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潮プランと産卵床キジハタ編

  • ジャンル:日記/一般
昨々年だったか?・・・苦戦した場所「デ-プ激流エリア」。
そしてボ-ズ爽快をくらった場所。
前回は中潮で訪れシンカ-を40g強まで重くして
挑んだが・・・スタッグのオンパレ-ド。
歯がたたなかった・・・。
その悔しさか?翌晩寝ていて、歯軋りをし奥歯を破損した。
そして・・・・歯医者でかぶせを入れてもらった
思い出があります(笑)。
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(写真は今回の2kgupです。)
そして何の因果か?先週50アップを取った翌日・・・。
その奥歯のかぶせが再び痛みを発した。
もちろん医者に駆け込みました。
これは?あの場所がボクを呼んでいると感じ・・・。
今回の土日はその場所へ再び立つこととなった。
潮は小潮・・・。
「苦手意識を克服するチャンスかもしれない」
現場に到着すると下げ潮でもうすぐ潮どまりを迎える様子。
まずは?
ボトムの地形から把握することにした。
実は前回は流れが速くその地形がわからないまま
終わってしまっているからだ。
作戦は?潮どまりからの上げ潮を狙う。
この半月の小潮の上げ潮は?
潮が早くなったり遅くなったりする傾向がある。
いくら激流の場所と言っても
潮どまりは少し緩む。
だから・・・
それまでにオスアコウのネスト(産卵床)を探すことにした。
探し当てた産卵床と思われる場所は4箇所。
この場所を方潮でロ-テ-ションさせる作戦を取った。
狙う防波堤は約50m外向き。
下げ潮の当たり方は?斜め45度に本流の潮が当たってくる様子。
これが上げ潮に変わり潮が流転すれば
小潮特有の緩む場所が何箇所か出てくる事を祈った。
また下げ潮時のチェックで常に潮が当たる場所も目視した。
それは防波堤の先端から斜めに本流がぶち当たる場所。
その先端から下流30mは根がかりが多くブレイクも近い。
それが上げ潮に変わったときもしも緩めば
ディ-プとは言えテキサスをピンスポットに送り込める。
この場所は?もっともランカ-に近い産卵床と推測した。
また、その箇所は探し出した4箇所の中の1つとなる事は
いうまでも無い。
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(写真はSクロ-バグ/正式名ス-パ-ベビ-クロ-バグ)
用意したのは?「ネスト撃ちルア-」
①17.5gテキサス+スクイ-と②14gテキサス+Sクロ-バグ。
①はスイムでバイトの出る箇所を定める役目(サ-チベイト)
②は①で感じたバイトの箇所を丁寧に攻める役目(食わせベイト)PS:チェックを入れたのが28gテキサスだった。

潮どまりを感じたのが防波堤下流部で流れが少し緩んだことを
察した。防波堤中央に移動し潮が左右に入れ替わる事を確認。
今のタイミングだと感じ先端のネスト(産卵床)を撃つ!。
先端は、まだ流れが速くボトムが取れないので21gのスクイ-で様子をみた。先端から30m下流にブレイクと岩で出来た起伏を感じ、そこでバイトを感じた。スクイ-のウエイトを17.5に変え
再び、その場所へ入れ込む。バイトを確実にするための工夫は?
ウエイトを軽くすることだからだ。
これで一本目を掛けた。
それは30cmくらいの成魚、メスだった・・・。
メスが居る場所はオスも居ると思い試行錯誤は続いた。

どんどん流れがゆるくなり流れは上げ潮の右から左の流れに変わった。このことで二枚潮も取れPEラインで魚信を取りやすくなったと感じアングラ-に有利なジアイの到来を確信した。
その潮を感じてから17.5gスクイ-のテ-ルがちぎられるバイトが連発する。その時ボクは感じていた。
スクイ-のスイム(リフト&フォ-ル)では乗り切らない百戦錬磨のつわものが、この場所で鎮座していると・・・。
しばらくポイントを休め(たばこ一服程度)。
次に14gsクロ-バグを投入する。
しかし、流れが再び速くなりノ-バイトの3流しが続く。
だから流れがゆるくなる瞬間を狙うことにした。
たばこをもう一服、しばらくポイントを休めそのときを待った。
再びSクロ-バグを投入するとボトムが明確にわかる。
「これだ・・・・・」
1流し目はスクイ-でバイトのあったブレイクラインから岩を
感じる箇所を感じた。
2流し目にその箇所でステイを試みた。
するとPEラインが流れの変化を感じた。
そうです次の流れの一発目が起こったのです。
このひと流しで取らないともうチャンスは無いかも知れない!
これがジアイとすればボクに取って好機!
そう感じボトムを小さくパンプしルア-をドリフトで移動させる。ルア-がブレイクラインから岩の先端に当たった感覚が
ロッドに伝わる。
しばらくステイさせ「食わせの間」を与えた。
次のリフトの瞬間「スコンっ!」。
ロッドにルア-が掃除機に吸い込まれたようなバイトを感じた。
かなり沖目なラインでのバイト劇なので用心して
スイ-プにあわせる。
あの硬いギブスなのでドラグセッティングは?
0ドラグ(800gセッティング)。
リ-ルを巻き取りながらポンピング。
ロッドを戻すときにドラグを締め込む。
これはランカ-を掛けた証拠。
ドラグを閉めこむ度にギブス78がどんどん曲がっていく。
そして現れた魚体はまるまるとした2kgフィッシュ!

まさに「人事を尽くして天命を待つ」言葉にふさわしい
ジアイを物にした瞬間でした。

 

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