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▼ ボラの話
- ジャンル:日記/一般
今日は釣りにもいけず暇なんでボラの話でも。
湘南でのリバーシーバスで欠かせない魚、それがボラ。湘南リバーの場合、バチ抜けが極めて小規模な為、春の釣りはボラの幼魚であるハクを喰ってるシーバスを追っかけ続ける事になる。
以前も話をしたけれど、湘南地域の場合、大体3月頃からハクが川に入り始める。
ちなみに、ボラの話をするときに、避けて通れないのが、ボラの適水温である。ボラは出世魚で、ハク(2~3センチ)→イナッコ(4~18センチ)→イナ(18~30センチ)→ボラ(30~40センチ)→トド(40over)となるんだけど、段階ごとに適温が異なる。
http://blogs.yahoo.co.jp/tokusonryu/23107575.html
段階ごとの適温については上記のブログに書かれているけど、ハク~イナッコ期は12~25度、イナの時期は15~18度、ボラ以上は10~30度となる。
このため、ハク~イナッコの時期は河川で過ごすのだけれど、イナになると海の深場の水温が安定している所に落ちてしまう。そして、成熟してボラになると、また河川に戻ってくる。18~25センチ位のボラが河川内にいないのはこのせい。
相模川の場合、3月からハクが河川に入り始めるけれど、この時期は河口周辺でやっと水温が12度位なので、ハクは河口周辺にしかおらず、水温が下がりすぎると海に戻ってしまう。
相模川の場合、ボラが遡上できるのは神川橋の所までなんだけど、神川橋の水温が12度を超えてくるのは4月中旬あたり。この頃になると、神川橋、目久尻川あたりでもハクを見かけるようになってくる。
5月になり水温が安定してくると、ハクは河川を遡上しはじめ、河口域からハクが抜け始める。相模川の場合、5月になってくると、ハクパターンで釣れるポイントが変わってくる。3~4月は下流~河口域が強いんだけど5月になると河口域は釣れなくなってきて、中流域であったり、支流内で釣れる事が多くなってくる。これはハクが成長して水温の上昇と共に川を遡上しはじめる事と関係している。
そして6月。この頃になるとハクは4センチ位まで成長し、イナッコと呼べるサイズになってくる。こうなると、イナッコパターンのスタートとなる。本格シーズンは7月からだけど。
夏本番になると、水温の上昇と共にイナッコ達は水温が低くて過ごしやすい河川中流域に集まってくるんだけど、その際、夜になるとシャローの葦原なんかに入り込み、朝になると出て行くという行動をするようになる。
この時、シーバス達はイナッコ達が葦原が出たり入ったりするタイミングで待ち伏せ補食する。全国的に有名なメソッドは朝マヅメのtopゲームでこのシャローに入ってきたシーバスをtopルアーで狙う奴。7~8月は朝マヅメで大きく潮位が動くことから、真夏のイナッコパターンと言ったら、朝マヅメのtopゲーとなる。
そして秋。10月も下旬になると、水温が落ちてくるんだけど、水温の低下と共に、イナッコ達の中に水カビ病になる個体が出てくる。この水カビ病にかかったイナッコはシーバスが喜んで食べる。落ち鮎と並んで、秋のシーバスの大好物カビボラ。その為、フローティングミノーのドリフトがこの時期は異様に強くなる。秋の大正義メソッド、ドリフト。これで釣れる奴はでかいのも特徴。
そして、イナッコ達は、秋も深まり水温が低くなる11月下旬~12月上旬になると、下げ潮で一旦海に出て上げ潮で川に戻るって行動をするようになる。これは、イナまで成長した後、水温が安定する海の深場に入る為の準備運動なのかもしれない。
この時期、河口周辺サーフでは下げ潮にのって海に出てくるイナッコを狙ってヒラメなんかが接岸してくる事が多い。そのため、大型ヒラメが河口周辺サーフで釣れたり、河口域で大型ヒラメが出たりする。実際、僕は去年の12月に相模川河口域でヒラメの68センチ釣ったけれど、あれはイナッコを喰いにはいってきた個体だと思っている。
そして、海水に馴染んだイナから海の深場に入り、翌年、30センチまで成長すると川に又戻ってくる。
湘南界隈のボラのライフサイクルと、それを利用した釣りはこんな感じ。
湘南でのリバーシーバスで欠かせない魚、それがボラ。湘南リバーの場合、バチ抜けが極めて小規模な為、春の釣りはボラの幼魚であるハクを喰ってるシーバスを追っかけ続ける事になる。
以前も話をしたけれど、湘南地域の場合、大体3月頃からハクが川に入り始める。
ちなみに、ボラの話をするときに、避けて通れないのが、ボラの適水温である。ボラは出世魚で、ハク(2~3センチ)→イナッコ(4~18センチ)→イナ(18~30センチ)→ボラ(30~40センチ)→トド(40over)となるんだけど、段階ごとに適温が異なる。
http://blogs.yahoo.co.jp/tokusonryu/23107575.html
段階ごとの適温については上記のブログに書かれているけど、ハク~イナッコ期は12~25度、イナの時期は15~18度、ボラ以上は10~30度となる。
このため、ハク~イナッコの時期は河川で過ごすのだけれど、イナになると海の深場の水温が安定している所に落ちてしまう。そして、成熟してボラになると、また河川に戻ってくる。18~25センチ位のボラが河川内にいないのはこのせい。
相模川の場合、3月からハクが河川に入り始めるけれど、この時期は河口周辺でやっと水温が12度位なので、ハクは河口周辺にしかおらず、水温が下がりすぎると海に戻ってしまう。
相模川の場合、ボラが遡上できるのは神川橋の所までなんだけど、神川橋の水温が12度を超えてくるのは4月中旬あたり。この頃になると、神川橋、目久尻川あたりでもハクを見かけるようになってくる。
5月になり水温が安定してくると、ハクは河川を遡上しはじめ、河口域からハクが抜け始める。相模川の場合、5月になってくると、ハクパターンで釣れるポイントが変わってくる。3~4月は下流~河口域が強いんだけど5月になると河口域は釣れなくなってきて、中流域であったり、支流内で釣れる事が多くなってくる。これはハクが成長して水温の上昇と共に川を遡上しはじめる事と関係している。
そして6月。この頃になるとハクは4センチ位まで成長し、イナッコと呼べるサイズになってくる。こうなると、イナッコパターンのスタートとなる。本格シーズンは7月からだけど。
夏本番になると、水温の上昇と共にイナッコ達は水温が低くて過ごしやすい河川中流域に集まってくるんだけど、その際、夜になるとシャローの葦原なんかに入り込み、朝になると出て行くという行動をするようになる。
この時、シーバス達はイナッコ達が葦原が出たり入ったりするタイミングで待ち伏せ補食する。全国的に有名なメソッドは朝マヅメのtopゲームでこのシャローに入ってきたシーバスをtopルアーで狙う奴。7~8月は朝マヅメで大きく潮位が動くことから、真夏のイナッコパターンと言ったら、朝マヅメのtopゲーとなる。
そして秋。10月も下旬になると、水温が落ちてくるんだけど、水温の低下と共に、イナッコ達の中に水カビ病になる個体が出てくる。この水カビ病にかかったイナッコはシーバスが喜んで食べる。落ち鮎と並んで、秋のシーバスの大好物カビボラ。その為、フローティングミノーのドリフトがこの時期は異様に強くなる。秋の大正義メソッド、ドリフト。これで釣れる奴はでかいのも特徴。
そして、イナッコ達は、秋も深まり水温が低くなる11月下旬~12月上旬になると、下げ潮で一旦海に出て上げ潮で川に戻るって行動をするようになる。これは、イナまで成長した後、水温が安定する海の深場に入る為の準備運動なのかもしれない。
この時期、河口周辺サーフでは下げ潮にのって海に出てくるイナッコを狙ってヒラメなんかが接岸してくる事が多い。そのため、大型ヒラメが河口周辺サーフで釣れたり、河口域で大型ヒラメが出たりする。実際、僕は去年の12月に相模川河口域でヒラメの68センチ釣ったけれど、あれはイナッコを喰いにはいってきた個体だと思っている。
そして、海水に馴染んだイナから海の深場に入り、翌年、30センチまで成長すると川に又戻ってくる。
湘南界隈のボラのライフサイクルと、それを利用した釣りはこんな感じ。
- 2016年6月7日
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