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小川健太郎

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小川健太郎釣りペイジ


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Myタックルの話その1

  • ジャンル:釣り具インプレ
  • (釣り?)
無人島に持って行ける釣り具、ひとつだけだったら…
そんなことを考えてみて下さい。
どの釣り具が一番大切か。
そこからタックル考ははじまります。

竿
リール

ハリ
オモリ
エサ(またはルアー)
サルカン

さあ、どれでしょう。

ありえないのはサルカン(笑)とリール、オモリです。

七人でひとつづつ持って無人島にわたる企画を考えたことがあって
島で出会う一人一人が力を合わせて食料を確保する話なんですが
そのときに笑いのネタとしてサルカンが仲間はずれになる、という
流れを発案してました。

島の条件は気候温暖、魚は豊富、外敵らしきものは特にナシ、ということにして
魚で食いつなぐとしたら、どれでしょう。

答えは糸、ラインですね。

ハリと糸で悩む方もいらっしゃるかと思いますが
実はハリは木の枝からでもスタートできます。
エサはそのへんの貝なんかで十分です。

無人島バリの作り方は、2cmほどの枝の両端を
折り方などで工夫して軽くとがらせます。
真ん中に岩のエッジ等で切り込みを入れ
くぼみを作り、糸を結びます。
糸から枝でTの字になれば正解。
後は貝などを刺して仕掛け、呑ませるだけです。
一尾釣ればあとはその魚の骨を使って…

って…
ワタクシが言いたいのはこんな話じゃなくて

リールにお金をかけるな、ということです。
限られた予算があって釣り具を買うのであれば
リールは安くていいと思います。
というか、安リールでパーツも修理も安く揃えて万全をはかってください。
もちろん道楽で道具を揃える楽しみのためであれば
特に何も言えませんが、
高価なリールの修理代金を考えるとオススメできません。

リールの重要性はドラグ性能とかではなく
1修理代またはパーツ代
2修理代またはパーツ代
3修理代またはパーツ代
4定価
5性能
です。釣り場に立つ回数が多い人ほど。

ワタクシがバイオマスターを使うのはそういう理由です。
釣りに行く回数、常にガイドなどを立てずに一人で探し続ける、となると
過酷な条件も増えてきます。
砂、崖、岩場。落ちることも投げることもあります。
こんなときにステラが何の役に立つのでしょうか。
新しいナスキーを数台用意しておくほうが100倍使えます。

今度ステラ買うときは新型ナスキー買ってその差額を旅費に充ててみて下さい。

プロのパフォーマンスは迅速な支給あってこそです。
ワタクシはプロでもないし、高額な支給は借り物のZPIステラが一台だけ。
広告的な写真を撮ったりするときのミッション用です。
あとはすべて断っています。その理由は『真実から遠すぎる』から。
竿や糸、ルアーは高額なものも多いですが、それなりに必要な場面はあります。
ところがリールにはそれがない。

もちろんステラ等が売れれば、ナスキー等の下位機種の開発費も充実するので
自動車業界と同じように、高額のものをお客様が購入されてこそ
業界が成り立っていくのはわかります。
ただ、本当の釣り人が命をかけて夢の魚に挑む、というだけのシンプルな話に
商売を持ち込むのはどうかと思うのです。

命をかけていなくとも、釣りは道具じゃない、ということは
誰もがわかっています。1980円のセットでも、釣れてしまうのです。

だから、だからです。
高額スピニングリールの話は僕に振らないで下さい。
今まで高額リールでいいことなんか、何ひとつなかったんですから(笑)。
リアルに怪我したことが何回かあるだけ。
バイオと新ナスキーで修理代もパーツ代も十分ワタクシの身の丈です。

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