北陸に着いた時のお話。
動画撮影なので、カメラは要らないんだけど
一応車開けたときにチェックしました。

そしたら…ないんです。
一眼デジが。ワタクシとセットでいつも一緒な相棒。
外で寝るときは枕にしてる(真似しないでください)ような
愛しいヤツです。

最後に使ったのは武蔵さんがウチで娘を抱っこした写真。
中にあるデータはこの写真だけです。
家に電話しましたが、ないとのこと。

そのあとに行った場所といえば近所の川、
でもどこもカメラを使う場所はありませんでした。
んで、その晩は事務所にも行ったから
事務所に電話。ありません。

もちろん現在地が北陸でなければ
即刻川見に行って、地元の警察署にいくべきところ。
ですが、どうにもできず帰宅。
まっすぐ事務所へ。
やっぱりない。

んでもって、事務所でもう一つのショッキングな話を聞かされる。
「もう一個のほうの一眼デジ、バスボートの取材してたら水で壊れました…」
貴様！反省の色が見えん！
と怒ろうにも、一個目をワタクシが紛失している以上は
J-WALKバリに何も言えません。…夏。

バスボート経験の浅い人間だったのに、
注意しなかったこっちのせいかもしれません。


ただただ次の一手を考える。
・キーファンおやぢさんに借りる
・新しいのを買う
・コンパクトデジカメで乗り切る

財布の中には500円玉。釣りのアレなのでお金なんてありません。
どれも無理です。切羽詰まり過ぎです。

少なくとも再来週の北海道では必要ですが、
三週間も借りるとなるといざというときに絶対保証できません。

会社でカメラを買ってくれるかどうかを検討中。
理由は『換え時だった』これを前面に押し出しで(爆)。
本体はD60で構わないのですが、電池パックとレンズが高い。
安く揃えても8万近いシロモノです。

まずは明日警察行って届け出してみます。

フリッパーズギターのカメラ!カメラ!カメラが
頭の中をグルグル中。

そういえば、学生の頃、北海道西別川の橋の上にカメラを忘れた記憶が甦りました。
エベコロベツ上流で初イトウ釣ったフィルムが入ってたんだ…。
カメラは父親のニコンのコンパクトでした。

消えた思い出は帰って来ない。
いくら塗りかえ直しても、最初の魚の感動には変えられないんです。
それを当時思い知ったから、誌面のプロフィールで『ハジメテの一尾』って
十年も書いてるんですけどね。

まさかまたなくすとは…。合掌。
あのカメラが一番好きだったのになあ。