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岡林 弘樹(オカバ)

大阪府

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アジア放浪記Vol7「パイロットフィッシングプール」

アジア放浪記Vol7「パイロットフィッシングプール」



































ピーギン達とバラマンディ釣りに行った翌日。
早朝の空気が漂うゲストハウス。


この日がフリーで動ける最後の日だ。


泊まっていたゲストハウスは今日でチェックアウトしなければならない。
このまま居ても快適すぎて引きこもっちゃいそうだし。







クーラーの効いた共有スペースでコーヒーを飲みながら、今日の交通手段をチェックする。


そう。
今日はバンコク市内郊外にある
「PILOT111 FishingPool」
に行こうと考えていた。


もはやタイの釣堀の代表格とも言えるパイロット。
スター級のアジアンフィッシュ達がまとめて釣れる釣堀として有名だ。
自分も、昔から何かと行く機会が多い釣堀だった。




















交通費節約の為、近くまでは列車で行ってみる事にした。


フアランポーン駅からMRTに乗り、マッカサン駅で乗り換え。
エアポートリンクでスワンナプーム空港よりひとつ手前のラトクラバン駅まで向かい、そこで降りた。


ここまでトータル80バーツくらいだったと思う。
タクシー移動よりは安いが、やっぱり時間も掛かるし乗り換えもメンドクサかった・・・・。








ラトクラバン駅からタクシーを拾う。


ちなみにタクシーでパイロットに行こうとすると、大体の運転手は場所が分からない or 迷うパターンになる。


その場合、運転手が直接パイロットへ電話し、場所を確認してもらうほうが早い。
なので、パイロットの「電話番号」を控えてタクシーに乗るのがスマートだ。


もちろん、もれなく今回も電話するパターンになりました。


今回のタクシーは迷いまくった挙句、犬を轢きそうになってたけどね。




















トータル2時間ほどかけて、市内西側からパイロットまで辿り着いた。
タクシーが200バーツ程度、トータルで見れば300バーツくらいだ。
市内からタクシー1本で行くのに比べ、半額くらいにはなったけど・・・。
労力が3倍くらいになってる感じするな。


割とメンドイのでオススメしません。
二人以上なら、タクシーのほうが安くなりそうだし。




















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「PILOT111 FISHINGPOOL」


いえーい。
着いた。
2年ぶりに来たぜ。



なんかフロントがめっちゃ綺麗になってる。
設備も少しずつ整ってきてるし。


それでも、値段は変わらず一日500バーツ。
値上げされてなくてちょっとだけ安心した。
しかし、この快適さの割りに料金は安いよね。

















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平日の朝だけあって、流石に人が居ない。



ほぼ貸切のような園内だ。
池では活性の高まった魚達が盛んにライズしている。




朝はゴールデンタイムに間違いないので、速攻で準備を終わらせて釣り開始!





















まずはバラマンディ池。
昨日、かなり苦労して釣ったバラマンディを、釣堀レベルでポンポコ釣る快楽を味わいたい。


しかも昨日と同じ釣り方で。
それがやりたくてパイロットに来たようなもんだった。





早速、昨日と同じメタルバイブを付けて遠投。




ボトムを取り、ルアーを跳ねさすようにシャクった2回目。
スポンと吸い込まれるバイト!




「ジッ!」とドラグが出るくらいに合わせを入れて、そのまま魚とファイト開始!




気持ち良いな~。
これがやりたかったんや!




エラ洗いするバラマンディ。
引きを楽しみつつ、無事に1匹目を水揚げ完了。









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やはり愛しのパイロットは裏切らない。







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※タックルデータ※
ロッド:TULALA TravelSpinLight200
リール:シマノ2500番
ライン:PE0.8号+20LBリーダー
ルアー:マイクロメタルバイブ






同じ様にやり続ければ、5投に1回くらいのペースでバラマンディがヒットしてくる。



楽しいぞ!




他の釣堀からすると、比較的プレッシャーの低い部類に入るパイロット。
(ピーギンも一番釣れる釣堀はパイロットって言ってた。)


しかし。
踏み外すとやはり痛い目を見そうな感じはある。
大きいルアーしかなかったり、食わせのタイミングを掴めなかったりすると全然釣れないこともある。



特にバラマンディはそんな感じ。



「怪魚」のイメージを持ってきた人は、想像以上に釣れ方が派手じゃないな。って思う人も多いんじゃないでしょうか。


しかし、僕的にはややフィネスで大人しいパイロットがちょうど良かったりします。




























5~6匹釣ったところで、なんか腹が減ってきた。
朝ご飯食べてないし。
何か食堂で食べることにしよう。









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朝ガパオ。
旨過ぎる!

パイロットのご飯は美味しかったような記憶があったけど。
こんなに美味しかったのかと感動。


その辺の飯屋より全然美味しい。
釣堀の飯屋なのに。





















さて、お腹も膨れたし釣り再開です。







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ご飯をゆっくり食ってたら、すっかり日も昇ってしまった。

暑いぜ。
タイの日差しはやっぱり強烈だ。

そんな時は、小屋に入って釣りをする戦法。

この小屋は水際に設置されているので、日陰に居ながら座ってルアーを投げることができる。

そして、これでも十分に魚が釣れる。

まさに快楽しかない小屋である。








日陰サイコー!とテンション高めに投げていたトップにバコォン!!と激しいバイト。


不意打ちすぎて焦るww



ロッドがバットまで絞り込まれ、適当に締めたドラグがシュルシュル出て行く。














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※タックルデータ※
ロッド:Jetslow×TULALA JetSetter61C
リール:シマノ150番
ライン:PE2号+40LBリーダー
ルアー:ペラルアー






お目見えしたのはトーマン。
タイ名はシャドー。
パイロットに来たら1回は釣っておきたい魚だ。














トーマンの顔も見れたし移動。
隣の池にルアーを投げてみると・・・。








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良型のバラマンディがヒットしたり。













また違う池では・・・。







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※タックルデータ※
ロッド:Jetslow×TULALA JetSetter61C
リール:シマノ150番
ライン:PE2号+40LBリーダー
ルアー:ワーム





チャオプラヤキャットフィッシュ(タイ名:プラーテパー)
しれっと15kgくらいあったので、ファイトがマジで大変でした。


昔は手のひらサイズでキュートだったテパーも・・・。
今はとっても巨大に成長。




テパーは、オイニーがゴイスー系ワームを太軸の針にぶっ刺して放置しとけば釣れます。
シャーーーッ!ていきなりラインが走るので結構ビビる。
ロッドを持っていかれないよう注意が必要だ。



ちなみにミノーなんか投げちゃうと、スレ掛かって大変なことになります。
並のロッドだと、これ一生ファイト終わらんのちゃう?と思ってしまう程に大変なので・・・こちらも注意です。

























時刻は正午を回ったところ。
またお腹が減ってきた。
今度は違うものを食べてみようと、一旦竿を置いてご飯タイム。





食ってばっかりだな・・・。








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今回はパッタイを注文。
量がめちゃくちゃ多い。



しかし、やっぱり何食べても美味しいな。
パッタイの生もやしカリカリするの堪らんのだ。



















昼からは、ひたすらバラマンディを狙うことに。



朝にやってた方法を基準にしつつ。
魚が渋り始めたときは、リフトのテンポアップやボトム放置など、工夫すれば割とペース良く釣れてくれます。






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釣れる~。




やはり信頼のメタルバイブ。
疲れない程度に魚を連れてきてくれるぜ。



昼からは、結局こんな感じで20本以上のバラマンディを水揚げすることが出来た。



結構ライトなタックルなので、ファイトが本当に楽しい。
歯への対策としてリーダー20lb以上にすれば、メインがPE0.8号でも十分やり合える。



なかなかCHILLなひと時だった。























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しかし、少し天気が悪くなってきた。
遠くでは黒い雨雲が空を覆い、雷もゴロゴロし始めている。



気付けば、大粒の雨がポツポツと降ってきてしまった。



時刻は17時。
パイロットは18時閉園だし、そろそろ釣りも終わりかなぁ・・・。









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雨が本降りになる前に、お別れフィッシュを1本水揚げ。
これを最後に納竿することに。





















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帰る準備をしている間に雨が本降りになった。




今回、フラッと来た感じのあるパイロットだったけど。
思った以上に良く釣れた。



旅の半ばで最高の息抜きが出来た。




ここからは、来た時と同じルートでフアランポーン駅に戻り、そこから国鉄に乗り換えてドンムアン駅を目指す。




明日の予定を考えて、今晩はドンムアン空港の近くに宿を取ったのだ。




どしゃ降りになったパイロット。
迎えに来てくれたタクシーに飛び乗って帰路につく。




















フアランポーン駅に到着。
次の列車が最強にランクの高い列車で、300バーツくらいかかるって言われてしまった。
仕方ないので、1時間後に発車する3等列車のチケットを購入。

たしか15バーツくらいだったと思う。













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列車の車窓から外を眺める。
街路灯が電車のスピードに合わせて通り過ぎていく。






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21時前だというのに、乗車率はかなり高かった。
家族連れが弁当を食べていたり、団欒の空気が漂っていた。


なかなか旅情緒溢れる空間。
蒸し暑い空気も異国感を演出していた。
















1時間ほどでドンムアン駅に到着。





ドンムアン駅から今日の宿までは徒歩で向かう。
予約サイトには「歩いて15分ほど」と書いてある。


が、15分歩いても辿り着かない。


おまけに野良犬が多い。



何もしてないのに、突然野良犬が怒り狂い襲い掛かってくる体質を持つ私としては嫌なシーンである。



案の定、遠くから警戒感溢れる感じで吠えられる。



「…ギャンギャンギャンギャン」



こ、怖くねぇから・・・。




極力、存在感を消しつつ・・・。
幽鬼の如く歩き続け・・・。








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無事到着。


ほんとリアルバイ○ハザードやめてほしいなぁ・・・。



そして、タイに行こうと考えている皆様へ。
夜道の野良犬は本当に危険なんで気をつけてくださいね。


ナニにそんなイライラしてるのか分かんないけど、ワンちゃん達すげー怒ったりするんで・・・。


しかし、なかなか小綺麗なゲストハウスだ。
利用者も多そうだ。


ひとまず無事に着いたことにホッとしつつ。
コンビニで買ったビールとハンバーガーで乾杯だ。




明日は日本から2名の戦友が来泰。
久々にガイドを依頼する「あの方」と一緒に、懐かしのアノ場所へ行く予定だ。



このアジア放浪が始まった時から、この釣行が今回のハイライトになる予感がしていた。
その期待通り、間違いなく楽しい釣行になった。



次回、そんなタイ終盤戦。
カオレムダム編を更新していきます!







アジア放浪記Vol7「パイロットフィッシングプール」~終~
次回へ続く・・・

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