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岡林 弘樹(オカバ)
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▼ アジア放浪記最終回「Horizon」
アジア放浪記最終回「Horizon」
※今回は少しだけショッキングな写真があったりします。
結局午前中では魚は釣れず。
一旦、釣り具を置きにゲストハウスに帰る。
その後、調べてて気になったとある場所に行ってみる事にした。
ワット・トメイ
通称:キリングフィールド
戦争遺跡を多く残す寺院だ。
カンボジアのプノンペンのキリングフィールドが有名ではあるが、ここシェムリアップにも同じような場所がある。
比較的、街の中から近く、ゲストハウスからも自転車で行ける距離だった。
到着すると、装飾鮮やかな門が姿を現した。
入場料は無料。
そのうえ自転車のまま寺院内に入れる。
とりあえず邪魔にならない位置に自転車を停めて、寺院内を散策する。
寺院内は思った以上に小さかった。
金色を基調とした建造物が立ち並ぶ。
中には戦乱時の資料が立ち並んでいる。
ポルポト政権下当時の写真が使用された説明。
生々しい部分も多く、思わず目を引かれてしまう。
そして、寺院内で取り分け目を引くのはこの建物。
ポルポト政権下で行われた、有識者を中心とした国民大虐殺。
この建物には、四方にその被害者の遺骨がぎっしりと納められている。
物憂げな表情にも見える骸骨は揃ってこちらを向いている。
虐殺。愛する人や大切な物を残して命を奪われた人も多かっただろう。
心象風景が目の前の骸と交わって、現実的なイメージに切り替わった。
負の遺産を、このように目に見える形で、しかも心に残る方法で展示している事に関心しつつ。
寺院内はこれ以外の見どころが少なく、1時間もしないうちに観光が終わってしまった。
なので、先ほど釣りをしていた川を沿って下ってみる事にする。
下流に下れば下る程、釣り人も多くなった。
魚が釣れているシーンも徐々に見かけ始める。
そんな風景を見つつ走っていると、追い込み漁をしている現場に遭遇。
すごい・・・。
結構ハードな汚染なんだが・・・。
人が泳ぐと、巻き上げられた泥の科学的な匂いが、遠く離れた土手の上にいる自分まで漂ってきた。
しかし、追い込み漁なら獲物を見てみたい。
上がってきた所に駆け付け、捕った獲物を見せてもらうことにした。
一番はじめに目についたのは
タイヤトラックスパイニーイール
なんだろう。
スリースポットグラミーかな。
こんな感じの魚がドッサリと袋に詰められていく。
他にも見たかったが、忙しそうなので邪魔は出来ない。
掘り返すのも悪いしこの辺でやめておくことに。
一応、魚も見れたし。
のんびり帰路についた。
やたら水辺に追いやられる牛達。
ちょっと動くと上にいる犬に吠え散らかされて大変そう。
日が傾き始めた水辺。
随分と涼しくなった。
一度ゲストハウスに戻り、荷物を置く。
今日はカンボジア最後の夜だ。
賑やかな通りで楽しんで帰ろう。
いつもは店とかを調べずにフラつくことが多いけど、今回はちゃんと調べようと思った。
そして行き着いたお店。
レッドピアノというお店。
結構有名なお店で、早い時間なのになかなかの混み具合。
そして、ここで食べたロックラック。
めっちゃくちゃ旨い。
値段は他のところより高めではあるが、お金を出してでも食べたい一品だと思った。
この味が忘れられないので、またカンボジアに戻ってきてしまいそうだなぁ。
今日もパブストリートは賑やかだ。
ハッピーアワーの0.5ドルビールは人間を狂わせる・・・。
程々に飲みつつ。
少し歩いてやってきたのはこちらも観光スポットのナイトマーケット。
東南アジアではこんなナイトマーケットが何処にでも存在している。
そして売っている物もあまり変わらなかったりする。
まぁ、それなりに楽しいモノが置いてあったりするのでいつも寄ってしまうのだが・・・。
ナイトマーケットを回り終えて、そのまま宿に帰る。
明日は早朝からのフライトだ。
遅れないように起きないとなぁ。
空港行きのトゥクトゥクを予約し、荷物を片付けたてすぐに眠りに着いた。
翌日。
無事に空港行きのトゥクトゥクの乗り込む。
地平線に、この旅で最後となる朝日を見た。
肌寒い風の向こうに、暖かみのある太陽がゆっくり昇ってくる。
旅の始まり、シンガポールの水辺で見たあの朝日とリンクしていた。
遅延も無くフライトした飛行機。
眠りに落ちる前に、今回の旅を思い出す。
人との出会いも
旅路の景色も
忘れられない魚達も
目に焼き付く歴史も
旅があってこそ。
自分であってこそ。
旅は自分次第だ。
どうだってなんだってなる。
そこで得たものを
どう捉えるかも自分次第。
この旅の終着点が
僕にとって価値があるかはこれから分かるから。
だから、もっと前に進みたいって思う。
日常という「旅」に少しだけ飽きた人へ。
なんとなく、このブログが心に残って頂ければ幸せです。
なんつってw
ではまた次回。
アジア放浪記~完~
※今回は少しだけショッキングな写真があったりします。
結局午前中では魚は釣れず。
一旦、釣り具を置きにゲストハウスに帰る。
その後、調べてて気になったとある場所に行ってみる事にした。
ワット・トメイ
通称:キリングフィールド
戦争遺跡を多く残す寺院だ。
カンボジアのプノンペンのキリングフィールドが有名ではあるが、ここシェムリアップにも同じような場所がある。
比較的、街の中から近く、ゲストハウスからも自転車で行ける距離だった。
到着すると、装飾鮮やかな門が姿を現した。
入場料は無料。
そのうえ自転車のまま寺院内に入れる。
とりあえず邪魔にならない位置に自転車を停めて、寺院内を散策する。
寺院内は思った以上に小さかった。
金色を基調とした建造物が立ち並ぶ。
中には戦乱時の資料が立ち並んでいる。
ポルポト政権下当時の写真が使用された説明。
生々しい部分も多く、思わず目を引かれてしまう。
そして、寺院内で取り分け目を引くのはこの建物。
ポルポト政権下で行われた、有識者を中心とした国民大虐殺。
この建物には、四方にその被害者の遺骨がぎっしりと納められている。
物憂げな表情にも見える骸骨は揃ってこちらを向いている。
虐殺。愛する人や大切な物を残して命を奪われた人も多かっただろう。
心象風景が目の前の骸と交わって、現実的なイメージに切り替わった。
負の遺産を、このように目に見える形で、しかも心に残る方法で展示している事に関心しつつ。
寺院内はこれ以外の見どころが少なく、1時間もしないうちに観光が終わってしまった。
なので、先ほど釣りをしていた川を沿って下ってみる事にする。
下流に下れば下る程、釣り人も多くなった。
魚が釣れているシーンも徐々に見かけ始める。
そんな風景を見つつ走っていると、追い込み漁をしている現場に遭遇。
すごい・・・。
結構ハードな汚染なんだが・・・。
人が泳ぐと、巻き上げられた泥の科学的な匂いが、遠く離れた土手の上にいる自分まで漂ってきた。
しかし、追い込み漁なら獲物を見てみたい。
上がってきた所に駆け付け、捕った獲物を見せてもらうことにした。
一番はじめに目についたのは
タイヤトラックスパイニーイール
なんだろう。
スリースポットグラミーかな。
こんな感じの魚がドッサリと袋に詰められていく。
他にも見たかったが、忙しそうなので邪魔は出来ない。
掘り返すのも悪いしこの辺でやめておくことに。
一応、魚も見れたし。
のんびり帰路についた。
やたら水辺に追いやられる牛達。
ちょっと動くと上にいる犬に吠え散らかされて大変そう。
日が傾き始めた水辺。
随分と涼しくなった。
一度ゲストハウスに戻り、荷物を置く。
今日はカンボジア最後の夜だ。
賑やかな通りで楽しんで帰ろう。
いつもは店とかを調べずにフラつくことが多いけど、今回はちゃんと調べようと思った。
そして行き着いたお店。
レッドピアノというお店。
結構有名なお店で、早い時間なのになかなかの混み具合。
そして、ここで食べたロックラック。
めっちゃくちゃ旨い。
値段は他のところより高めではあるが、お金を出してでも食べたい一品だと思った。
この味が忘れられないので、またカンボジアに戻ってきてしまいそうだなぁ。
今日もパブストリートは賑やかだ。
ハッピーアワーの0.5ドルビールは人間を狂わせる・・・。
程々に飲みつつ。
少し歩いてやってきたのはこちらも観光スポットのナイトマーケット。
東南アジアではこんなナイトマーケットが何処にでも存在している。
そして売っている物もあまり変わらなかったりする。
まぁ、それなりに楽しいモノが置いてあったりするのでいつも寄ってしまうのだが・・・。
ナイトマーケットを回り終えて、そのまま宿に帰る。
明日は早朝からのフライトだ。
遅れないように起きないとなぁ。
空港行きのトゥクトゥクを予約し、荷物を片付けたてすぐに眠りに着いた。
翌日。
無事に空港行きのトゥクトゥクの乗り込む。
地平線に、この旅で最後となる朝日を見た。
肌寒い風の向こうに、暖かみのある太陽がゆっくり昇ってくる。
旅の始まり、シンガポールの水辺で見たあの朝日とリンクしていた。
遅延も無くフライトした飛行機。
眠りに落ちる前に、今回の旅を思い出す。
人との出会いも
旅路の景色も
忘れられない魚達も
目に焼き付く歴史も
旅があってこそ。
自分であってこそ。
旅は自分次第だ。
どうだってなんだってなる。
そこで得たものを
どう捉えるかも自分次第。
この旅の終着点が
僕にとって価値があるかはこれから分かるから。
だから、もっと前に進みたいって思う。
日常という「旅」に少しだけ飽きた人へ。
なんとなく、このブログが心に残って頂ければ幸せです。
なんつってw
ではまた次回。
アジア放浪記~完~
- 2018年10月31日
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