って事で



購入(爆)


理由は勿論、叩・き・ネ・タ♡ (が9割で、1割はヘッドがメッキ加工だったから)

スネコンで評価が一変したこのメーカー。

その後のニンジャリと併せて、良くも悪くも使い手を選ぶルアー(=私好み)を作ったという点で、評価爆上がりだったのに…

それを裏切られた恨みは大きいぜぇ~~~♪


って事で、簡単ではあるがインプレを。


先ず、なぜ「ミニのみ」購入したか。

ノーマルは使う(場所の)イメージが全く湧かんから(爆)

ミニならば基本は8gが軸で、どうしても飛距離が欲しい場所に14gという使い分けが出来る。

が、ノーマルの場合

・15g:1g(ワームの重量考えても3g以内)の差であれば、体積大きい=空気抵抗でかいから飛距離のアドバンテージが無い。
・22g:そんな重量のジグヘッド、何処で使うんだよ(ロスト必至)。
・30g:俺のタックルじゃ無理!

って事で、初めから却下w

それに…

http://www.majorcraft.co.jp/lureitem/10690

丸パク…ゴホンゴホン

まあ、使い勝手が良ければ、ノーマルも視野に入れるかも。


んじゃ早速、テストしてみましょう♪

因みに、ワームと針を足すと約4gになるので、ヘッド自体の誤差も含めて総重量は+5g以内と思っておけばOK。


コイツの売りは「飛距離」なので、それしか求めてない14gを先に。

本来ならば良いタイミングで入れば良いのだが、この時期のテスト場はどーせ先行者あり。

って事で、全く関係ないタイミングで飛距離のみ計測。

一投目。


…飛ぶわ(汗)


基準値である60mを一発クリア。

奇跡の一投かも知れんと数回やるが、悉くクリア。

重心移動の場合、リリースポイントのズレで飛距離が大きく変わる事が多いが、コイツはかなりラフに投げても安定する。

正直な話、邪魔物(ワームのテールであったり、トリプルフックであったり)が多い分、飛びにくいかと思ったが…


うん、合格(笑)


だって、即活動に貢献してくれるしw



あ、違うか(笑)

動きは完全ローリング。しかも超激しく。

この飛距離で…となると、比較対象はローリングベイト88の24gか。

私のヘタレタックルでは少しでも軽い方が使いやすいので、優位性は高い。

それに、事実それよりも飛距離は稼げる。

ただ、勿論問題点もある訳で。

rbや一般の14gジグヘッドに比べて沈下速度が明らかに速い。

通常なら流し切れるスピードで、何度底擦ったか。

っつー事で、コイツは「ローリングする鉄板バイブ」(意味不明w)が欲しい時に出番かな、と。


んで8g。

コイツは小場所での使用を前提に購入したので、そこで試してみた。


「うん、ローリングベイト77/15gそのままだね」


飛距離・キャストフィールも酷似している(共に若干劣るがw)。

但し、ここで一つ注釈。


マトモな投げ方してませんwww


オーバーハングの下を数十m通すので、完全なサイドキャスト。

なので、普通に投げりゃ飛ぶルアーが全然飛ばない事も多々。

当然垂らしは最少なので、竿のキャパにかなりの余裕が必要。

そーゆー場所には飛距離ではなく「如何に正確に落として、通すか」が重要になる。

そんな場所だと通常の移動重心ルアーは怖くて使えないのだが、先述したようにコイツはほぼ問題ない。
(たま~に逝くけどね(爆))

ならば、



簡単に結果は出てくれる(サイズは言うなw)

しかしながら、コイツにもやはり問題があって、明らかにバレやすい。

「針先6本もあるんだから、何故バレる!?」と思いたくなる位バレる。
(因みにコイツを獲るまでに2日に渡り5連続バラし)

そのバレ方は、明らかに浅掛かりのそれ。

原因を考えると、思い当たるのは1つ。


フックポイント


これは後日単独で書くつもりだが、汎用性の高さが仇になったというか。

まあ、コイツは「面白くはないけど、反応欲しい時用」としてBOX入れ確定。

「使える」ルアーを一発で引けたという意味で、今期はこれで投資終了かな。





これで話が終わったら、俺のログじゃねぇ(笑)


飛距離の優位性は明らかになったのだが、あの縦長アイだけが要因なのか?と。

先に述べたが、あのアイ構造は他でも見た事があり、その時点で技術として表に出てる。

って事は他に要因があるはず…

そんな矢先にちとやっちまい、とある事に気付いた。


なるほどね!


こりゃやられたわ。

証拠写真はコチラ(笑)



これの意味する事、解る?
(因みにコイツはこの後修理して、普通に釣れてますw) 

通常のジグヘッドは、ワームキーパーもウェイトの一部分となっている。

軸と針が同一なのでどうしても接続部分が細くなる為、それが強度維持も併せている。

アイを除けば何の変哲もないジグヘッドなので、当然コイツもそうだと思い込んでた。

しかしながら、軸を太くする事で強度を増し、その代わりにキーパー部に回るウェイトをそぎ落としている。

つまり頭の部分のみにウェイトを集中させてるって事。

んなもんで、重心が集中するから飛ぶ代わりに、沈下速度も速いって事か。

それを相殺する為に、あの派手なテールと固めなマテリアルで強い動きを作って揚力を出してるって事ね。

…逆に言えば、動きを抑えたら速攻で沈んでレンジキープ出来ないって事だがw

妙に太いリアアイなので、リング交換が面倒くせぇ~と思っていたが…


考えやがったなぁ(感心)


って事でこのメーカー、やはり 変なモン 視点を変えた物を作るのに長けてるのが良く判りましたw

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