プロフィール

小川健太郎

南極

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2024/4 >>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

検索

:

QRコード

ogawakentarou twitter

ツララjp

小川健太郎釣りペイジ


counter_img.php?id=89031498

大胆で繊細な釣り

  • ジャンル:日記/一般
  • (生活)
一昨夜のガイドは武蔵さんでした。
ミッションは『5時間で南紀ヒラスズキ釣って、かつ朝に帰る』という過酷なもの。
この釣りはシラス~稚アユのパターンで彼らの餌が小さいため、
メバルのタックルで挑むことになります。耐えるなら50センチまでです。
ところが居るサイズは巨大で、基本的に80センチ超えます。
中にはどう見てもメーター超える世界記録級が混じってます。

でも釣り方は二人がかり。記録の申請は不可能なんですね。
どうやって釣るかというと、クリアのワームを細いハリに刺し、1人が竿、もう一人がそれを持って忍び足で100m歩きます。
夜の明かりと影の境目に居るので、常夜灯に影を落とさないように。
最後に糸にテンションかけて影との境目にルアーを落とします。

で、もう一人がゆっくり巻いてくるわけです。
実はこちらにもテクニックが必要で、最初の送り出し時のテンションが弛むと陸地に糸が引っかかったり、風でコースが乱れます。
さらに、長い距離をウルトラライトな仕掛けで巻いて来るので、スピードコントロールが非常に困難です。

一方、仕掛けを運んだ側は、また忍び足で帰りつつ、タモ網をセットします。
掛かったあとにスムーズなランディング。という流れです。

残念ながら誰も最後まで達成できてはいません。
やはり仕掛けが細いからです。
魚そのものは決まった場所に浮いているので、目の前数十センチで見ることもできますが、ここから何を投げても無視されます。
(スラージャコの透明で食う確率がある、という程度)

武蔵さんは連発で掛けましたが、全てハリが伸びたり外れたりしてついに釣れず。
一尾だけ60後半クラスが手前まで寄りましたがこれもハリ伸ばされました。

最初の糸の送り出し時、二人とも腕をフルに伸ばして動きます。
風向きと糸のテンションの関係です。
大の大人が二人がかり、全身使って動くクセに『繊細な釣り』というのがかなり新しい釣り方ですね。
しかも記録級が釣れても二人で釣った魚は申請できないという(笑)。


夜明け前、灯りの影が薄くなったため、カサゴ狙いに切り替え。
鬱憤を晴らすかのごとく連発してました(笑)。

写真他は武蔵さん&知行さんのブログ『あこがれるっす(3月15日♯オガケン)』をご覧ください!

コメントを見る

小川健太郎さんのあわせて読みたい関連釣りログ