成熟?


2012年にスタートした岸ジギ。

初めの1年は、何も解らず、ただひたすらにフィールドに通った。

次の1年は、闇雲に色んな事を試した。

その次の1年は、ティムコのモニター期間で弾が種々発売された事もあり、そちらの宣伝活動w

昨年は、ジグよりも横の釣りを主軸にした為、岸ジギ自体は数える程。

結果は勿論、(間違った方向ってのは否定出来ないが(爆))何が良いのかを試行錯誤しながらの4シーズンだった。

そして5シーズン目の今年、それらの中で最も悩んでいた部分が露呈した。


話は変わるが、自分の中で「魚をキャッチする」という事は全く重要ではない。

勿論モニター期間は宣伝活動というのもあり、ある程度キャッチ(証拠写真)は必要だった。

が、もはや体をなしてない為、自分のやりたい事を自由にやれる。

そんな状況なので、ある1つの答えを求める為だけの釣りがやれている。

それは


ヒット率の増加とロスト率の低減


この相反するファクターを、どれだけ自分の基準の中に入れられるか。

自分の基準とは
・アシストフックは、全て自作
・ロストはしないに越したことはないが、悪くても1釣行に1ヶ
・掛からないバイトは仕方ないとして、掛けられるバイトは70~80%掛ける。

そりゃ、ロスト0でヒット率100%が理想だけど、それは現実的な数字ではない。

掛かりやすい=地球や壁(牡蠣殻等)にも掛かりやすい=ロストし易い

という式が成立する以上、このギャップをどれだけ稼げるか。

その試行錯誤を繰り返してきたわけです。


勿論、現場だけではなく、机上の計算でも。

何故掛かるのか。

魚は当然の事ながら、牡蠣殻にも。

そして何故ロストするのか。

牡蠣殻に掛かってから、それを外すまでのシミュレーションを。

そこから導き出された答えを現場に持ち込み、「なるほどな」と。


話を戻すと、露呈した理由はロスト率の異常な上昇。

4シーズンの間に導き出したフックセッティングによって、ヒット率は格段に向上した。

自分にとって岸ジギとは、フォールバイトをヒットさせる事が全て。

フックアップした瞬間ボルテージが最高潮に上がり、その後は急速に終息する。

その点では正解を導き出せたのだが、その弊害がロスト。

1釣行に2~3ヶづつロストを繰り返してしまった為に、上記のようなテーマが生まれた訳です。


その答えを導くにあたって、最も参考になったのが、以前霜田さんに教えて貰ったセッティング。

ただ、これはヒット率とロスト率が共に上がってしまう代物。

オフショアならば全く問題無いだろうが、こと壁というファクターに対しては非常に弱かった。

最終的には、その一部をアレンジ(つか、一部を使って)したセッティングでやってみた結果



オーシャンドミネーターキーズ:40g(60cm)


シーライド:30g(58cm)


オーシャンドミネーターキーズ:30g(55cm)


あと1匹40ちょいを釣ったけど、先に釣った2匹が良型だったんで、即リリース。


ここまで釣るのに、しっかり出たバイトは5回。

その内の4回を掛けられた事に加え、ロストはゼロ。

因みにこの日(6/4)は南風暴風に加え、どん下げからの釣り。

岸ジギにとっては悪条件が重なった上での釣果だったので、上々ではないかな、と。

その翌日、ちょっと時間があったので家の近くでロストテストをやってみたが、それでも問題なし。

って事で、これが自分にとっての正解と言ってもいいだろう。

色んな方のアドバイスがあってこその話ではあるが、それだけこの釣りに対しての成熟度が上がったとも。


よって、今後岸ジギは、この形でただ楽しむだけの釣りにシフトしていこうと思う。
(その為、これまで作った大量のアシストフックが無駄に…新たに作り直さにゃならん(泣))

現在、釣果報告はfacebookでやっているので、このタグ「間違いだらけの岸壁ジギング」のログはこれにてほぼ終了となります。

元々「如何に間違った方向に進むか」をテーマに始めたもの。

その方向性が決まった事で、存続意義が無くなったとも言えるがw

まあ、何か目新しい事があったら書きますので、あくまで「ほぼ終了」です。

これまでこの場で色々なアドバイスをして下さった方々、ありがとうございました。

この場を借りて、お礼申し上げます。







あ、そうそう。ついでと言ってはなんだけど…





今年、初外道部活動!(爆)


竿の入魂を蟹で行う 外道部長様 は、やっぱり別格だぜw

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